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ビビるマスコミ。


「東大論文不正疑惑 本格調査」では観客数が倍増。こんなに反応があったのは『あの日』の出版のとき以来です。
東大医学部不正事件に対する関心の高さがわかります。STAP事件に劣りません。

ところが、一般の関心の高さに比して、マスコミの反応は極めて鈍いです。
本来なら、巨悪を叩くのがマスコミの役割であるはずなのに、「東大の最高権威」を相手にすると、ここまで腰が引けるというのは情けない。

ようするに、小保方とか佐野とか舛添とかは、一般に晒して叩くのにちょうどいい、お手頃感があるわけね。
自分は安全地帯にいて、思いっきり叩いて、観客が快哉を叫ぶ。そのちょうどいいネタであると。
しかし、相手が東大の最高権威、学界の最高権威、ちょっと洒落にならんほど巨悪だと、むしろビビッてしまう。
これが、マスコミの正体。

これは、本来ならSTAP事件など比べものにならない大事件ですよ。
これだけの医学の最高権威のお歴々が腐敗してたというんですから。
STAP事件の時、産経新聞は「日本の科学の信頼を失墜させた」とか書いてましたが、それを言うなら今でしょ。
これほどドン底にまで科学の信頼を失墜させた事件は他にありませんよ。

本当のワルは叩けない。日本のマスコミの質の低さが露呈された事件でもあります。


ところで、今回告発された学者センセイ方の経歴をあらためてご紹介します。

門脇孝氏、藤田敏郎氏、高柳広氏はウィキに載っています。
告発された4人のうち、なんと3人が紫綬褒章を受章しているんですね。


門脇 孝
医学者博士(医学)。専門は内科学糖尿病学。東京大学大学院医学系研究科教授、東京大学医学部附属病院長(2011-15年)、一般社団法人日本糖尿病学会理事長。
糖尿病の研究に携わり、その研究は日本国内で多くの表彰を受けている。特に、(1)遺伝子異常による糖尿病の同定、(2)発生工学的手法を用いた2型糖尿病メタボリックシンドロームの分子機構の解明、(3)PPARγ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ)の生理的意義の解明と糖尿病治療薬チアゾリジン誘導体の作用機序の解明、(4)アディポネクチンインスリン感受性亢進作用の発見とアディポネクチン受容体の同定などの成果をあげ、2型糖尿病の成因・病態の解明とその臨床応用に貢献したとされている[1]
2008年より日本糖尿病学会理事長を務める。


藤田 敏郎
医学者内科学・腎臓学・高血圧)。学位は医学博士東京大学名誉教授。紫綬褒章受章。
日本内科学会理事長・会頭、日本腎臓学会会長、内分泌学会会長、日本高血圧学会理事長・会長、などを歴任。
専門は内科学、腎臓病学、高血圧などであり、「食塩過剰摂取による高血圧と腎臓病の発症機序」を明らかにし、更に基礎的研究から得られた仮説を医師主導の二重盲検臨床試験によって証明した。「食塩感受性高血圧の発症機序の解明」の業績に対して高峰譲吉賞、日本高血圧学会栄誉賞、岡本国際賞、日本医師会医学賞が授与されている。また、これらの研究業績は国際的にも高く評価され、国際高血圧学会Franz Volhard Award[1]及び 米国心臓病協会(AHA)・高血圧部門Excellence Award for HypertensionResearch[2]などが授与されている。
2008 - 高峰譲吉[4]
2009 - アメリカ心臓協会(AHA)・高血圧部門 ArthurCorcoran Memorial Lecture Award[5]
2010 - 日本高血圧学会栄誉賞
2013 - ヨーロッパ高血圧学会(ESH) Honorary Membership
2013 - 成人血管病研究振興財団岡本国際賞[6]
2014 - 国際高血圧学会(ISH)Franz Volhard Award[1]
2014 - アメリカ心臓協会(AHA)・高血圧部門 The Excellence Award HypertensionResearch[2]
2015 - 紫綬褒章受章[7]
2015 - 本医師会医学賞受賞[8]


高柳
日本の医学者整形外科医東京医科歯科大学教授。骨免疫学(osteoimmunology)の開拓者であり、リウマチの研究でも名高い。
200112-20073月 科学技術振興事業団さきがけ研究21(PRESTO) 「生体と制御」領域研究者、継続研究SORST研究者 
200310-20053月 東京医科歯科大学大学院 分子細胞機能学 特任教授
20054-現在 東京医科歯科大学大学院 分子情報伝達学 教授

1997年 米国骨代謝学会(Young Investigator's Award
2002年 井上研究奨励賞
2002年 国際サイトカイン学会(Young Investigator Award
2002年 サイエンス誌若手科学者賞
2004年 日本リウマチ学会賞
2004年 アメリカ骨代謝学会(Fuller Albright Award
2005年 日本学士院学術奨励賞
2005年 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞受賞
2005年 文部科学省・科学技術政策研究所が選ぶ科学技術への顕著な貢献 in 2005(ナイスステップな研究者)
2006年 東京テクノ・フォーラム21 ゴールド・メダル賞
2006年 オーストリア骨代謝学会(2006 International Research Prize
 



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権威に媚びるのが日本のメディア。

2016/9/22(木) 午後 1:36 [ ぬくぬく ] 返信する

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さっき、おもしろいコメントをもらいました。
内緒モードだったので、公開できませんが、この事件は根が深く、今後の展開が非常に興味深いです。
マスコミも腰を抜かすかもしれません。

2016/9/22(木) 午後 2:06 [ DORA ] 返信する

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蛇の生殺しみたいな…
上昌広氏以外の誰も触れようとしない沈黙ぶりから、なんとなく根が深そうだなとは感じてはいましたが。

2016/9/22(木) 午後 6:04 [ tai*o*no* ] 返信する

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おそらく、東大医学部は医薬医療の世界で絶大な権力を握ってますから、腐敗しやすいんでしょうね。
それは誰もが思っていたことだけれども、これまでアンタッチャブルな領域だった。
それを見るに見かねて、誰かが告発に踏み切った。
ついに、伏魔殿に捜査のメスが入るか?!ってことでしょうね。

2016/9/22(木) 午後 6:51 [ DORA ] 返信する

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この系歴など見るとマスコミがビビるのもわかる気がするw 削除

2016/9/23(金) 午前 2:22 [ かわ ] 返信する

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そう。ある意味、そのとおり。
だから「どえらい事件」「大事件」とさっきから強調しているんだけどね。
こういうときこそ、マスコミの質が試される。
誰もが叩いていいと認知されたものを叩くことは簡単だからね。

2016/9/23(金) 午前 7:29 [ DORA ] 返信する

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別の内緒モードへの返答です。とりあえず。

私もあなたの記事みたけど、なんであれがダメなのかわからん。

2016/9/23(金) 午後 3:14 [ DORA ] 返信する

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