|
以前、マスコミ各社が報じたアンケート世論調査の不可解な点について述べた。
巷では一連の検察の小沢捜査により、民主党に打撃を与え、相次ぐ地方選挙の惨敗に繋がっているとの見方も存在する。
しかしその一方で自民党は一気呵成に攻勢に出ると思いきや、相次ぐ「谷垣降ろし」の惨たらしい内紛劇を演じている。
桝添に続き谷垣総裁に反旗を翻した与謝野に対し、勉強会において尾辻参議院会長が突然現れ、「いいかげんにしろ!」などと怒鳴り散らしたとされ、また与謝野は月刊誌の中で、「ふ抜けた質問」に失望し「新党への思いを強くしていった」と胸中を明らかにしており谷垣に辞任を迫ったと報じられた。
私には谷垣に劣らず与謝野も、鳩山邦夫証言を真に受けた「腑抜けたピントのずれた質問」をしているように思え、とても谷垣を批判できる立場にないと考える。
いずれにせよこうした内紛の原因は自民党の弱体振りを露呈しており、とてもマスコミが伝えるような民主・自民拮抗状況は現状において感じ取れない。つまり「政治とカネ」で政権を攻め立てたはずの自民党に焦燥感が溢れているように思えてならないのである。
これからもマスコミのネガキャンは止まることはないと思うが、当の自民党が内部崩壊しているようでは守旧派利権の復活は望み薄と断じざるをえないであろう。
≫
自民・尾辻参院会長、与謝野元財務相の勉強会に現れ「いいかげんにしろ!」などと激怒
(03/11 17:47 FNNニュース)
11日午後、「谷垣執行部」への批判を続ける自民党の与謝野元財務相の勉強会に、尾辻参議院会長が突然現れ、「いいかげんにしろ!」などと怒鳴り散らした。
尾辻参院会長は「経済財政諮問会議で、何て言った!? いいかげんにしろ! どの面下げて出てきたんじゃ、ばかもの!!」、「いやいやいや、言わないかん、こいつには。絶対言わないかんよ、こいつには」と怒りをあらわにした。
怒鳴り終わったあと、尾辻参院会長は「言うべきことを言っただけだ」と、吐き捨てるように言い残してその場を去った。
関係者によると、与謝野元財務相が会合のゲストにかつて社会保障費の削減方針を提唱し、尾辻参院会長と激しく対立した東京大学の吉川 洋教授を呼んだことに反発したとみられている。
与謝野グループの議員は11日、FNNに対し、大島幹事長、谷川参院幹事長と並んで、「尾辻参院会長を代えなければ、とても参院選では勝てない」と述べており、今後、自民党内の対立はさらに激しさを増す可能性が出てきた。
強まる「谷垣降ろし」=党内動揺、参院選に悪影響も−自民
(2010/03/08-20:37 時事ドットコム)
自民党内で谷垣禎一総裁の辞任を求める「谷垣降ろし」の動きが強まっている。夏の参院選前の辞任に言及した舛添要一前厚生労働相に続き、与謝野馨元財務相が月刊誌で執行部刷新論を展開。党内の動揺は隠せない。ただ、昨年の衆院選惨敗の一因が「麻生降ろし」にあったことから、党内には与謝野氏らに批判的な声もある。
「与謝野先生はどういう考えなのか」。大島理森幹事長は8日、与謝野氏の真意を確かめようと、有志の勉強会「正しいことを考え、実行する会」で行動を共にしている園田博之幹事長代理を呼んだ。園田氏は「(月刊誌に)書かれている通りだ」と、与謝野氏の決意は固いことを伝えた。
与謝野氏は2月17日の党首討論の前日に谷垣氏と面会し退陣を迫るよう助言。しかし、谷垣氏は言及せず、与謝野氏は月刊誌の中で、「ふ抜けた質問」に失望し、「新党への思いを強くしていった」と胸中を明らかにした。
重要閣僚や党の要職を歴任し論客として知られる与謝野氏の「反旗」の影響は少なくない。舛添氏は8日、与謝野氏について「基本的には同じ問題意識だ」と記者団に表明。また、執行部の党運営に批判的な西田昌司、礒崎陽輔両参院議員ら一部の若手はシャドーキャビネット(影の内閣)設置を求める運動を再開し、賛同を呼び掛ける文書を全議員に配布した。今後、「不満勢力」が加速度的に広がる可能性もある。
一方、谷垣氏は同日、和歌山市での記者会見で「衆院選では、党内がばらばらになっている感じが一番国民から批判された」と述べ、与謝野氏をけん制。岐阜県連も「執行部批判は衆院選結果を忘れたごとく異常で、聞くに堪えない」との抗議文を党本部に発送した。
≫
|