よろこび・しあわせ・ゆめ

薬草の話、健康の話と親父たちの話です。

正眼短期大学

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全34ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

皿灸 ヨモギ餅

5月15日(火) 雨 17℃
 
今日が正眼短期大学の講義の日
楽しい時間になりました!!
これが授業ですか?
と、問いかけられそうですが
 
楽しく、面白く、そしてためになる事が学ぶことができれば最高ですね。 
イメージ 1
今日の3時のおやつは「草餅」でした。女性お二人がお茶を用意してくれました。
草餅を食べながら「百会」に皿灸を体験して頂きました。
イメージ 2
 
百会 (ひゃくえ)
[部位] 頭頂の正中にあり、前髪際と外喉頭隆起の間の陥中にある(耳尖の直上で、頭頂正中線にある)
[主冶] 神志病を主治し、気の上昇による諸症状、外感風邪が引き起こす頭部疾患、気虚下陥の常用穴。
 
四神聡 (ししんそう)
[部位] 百会の左右前後1寸開いた所に在り、内は大脳と呼応し、脳は元神の府であり、この気機を調え、作用は平肝熄風 (へいかんそくふう)寧心安神 (ねいしんあんしん)醒脳開竅 ( せいのうかいきょう )
[主治] 巓頂頭痛・めまい・智力低下
 
ヨモギ(艾葉)
[気味] 生は微苦・大辛、温。熟は微辛・大苦、温。
[帰経] 肝・脾・腎
[主治] 腹中を温め、冷えを逐い、一切の風湿を去り、一切の血(血毒)を止める。これで灸をすると、身体の諸経に ( とお )って、あらゆる病邪を治し、長患いの人を起きしめる。
[薬用部位] 葉、採集時期:6〜8月、調整法:天日乾燥
キク科の多年草で、ヨモギ属植物は世界の北半球におよそ4百種あり、日本には30種の自生があるといわれています。
・「ギリシャ本草」に記載されているヨモギの薬効は「暖め、散ずる。その煮汁で腰湯を使えば月経を促し、停滞した病毒を除き、子宮の炎症を治め、結石を砕き尿閉を治する。このヨモギを身につければ歩いて疲れない。脚につけて歩けば毒獣や悪魔を追い払う」などの効用が述べられている。
ヨーロッパ諸国では古くから民間薬として利用され、脚に巻いたり靴の中に入れて歩けば疲れない。夏至の日に摘んだものを腰に巻いておくと不妊症や冷え性からくる婦人病が治るという伝承があり、また夏至の日に採ったヨモギで環を編んで、これを牛舎に掛けておくと家畜を悪疫から守ると言い伝えられている。
この話は、日本で端午の節句にショウブとヨモギを束ねて邪気を祓うという伝承行事に似通ったところがあります。
・ひな祭り:緑のヨモギ餅、クチナシの実で染めた黄色の餅、白い餅、・・天人地をあらわす青・黄・白のお餅を菱形に重ねて、蒔絵の雛道具の前に飾る。(菱餅の順番は、下から緑・白・ピンクとなっている。緑は草萌える大地を、白は雪の純白、ピンクは花を表している。つまり、春近い季節、雪の下には緑の草が生きずき始め、解けかけた雪の残る大地には桃の花が芽吹くという風情を組み合わせている。)
 
