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前立腺の直腸診


今日はマ二アックな話。

前立腺に不安のある人、すでに病気がある人は注目。


直腸診といって、泌尿器科で肛門から前立腺を触る検査診断法がある。

身体の奥深くにあるとおもわれる前立腺は、実は直接指で触れることができる。


男性で排尿障害や前立腺癌、前立腺肥大症の疑いがあると泌尿器科で必ずといっていいほど行われる検査。肛門から前立腺を指で触る(もちろん手袋をしてゼリーをつけて触る)。
肛門から、直腸粘膜を介して栗の形の前立腺をふれる。

前立腺は、栗のような形をしている。とんがった(尖った)ほうを前立腺尖部(apex)といい、尿道外括約筋につながっている。反対側を底部(base)といい膀胱につながっている。

前にも話したが、自分で触ろうと思えばかろうじて触れる場所。自分の前立腺に不安のある人は、風呂場で指を滑りやすくして触ってみよう。人指し指では届かない事が多いので中指がよい。

イメージ 1

肛門から約7〜10cm前後のお腹側。
肛門からの距離には少し個人差がある。自分でやると前立腺尖部から少し本体がふれるぐらい。最初に触れるのが前立腺尖部、その奥に本体、さらに奥に前立腺底部がある。大きいか小さいか、硬いか柔らかいか、表面がなめらかか、ごつごつしているか、痛みがないか、また前立腺本体の中央に縦に溝がふれるか、また左右差がないか診断する。

一般的な前立腺触診の判定は?


1. 大きさ:触れない,クルミ大,小鶏卵大、鶏卵大、鵞卵大などと表現
2. 腫瘍がわかれば,腫瘍部分の広がり
3. 直腸面の性状:硬結の有無,表面が平滑か凹凸不整の程度
4. 硬さ:軟、硬、板状硬または石状硬などと表現
5. 精嚢腺への浸潤の有無

前立腺癌の検診の基本は


前立腺腫瘍マーカーPSAの採血
前立腺の直腸診

といわれてきた。癌の部分を一部触ることや、癌に全体的におかされて石のように硬くなることもよくある。癌でなくても,しばしば硬結や結節をふれる。前立腺には石灰化といって、前立腺の中に結石のようなものができて、硬くふれることもある。

直腸診は、前立腺癌や前立腺肥大症の簡便な検査法である。但し、前立腺癌が直腸診でわかるようであれば、癌が前立腺の周囲にがっている可能性がでてくる。前立腺全体が石のように触れれば、進行癌で根治療法は難しい。

逆に初期癌であれば、直腸診で見つけることは困難。直腸診で結節や硬い部分を触れるからといって、癌の診断ができるというわけではない。

大きさに関しては、超音波検査で客観的に測定できるし、内部の性状もわかる。
直腸診は簡便な検査ではあるが、診断機器の発達により、以前ほどの重要性はなくなってきている。

泌尿器科受診の時に注意が必要なのは、
前立腺腫瘍マーカーPSAの採血の値が、この直腸診の直後だと上昇する。普通の泌尿器科であれば、PSAの採血のあとに、直腸診を行う。

自分で前立腺を触診するのは良いが,PSAの採血を希望するなら,採血と触診の時間をおいて(数日)やりましょう。








 
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