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みどり市笠懸町阿左美、鹿の川沼ほとりにある岩宿博物館。
以前は笠懸野岩宿文化資料館と言っていましたね。
 
こちらの第53回企画展
「醸造の文化史―みどり市の酒・醤油―」が開催中です。
期間は1月28日〜3月4日。
 
 
ほぼ大間々地区の話です。
現在も酒造業2軒、醤油醸造業1軒が営業していますからね。
大間々博物館(コノドント館)でやってもいいような企画展です。
 
去年、奥村酒造さんと岡直三郎商店さんの蔵や作業現場を見学させてもらいました。
じぶんとしても関心あるテーマなのでした。
 
さて。
企画展を見て、少しだけですが、いろいろなことが分かってきた、と。
 
江戸時代中期のころ、大間々は生糸市などが立ち、在郷町(ざいごうまち)として栄えていたんだ、と。
大間々に進出・定着した近江商人の中には酒・醤油を中心とした醸造業を営む者がいて、それが現在まで引き継がれているんだ、と。
多い時代には何軒もあったそうで。
 
現在も営業している3社について、ちょっとだけ齧ってみました。
 
「福栄」の奥村さん。
奥村酒造株式会社の前身は、「和泉(いずみ)屋」を屋号とする造り酒屋だった、と。
寛延(かんえん)2年(1749)9月、大間々村の市郎右衛門から和泉屋太兵衛が酒蔵や酒造道具、店、土蔵などを賃借して営業を始めた、と。
太兵衛は近江国(おうみのくに)日野(現・滋賀県蒲生郡日野町=しがけん・がもうぐん・ひのちょう)の鎌掛(かいがけ)村出身の近江商人だった、と。
 
奥村さんは、かつては酒造と並行して醤油の醸造もやっていたそうで。
昭和16年に醤油の醸造は中止した、と。
奥村さんの醤油のラベルも展示されていました。
 
「日本一しょうゆ」の岡さん。
株式会社岡直三郎商店の前身は、「河内(かわち)屋」を屋号とする醤油醸造元。
奥村さんの前身である和泉屋と同郷の近江商人だった、と。
和泉屋の大間々進出を頼って、天明7年(1787)に大間々に進出した河内屋忠兵衛が醤油専業で創業した、と。
いまも大間々では「河内屋さん」と呼ばれてますよね。
 
明治29年には高崎に醤油醸造工場を新設。
大正8年には東京・町田にも進出。
ご発展です。
 
「赤城山」の近藤さん。
近藤酒造株式会社の前身は、「田中屋」を屋号とする造り酒屋。
こちらは近江ではなくて越後国(えちごのくに)出身で、幕末から明治時代の頃に大間々に出店し創業。
明治7年(1874)の資料で、「近藤弥兵衛」の名で清酒醸造者として記録が残っている、と。
 
関心のあるかた、企画展へどうぞ。
 
ああ、そうだ。
そういえば、新酒の季節ですよねえ。
 

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初めまして・・・? かな?
ブログ楽しみに見ています。特に桐生・大間々地区のお話、地元出身でも知らないことがたくさんありますね。

2012/2/12(日) 午後 1:38 [ mo5*11*000 ] 返信する

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