B型人間のアウトドア日記

ブログは2010年3月23日に引っ越しました。 (http://btypeoutdoor.blog29.fc2.com/)

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ゴンズイという魚を知っていますか?


ゴンズイの画像はこちらにあります。


ゴンズイはナマズに似た感じの海の魚ですが、私の故郷の新潟では釣れたというのを見聞きしたことがありません。新潟では、いたとしてもあまり多くないのではと思います。


しかし、太平洋側では投げ釣りなどでわりとよく釣れる、厄介な魚なのです。


なぜ厄介かというと、毒魚だからです。


背ビレや胸ビレに猛毒があり、うっかり触ってしまうとヒドイ痛みに襲われるそうです。


万一ゴンズイに触ってしまって痛みを感じた場合は医者に行くのが一番ですが、応急の治療法としては、患部をお湯につけるのもいいらしいです。




さて、先日本を読んでいたところ、ゴンズイにまつわる面白い話を発見したのでここに紹介させていただきます。


その本は、鍛冶泰之の大ギス投げ釣りという本。


この中の項目に、「ゴンズイの解毒対策(毒魚に注意)」というのがありまして、少し長いのですが興味深い内容なのでここに引用させていただきます。


 夏、キスの夜釣りの付きものに、本当は歓迎せざる余計なおまけというかゴンズイがいる。ゴンズ
イは群れで泳ぐことが多く、群れの統制はフェロモンという物質で行っているという。したがって1匹釣れると、あと何匹も釣れてくる。釣れればなんでも歓迎とはいかないのが海ヘビとかゴンズイの類であるが、このゴンズイの問題点は《背ビレと胸ビレの棘に猛毒を持つ》ことにある。
 
 ゴンズイのハリを外す際に背ビレ、胸ビレで手などを刺されたり、切ったりすると、その猛毒に泣かされる。たとえば大の大人が5〜10ミリぐらいの切り傷を負うだけで動悸がおかしくなり、呼吸まで困難になるほどの強い毒性がある。ハリを外すときは細心の注意を払うことが必要である。 

 実話を一つ紹介しよう。私が釣りクラブを始めて5年ごろの夏の夜釣りの出来事。同じクラブ員と山陰路の和久へキスの夜釣りに出かけた。よく釣れる岩場で数投したときに、同行のクラブ員がゴンズイを釣り上げた。私はそれを見て、背ビレに気をつけろと声をかけたが一瞬遅く、釣っていた岩場が少し斜めで足場が悪く、少し足がぐらついた瞬間に、釣り上げたゴンズイをつい手で握ってしまった。そのとき親指の付け根の下に1センチぐらいの傷を負ってしまった。
 
 彼は私より若くて体格もよく、強靭な腕力の持ち主だったが、ものの15分ぐらいで手が痺れ、リールが巻けないと訴えだしたのである。代わって私が巻き上げたのだが、そうこうするうちに、今度は息苦しいと訴えだした。しかし、悲しいかな、なんの打つ手も知らなかった。とりあえず傷ついた患部の血をしぼりだした。海が1メートル四方、赤く染まるぐらいに血をしぼりだしたあと、小便(アンモニアのつもり)をかけた。しばらく様子を見ることにしたが容態は悪くなるばかり。それ以上釣りどころの騒ぎではなくなり、さっき来た45キロの道を急きょ下関へUターン、帰路途中も「息苦しい」の連発だった。ところがなお悪いことに、真夜中では病院など一軒も開いていない。ようやく救急病院を見つけ、下関の我が家から10キロ先のT病院に着いたときは東の空が白みかけていた。

 病院では宿直の若い先生が出てきたが、解毒の薬も方法もはっきりわからないまま、それでも、数本の注射を打った。病院で数時間まんじりともせずに様子を見ていたが、とうとう朝の7時になってしまった。とりあえずこれ以上の急変はないと判断し、家へ帰ることにした。彼の手は今でも傷口が固く盛り上がっている。


いかがでしょうか。やはりゴンズイに刺されるとタダでは済まない様子が、ありありとうかがわれますね。


そして、この後に、一般的には想定外の治療法が提示されます。また以下引用文。

 万が一刺された場合は、傷の程度にもよるが、応急処置として『カネボウ薬用入浴剤(旅の宿、草津)』を溶かして患部に付けるか、実際にこの入浴剤の入った風呂に入浴すると、これが摩訶不思議でなんと1〜2分で毒の痛みがとれる(解毒する)。その後の処置としては切り傷の部分に軟膏を付けるとよい。または、絆創膏を巻く。この療法というか、処置の仕方は嘘のようによく効いた。これは私の偶然の産物。

 ちなみに「旅の宿、 草津」の主成分は、無水硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、無水チオ硫酸ナトリウム。それに配合成分としてチンピ末、センキュウ末、トウキ末である。

 夜釣りには小さなビニール袋に少量を持って出かけるとよい。応急処置から先は病院の先生に任せよう。



ななな〜んと! ゴンズイの毒には、「旅の宿 草津」が効くんですって。ワタシはこの文を最初に読んだとき、まるでカミナリに打たれたような衝撃を受けました(やはり普通の人と感動のポイントが違うな)。

試しに「ゴンズイ 草津」などとネットで検索してみましたが、とりあえず草津の湯がゴンズイの毒に効くというような記事、文章は発見できませんでした。


しかし、こうなると現物を見たくなってしまうのが、好奇心の塊である人間の悲しいサガ。


んで、買ってきました。

イメージ 1


イメージ 2




そして、現在販売されているものの配合成分を見てみました。


すると、本に書かれているものと少し成分が入れ替わっているようなのですね。変わっていない成分とあわせて書き出してみます。    
    
変わっていない成分 : 無水硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、
           チンピ末、トウキ末

なくなった成分 : 無水チオ硫酸ナトリウム、センキュウ末

加えられた成分 : 合成ケイ酸アルミニウム、黄202(1)、無水メタケイ酸ナトリウム、
         オレイン酸POE(20)ソルビタン、BG



う〜〜〜ん; ゴンズイの毒をピンポイントでやっつけていた有効成分は、いったいどれなのだろうか?


もし、現在はなくなってしまっている「無水チオ硫酸ナトリウム」や「センキュウ末」がそうだったとすれば、もはや「旅の宿 草津」はゴンズイの毒には有効ではなくなってしまうのだが・・・


こういうの、誰か詳しい人いないかな・・・


あっ! そうだ、



でんじろう先生



ならこういうの知ってるかも♪



いい企画だと思うんだけどな。こういうの。


    ・若手お笑い芸人にゴンズイを握ってもらう。

    ・ゴンズイの毒に悶絶するお笑い芸人!

    ・でんじろう先生、「旅の宿 草津」を取り出す!

    ・湯の入った容器に「旅の宿 草津」を入れ、お笑い芸人が手を入れるとあら不思議、痛みがスッと消えてなくな     りました。


    ↑↑↑
こういうの、どうかなあ?





まあ、成分が若干入れ替わってしまっているのはちょっと不安な点ではあるけれども、とりあえず釣りの際には携帯していくのもいいかもしれない。


というわけで長くなってしまいましたが、今回のまとめっ!


ゴンズイに 刺されちゃったら 草津の湯

海釣り行くときゃ 忘れずに


ですよ♨


(まじめな応急処置としては、お湯につけるのがいいようです)

この記事に

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