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遠藤周作先生の 「愛情セミナー」(集英社文庫)に、このような一節があります
「一人の女を愛して、生涯、彼女との約束を守るというのはまことに困難である。
それは、孤独な高い山に登るのによく似ている。
なぜなら、女性というのはいつまでも情熱の対象になるだけの魅力や美しさを
持っていないからだ。
はじめは美点に見えたものが、やがて鼻につく短所と変わり、はじめは美しく見えたものも、
やがて色あせ、みにくくなる。
しかし、美しいもの、魅力あるものに心惹かれるのなら何の忍耐も努力もいらん。
青春に自分が選んだ娘が美しく魅力あるとき、それにひきつけられるのは
馬鹿でも阿呆でもできることなのだ。
歳月が流れ、彼女たちがやがて色あせ、その欠点や醜さを君に見せるときになっても
それをなお 大事にすること
は、誰にでもできることではない。
そして、愛とは 美しいもの、魅力あるものに心惹かれることではないのである。
外面的美しさが消え、魅力があせても、それを大事にすることなのだ。」
では、具体的にはどういうことになるのか?
この言葉の具体的な提言といっていいのが、この本です
「お父さんの 結婚するならコレを読め」吉本康永 著 三五館
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~yasunaga/contents.2html
です。
著者ホームページはこちら
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~yasunaga/index.html
著者のブログはこちら。
http://blogai.blog56.fc2.com
では、爆笑の名言集を
「まず、男というものは馬鹿だから、いざ恋愛になるとやたら女性を偶像化し
なぜか女性以上に乙女チックになってしまうのである。そして父さんに言わせると
男の本質は意外や意外、この乙女チックさにあるのだ。父さんはコレを名づけて、
乙女チックシンドロームと呼んでいる。
一方、女性は女性で恋愛気分にうっとりと陶酔してしまうのである。コミック、テレビ、
映画の影響によって、恋愛とか結婚とかをまったく誤解して考えている女性は多い。
ブラット=ピットとかキアヌ=リーブスとか(タッキーとか亀梨とか)のような男が
自分の周りにいると思ってしまうのだ。いるわけねえだろうが!」
「父さんは 何が言いたいのか?
○も△も◇も、(ここはお子さんの名前)、そこらの結婚評論家とかの怪しく空疎な言葉に
惑わされずに、ひたすら父さんの言葉を信じろ!この本はお前たちに父さんが書き残す
バイブルであり、コーランであり、わが闘争 なのだ!、、、中略
それでも苦難は去らず、結婚してからもなんせ母さんに二十九年間も鍛えられてきたんだよ」
「夫婦は金もあり暇もあり一緒に遊びまくったら仲良くなるというものではない。
夫婦というものは経済的にきつすぎると崩壊する可能性があるが、経済的に
楽すぎるといっそう崩壊しやすい厄介な代物なのだ。」
「妻は夫の、夫は妻のコンサルタントであり臨床心理士であり、担当医師なのだ。
もしかすると、夫のお抱えの霊媒師!かもしれない。また、ショックアブソーバーかもしれない。
、、、中略
お前たちも何度か目撃したように、母さんなんかコタツに向かい合って父さんがボソボソ
話をしていると、聞くふりをしながらいつの間にか勝手に眠ってしまっているという
恐るべき女性なのだ。
この能天気さが 我が家の崩壊を阻止したのだ」
この本は、ほかにもさまざまな名言が収録されていますが
中でも秀逸なものが、
最終章です。
この最終章は、間違いなく何百年たっても、読む「中年以降のひと」の心のひだに
何がしかの 「 」をもたらすことでしょう。
この最終章が知りたい方は、ぜひ、本を買ってご自分で読んでみることをお勧めします
現在進行形で「わが闘争」をやっておられる方の紹介をするのは気が引けましたが、
かまいませんよね?吉本センセ?
(筆者は数回、吉本先生とメールをやり取りした経験がある。)
私の中では、遠藤周作センセと吉本康永センセは 同格なので、、、
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