・また、夏の盛りにヨモギを茎ごと刈り取り、陰干しにしてよく乾かした茎を取り去り、よく揉んで布団や座布団に綿と一緒に敷き込みます。この座布団からヨモギの香が漂い身体を温め冷えを除くといいます。
・ヨモギの語源は不明ですが、俗に「よく萌える草」から善萌 ( よも ) ( ぎ )、また全草に香気を含み精油分があり良く燃えることから善燃 ( よも ) ( ぎ )(よもぎ)。春の若葉を摘み取り湯がいて餅に搗くところから ( もち ) ( ぐさ )と呼び、お灸の「もぐさ」の原料とすることから ( きゅう ) ( ぐさ )などとよばれています。
 両の手に桃と桜や草の餅    芭蕉
・歴史上の人物でヨモギをこよなく愛したのは、平清盛 ( たいらのきよもり )であった。庭一面にヨモギを植えていたとか。草餅の草は平安時代の頃はハハコグサが使われていたが、平安末期に“母と子を臼の中でつく”として嫌い、ヨモギに変えたということです。
本草綱目 ( ほんぞうこうもく )』にも「草餅を食べれば一切の鬼悪気を治す」とあり、草餅は季節の病を除く働きがると思われていたようです。
薬効:
・痔の出血、子宮出血、鼻血、腹痛には生の葉をすりつぶして盃一杯を服用。
・吐瀉、解熱、浄血に艾葉5〜8gを煎じ、一日23回に分服する。
・動脈硬化、解熱に生薬3〜5gを煎服する。
・切り傷、虫刺されに葉の生汁を塗布。
・扁桃腺炎に生汁を内服。
・暑気あたり、急性胃腸炎による下痢・嘔吐に生薬5gを煎服。
・腰痛、冷え症、帯下、神経痛、皮膚病、腹痛、痔の痛み、保温、消炎に茎葉を浴湯料として用いる。
・大便出血に葉とショウガの等量を煎じて服用。
 
ヨモギは体質改善の妙薬:飲用にしろ、食用にしろ、入浴剤にしても、ヨモギの卓越した力を考えると、とても安心できます。先人たちは経験をもとに、さまざまな利用法を伝えてくれています。
 ヨモギ風呂に入ると体が温まり、肌もスベスベになります。お茶がわりに長期服用すると体質改善になりますし、しぼり汁は食あたりや虫下し、女性の浄血・貧血に有効です。よくもんで傷に貼りつけると効きます。ヨモギの芳香に含まれる精油には、自律神経を調節する作用があります。このように、ヨモギは万能薬として貴重な薬草なのです。
含有成分:たくさんの有効成分があります。
・第一にあげるのは葉緑素です。クロロフィルといいますが、造血作用、殺菌作用、浄血・抗アレルギー作用、脱臭、免疫力アップ作用があります。
・第二にビタミンA・B1・B2・Cなどが多く、ミネラルといわれる鉄分やカルシウム、リンなども含まれています。
・第三は食物繊維がホウレンソウの約10倍もあることです。現代人の不足しがちな食物繊維をとることで、腸内細菌を増やし、直腸ガンの予防になります。
・第四に意外に知られていないのが虫下し作用です。
・第五はヨモギの精油成分の多いことで、シネオールやアルファーツションなど何種かあり、防腐剤や抗菌作用・食欲増進などにも役立つものです。
・この芳香が脳を通じて私たちの心に作用することです。
心身の疲れが香りの作用により自律神経や脳の働きを活発にし、安定され、ストレスを発散されて健康を維持してくれるのです。ヨモギ風呂に入り、新陳代謝を高めて血流を増やすことも疾患を減らすことにつながります。
利用の仕方:入浴には3つの方法があります。
(1)乾燥させたもの100gほどを煎じて洗面器などに入れて、足湯・手浴・腰湯。
(2)生のヨモギ500gくらいをさらし木綿の袋に入れて、浴槽の中に水から入れます。生葉は特に、精湯成分が多いので香りがよく、ストレスの多いときなどに最適です。
(3)乾燥葉100〜200gをさらし木綿の袋に入れ、水から浴槽に入れて温浴すると、体の芯まで温まり、肌荒れ・冷え・腰痛・痔にも効果があります。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

主食のお米

11月8日(火)本日の講義は「こめ( ( こう ) ( べい ))」について
 
私達日本人は、生まれながらに毎日お米を食しております。
が、この「こめ」に感謝しているでしょうか?
少し疑問符ですね。
主食であった時代から、副食のように見なされている今日この頃。
なぜでしょうか?
「おこめ」の効能を忘れ去ったためのようです。
そこで、江戸時代の人見必大著『本朝食鑑』を参照しながら効能を今一度確認してみましょう。
 
