ベネチア カルネヴァーレ2011編 その9
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続きです。 王道を行く、という感じのカップル。でも、こういうのって、ちょっと文化祭っぽいというか、やはり本物の重厚な布地を使った仮装を見てしまうと、ちょっと見劣りしてしまうんですよね〜。カップルで、白と紺と色だけ違えてスタイルは同じって言うのもいいんだけど、多分この紺の色目がちょっと陳腐なのかな〜。 この三人組、多分、ストーリーがあると思うんですよね、寓話とか童話とか。でも、それが普遍的に分からないだけに、ちょっと痛い。衣装そのものですっごくがんばっていて、その上に、こうやって演技もしっかり要所要所でやっているので、注目度は高いんですが、テーマが分からないとインパクト弱いんですよねぇ。 好ましいのは全仮面、つまり目の周りだけではなくて顔全体を隠すタイプ。だって、顔が少しでも出ると、本来のその人の姿がちょっと見えてしまって、興ざめなんですよ。でもこの水色の淑女は、あまりの美しさに、それもありかという感じ。動物きぐるみの子供が、親に押し出されるように記念写真。後の方にいる怪しい仮装の方も、偵察状態。 この方、ブドウを全身にまとって、ワインのグラスも持って。全体に決して大金をかけていない素材なんですが、テーマが明快で好感が持てます。とはいえ、軽薄なピンクじゃなくて、ワインレッドにしてほしかったかな〜。 これはどうでしょう。 こうしてみると色合いは地味ですね。銀と紫。でもカップルとしての完成度は高かったような。ちょっと派手なこういう演出を絶えずしているのも、なんと言うか、心得ていますよね、舞台を。 とてもリミテッドな経験者的に言えば、演技は、仮面もかぶって自分じゃない人物になっていることでもあるし、時間が経つにつれて慣れる部分もあるものですが、演技をするのは、基本的にはこっぱずかしいもんです。気持ちよくなる部分も確かにあるとはいってもね。この人たちは、完全にそこで酔っていますよね〜。それはそれであり。 |


