猫も最初にエサをくれた人を覚えています。
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猫大好きのみなさま
耳を澄ませば春のあし音がきこえていまーす。でも、ことのほか寒さが身にしみます。
日本国中、南も北も、西も東も雪ばかりです。 地震から17年の神戸、もうすぐ1年になる東側の日本!ダブルパンチ、トリプルパンチで 打ちのめされたガタガタの日本です。 みなさまの地方では如何でしょうか?ねこさんもワンちゃん達も春待ち顔の事と存じます。 猫博は3月25日が開館記念日です。丸々12年経ちました。
いよいよ13年目の活動に入ります。思えば・・・。顧みれば・・・。ずい分月日が経ちました。 猫博が保護活動を始めて12年。月日ばかりが経っているが一体何が変わったんでしょうって思います。 猫ちゃん達の捨てられる数、ワンちゃんの捨てられる数。発表される数字は少しずつ減っては
いますが、救済する現場にいる我々の目にはその進歩や明るさは相変わらず見えては参りません。 猫博での一月末日現在の(常駐している)保護数は、猫が136匹、犬は14頭です。
(12年間の通算は1,000匹超) 例年、春仔から秋仔迄、100匹近くの仔猫(時には成猫も数匹)を保護いたします。
常に館内には100匹を超える猫がいるのに、100匹に達する仔猫の保護飼育、さらに里親サン探しを 致します。人手は常駐者は私以外に3名のみ(内1名は病気で半身不自由な副理事長)、
他に週一回手伝って下さるボランティアさんが2名です。
人手の面、資金の面、施設としての場所のこと、悩みは尽きません。 その現状を多くの人々に知って頂きたい為に、私は毎日毎日、一度御来館下さった方々や 今迄御支援下さった皆様に、不躾なお便りを書いております。 今、日本では、猫、犬合わせて30万頭弱の殺処分を行っています。
ドイツ国では殺処分は行われて居りません。同じ敗戦国でこの違いはなんなのでしょうか? 65年前の戦時中、日本の動物園の動物達は食物を与えられず餓死させられています。
同じ頃ドイツの動物園は安全が保たれ、軍は介入しなかったと聞いています。 そこが安全であった為、ナチスに狙われたユダヤの人々が逃げ込んだ処でもあった様です。 現在、ドイツには700ヶ所の動物のシェルターがあるそうです。だから殺処分など行われないのです。
私は今、再び署名運動を始めています。
今年の8月迄、3万名の方々に署名して頂ける様、みな様方にお頼みしています。 人間は多くの人々が言葉が話せて、物を作ることが出来るので、他の動物より優れているとは思います。 しかし、命の重みや大切さというのは同じなのではないかと思います。 犬は3日エサを与えれば恩を忘れないといいます。
猫は犬と違うよと云う人もいます。 これは長年の私の体験から申しますと、猫も犬と同じです。 何故そう思うかと申しますと、私共の所には3匹のお預かり猫が居りますが、 その猫ちゃんの飼い主さんが訪ねてみえた時の猫ちゃんの喜びの表現の仕方が、 我々に見せる表情、なき声とは全く違うのです。 一カ月に一度の飼い主さん、二か月に一度の飼い主さん。会える回数は猫に依り違いますが どの仔も本当に嬉しそうな鳴き声を出します。 猫も犬と同じく、最初にエサを与えてくれた人を覚えているのです。 動物好き、特に猫が好きな人は余り動物への愛情を分けへだてしない様に思います。
猫好きさんの良い所は、あの品種、あの柄の猫が良いわ等、分別しないところです。 猫博の猫に会いに来て下さって猫とふれ合って下さる人々の表情は本当に穏やかな 優しさがあります。 皆さん、平均1時間〜2時間位遊んでお帰りになります。
猫と遊びながら、猫達犬達への問題点にも気付いて下さり、私共と色々お話をされて お帰りになります。 (先ほども述べましたように)今、私は署名運動を始めていますが、日本もドイツ国の様に
なって欲しいのです。国会議員の中に何名か殺処分を行わない様にしようというお方が 超党派でいて下さいます。今回の署名はこの方々を通じ、国会に請願します。 国も県にも無手勝流で自ら行っている事を強く訴えて行こうと活動して居ります。 もっともっと猫、犬達の安心の場を作って頂きたいのです。
行政を動かすなんて「至難の技」。でもあきらめていては動物達にいつ迄経っても 幸せは来ませんから。 どうぞみな様、動物達の味方になって下さい。
寒いけれど心の中は熱いです。風で熱も有るかも知れませんけれど。 何卒ご声援、御支援下さいませ。 猫達を風邪引かせない為の暖房費の捻出、弱って行く高齢猫達の看護と治療。
生まれてすぐに捨てられる仔猫達のミルク代。清潔を保つ為の猫砂代。 猫、犬達、大勢のワンニャン。この総勢を日々みてくれるボランティアさん方へのお礼、 人の手、運営費、場所確保の為の資金。何もかもご寄附に頼っている状況です。 本来はこの様な仕事は行政が、国や県、市や町が行うべきではないのって、
私は保健所の人々や県の役人達にも話します。全国にも犬、猫の里親探しを行って 下さっている方々居られます。みな様、資金に困りながら自費で行っています。 国から補助金出してよって言いたいのに、みなさん不平も申されず頑張ってやって居られます。 マー、どなたも報われようなんて思っていないですね。そんな事思う様な人は この様な事してないでしょうね。 寒いさ中に猫と犬の話ばかり書きました。本当に申し訳有りません。
猫好きさんでなければわかって頂けない話です。 私も十二年経ってずい分年齢が高くなって参りました。
五十五歳で始めた猫博の活動です。あと何年出来るかなって計算できる年になりましたが まだまだ態勢は整って居りませんので、年齢かまわずやれるだけつっ走り頑張ります ので、どうぞみな様、ニャンワン達のことにお力を貸して下さいませ。 認定法人発行の領収書は確定申告しますと、2,000円を超える分の寄附金の40%
相当額が所得税から差し引かれる特典がございます。その利点もどうぞご考慮下さり 私共の活動にお力添えの程、よろしくお願い申し上げます。 【認定NPO法人に対する寄附金控除 by 国税庁】
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1263.htm 平成24年春 小林幸子 |