イメージ 1
稲:
[気味] 甘・生は平、熟は微温
[主治] 気力を益し血脈を通し、五臓を ( やわ )らげ、顔色を好くする。
このような素晴しい効能をもつ薬草はあるでしょうか?
きっと見当たらないと思います。
 
その訳を『本朝食鑑』に、このように書かれています
天が五穀を生じ、人を養う所以 ( ゆえん )は、中和なる自然の気を保持し、等しく万物を長養させる功を有するからである。人は、これを得ると生き、得なければ死ぬ。したがって、一日たりとも五穀なくしてすますことはできない。就中(とりわけ)、米は五穀の筆頭であり、生命の係(かかわ)るところで、気味・性色を知らずにしますわけにはいかない。・・・たとえ金石草木、鳥獣虫魚が百薬であるとしても、米の人身に大切なのには及ばない。例えば、参甘(人参・甘草)は百薬の長であるが、無病の人が常に服用すると温熱・寛緩の患を免れない。これが薬の米に及ばぬ所以(ゆえん)である。それゆえ、虚痩(よわくやせる)・労疲(つかれる)人を補養するには、米食の方が服薬に百倍する。おおよそ薬は毒である。・・・・・・
米は少しも毒気もなく、病気の時は薬となり、健康な時も薬となるので、一朝一夕も人身から離す事が出来ぬもの、死生のよるところ天命の定まる所といえよう。
                   
(精米を水で洗浄し釜で煮たもの):
[気味] 甘・温。無毒。
[主治] 五臓を補い気血(生気と血液)を益し、百病を治し、人間に一日もなくてはならないものである。
 
私達の体を保つ気血を調え、保持してくれるとは、素晴しい味方です。
 
食事の際、今一度お米のありがたさをかみしめて頂きたいと思います。
 
イメージ 2
                               感謝

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

秋学期入学式

9月14日 晴れ 34℃
 
平成23年度秋学期 正眼短期大学(第57回)入学式
 
イメージ 1
日本一小さな大学での入学式!!
 
とってもホンワカとして、素晴しい式典に出席させて頂きました。
 
こころよりお礼申し上げます。
 
山川宗玄老学長のお言葉
「今生きている事へのよろこびを感じ、未来に向かって邁進して下さい。」
その後、「来賓祝辞」の席で、私も祝辞を述べさせて頂きました。
緊張はしましたが、とってもうれしくも感じました。
「今ここに居ることは、未来将来、多くの方々にしあわせを分け与えるためなのではないでしょうか。」
 
これからも、若い生徒たちと学ぶことが出来ることをしあわせと感じます。
                            感謝

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

正眼短期大学の卒業式

7月30日(土) 晴れ
 
イメージ 1
秋期卒業式が正眼短期大学にて挙行されました。
 
私も講師として一緒に学んだ方々の晴れの卒業式に参加させて頂きました。
 
「日本で一番小さな大学!!」
 
と、
 
誇らしげに言うことが出来ます。
 
何故?
 
生徒達の雰囲気が、1年生と2年生では全くといっていいほど素晴しくなること!
高校を卒業後、直ぐに入学する人、
社会で仕事をして、途中から入学する人、
定年を迎えた後に、入学する人、
と、千差万別ではあるのですが、
 
皆さんが若く、多くの事を教えて頂いているような雰囲気の大学です。
 
私も三年半が経過しましたが、たくさんの事柄をおしえて頂いているように思われます。
 
イメージ 2
卒業された皆さん、
 
夢ある未来を楽しんで下さい。
 
イメージ 3
                 感謝

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

甘茶作り

7月10日(日)午後1時半より 暑い夏日より 35℃
 
今日は、正眼短期大学の学生を含め11名の皆さんと甘茶作りの体験学習をしました。
とても暑い午後でしたが、皆さん頑張って甘茶作りに挑戦しました!!
 
