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五色の物を毎日食べることは、健康維持にとても良いことです。
<五色(ごしょく)>
五色(ごしょく)は青・赤・黄・白・黒です。青春(せいしゅん)・朱(しゅ)夏(か)・白(はく)秋(しゅう)・玄(げん)冬(とう)などの日本語にもなっています。
また、方角とも関係しています。青(せい)竜(りゅう)・朱雀(すざく)・白(びゃっ)虎(こ)・玄(げん)武(ぶ)の四(し)神(しん)です。
これは奈良の高松(たかまつ)塚(づか)古墳やキトラ古墳にも書かれている古代中国の星座の名前です。
古代中国では二十八(にじゅうはっ)宿(しゅく)という星座があり、そのうちの東方・南方・西方・北方の4星座を1つ1つ神獣に例えたものです。
いまブームの風(ふう)水(すい)の考え方は東アジア全般に見られます。中国の長安や北京の紫禁(しきん)城(じょう)、韓国のソウル、そして日本の奈良(平城京)や京都(平安京)も風水の考え方で建築されました。それで現在も京都には「朱雀(すざく)大路(おおじ)」という地名が残っています。
漢方薬でも花粉症に効く「小青竜湯」やアトピー性皮膚炎に効く「白虎湯」などの名前で有名で、「玄武湯」という処方もあります。
この五色は顔色の診断でも使います。青は肝病、赤は心病、黄は脾病、白は肺病、黒は腎病と診断します。
実際、更年期で東洋医学の肝病の女性を見ると、青色というのがよくわかります。
また、漢方では飲食の帰(き)経(けい)に使われます。
黒いものは腎を養い、白いものは肺を養います。日本の懐石(かいせき)料理でも、青・赤・黄・白・黒の五色のバランスを整えるのが基本になっています。
これは陰陽五行説の日本文化への影響の1つです。
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