1時半頃に関市洞戸高賀地区の鑑真康寿堂に集合
 昼食を共に済ませ、甘茶の説明をしました。
 
イメージ 1
2時頃より甘茶の葉を摘み、10分ほど揉んで甘茶の原料を作りました。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
最初は大変そうでしたが、皆さん一生懸命に挑戦していました。
 
お疲れ様でした。
 
以下は、当日配布しましたパンフレットです。
 
植物名・薬物名・科名:アマチャ(ユキノシタ科)
 Hydrangea macrophya(Thumb.)Ser,
         var,thunbergii Makino コアマチャ 富山県利賀村栽培品
贈者名・産地・年月日・経歴:
19964 和漢薬研究所。199911 唐招提寺より。 
薬用部位・開花・採集時期:開花は6~7
採取時期:7月〜9月
繁殖法:挿し木
 
コアマチャの装飾花は、比較的濃い瑠璃色で、先端が丸みを帯びて凹んでいます。コアマチャのもう一つの特徴は、装飾花が時を経ると次第に赤みを帯びてきます。
 
✿甘茶の作り方
①7〜8月アマチャの葉を摘み、生のままの物を手揉みします。
 葉が柔らかくなり、団子が出来る位まで揉みます。
②手の握りこぶし程の団子を作り、器に入れて日陰の乾燥しない場所に数日間保存します。
③甘い香が漂う、または食べて甘く感じた頃に天日乾燥します。この場合、団子になった物を細かく開いて乾燥します。
✿甘茶の作り方2、
   アマチャの葉を摘み、水洗いして日干し。
   水を噴霧してからむしろをかけて発酵させます。
   むしろに広げ、よく揉んでから乾燥すれば甘茶のできあがりです。
 
✿甘茶の飲み方
. 土瓶か薬缶に水1Lを入れます。
. 沸騰したところで、甘茶2〜3gを入れます。甘茶をいれた際に泡立ちが強くなる場合があるので、掻き混ぜる等ご注意ください。
. 軽く再沸騰したら火を止め、カスを除きます。
. 甘茶を長くお湯にいれすぎますと、甘味が強すぎることがあります。
 
✿花まつりにはなぜ甘茶をかけるのですか?
「花まつり」は、お釈迦さまのお誕生をお祝いする仏教行事で、本来は、灌仏会(かんぶつえ)・仏生会(ぶっしょうえ)などといいます。「花まつり」とも呼びますね。
 花まつりでは、お花で飾られたお堂(花御堂)のなかに甘茶を入れたお盆(浴盆)を置き、そこに、右手で上を、左手で下を指し示したお釈迦さまのお誕生の姿をあらわしたお像(誕生仏)を安置し、柄杓で甘茶を頭上からそそぎます。
花御堂は、お釈迦さま誕生の地ルンビニ園を、誕生仏は、お生まれになってすぐ七歩あゆまれて「天上天下唯我独尊」と言われたそのお姿をあらわします。
 そして、お釈迦さまの誕生を慶び、天に九匹の龍が現れて、甘露の雨を降り注いだ、という様子を模して甘茶をかけるのです。
 ちなみに、経典では「甘露の雨」は香湯あるいは香水となっており、昔は五香水とか五色水という香水を用いていたようです。
 今のような甘茶を使うようになったのは江戸時代からと言われますがはっきりしません。


✿用途:糖尿病患者の甘味料、醤油や菓子、売薬、煙草の甘みにも用いる。
砂糖の1000倍も甘みのあるフィロズルチンが生成され 胃の機能を改善し 血行をよくすると言われています。カロリーゼロという事からダイエット中 甘い物が欲しい時に飲んでみてはいかがでしょう? 砂糖の糖分とは違うから 安心して飲めると思います。
他に 甘茶 効能として 抗アレルギー作用! 花粉症に効くかも?胆汁のコントロールや喉にもやさしいらしいです。歯周病・口臭の予防や 婦人病 夏バテにも効きそうです。
                            
 現在使われている甘茶は、アジサイ科のヤマアジサイの変種、「小甘茶(こあまちゃ)」から作ります。年間消費量は約50トン。長野県、富山県、岩手県などで契約栽培されています。    
           2011710日「甘茶を作る会」in鑑真康寿堂
 

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

全34ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.

noz*ki*ka*pou
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 22 67541
ブログリンク 0 27
コメント 0 545
トラックバック 0 23

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログバナー

開設日: 2005/4/18(月)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.