つるりん和尚のああいえばこうゆう録

曹洞宗 松柏山 常圓禅寺ホームページhttp://www.oharu-zizo.jp/
告知です!

明日、3月10日(月)の19:00から
大和田新アナと八木志芳アナのお二人でおなじみの
ラジオ福島『月曜Monday(もんだい) 夜はこれから』に


なんと出演&番組をコーディネートしちゃいます!

甲状腺検査・福島県民健康管理調査の問題点(だらけなので収拾がつかない怖れあり)
中間貯蔵施設・仮置き場の問題(本当に危険ゴミは持っていくのか)
東京オリンピックに対する怒り
原発推進をしてきた政治家・政党のことなど
 
生番組で吼えまくります!!


ゲストは・・・


宗派・地域の垣根をこえて活動する全日本仏教青年会』で会長もお勤めになった
埼玉県金澤寺の住職・宮寺守正(みやでらしゅしょう)師

宮城県北部地震、新潟県中越地震、台風23号豊岡水害・・・など
10年以上ボランティアについて真剣に取り組んでこられた和尚様です。
東日本大震災でも、宗派・ 地域を超えた支援活動をコーディネートされ
プライベートでも地元の仲間達と、定期的に被災地へボランティアに通われています。
『花に願いを』の除染ボランティアへも、何度も助けて頂きました。


沢田美和さん
(ボディフェイスセラピスト)

震災・原発事故後、ご自身も山形県に避難。
山形〜帰福後も、お母さん達の支援ボランティアを続けていらっしゃいます。
元看護士のスキルを活かし、心と体に癒しと健康を・・・と
Heartful Relaxation Tiara (ハートフルリラクゼイション ティアラ)』でセラピストとして活躍中。


安斎牧子さん

震災・原発事故後、ご自身も山形県に避難。
帰福後、不安や疑問を自由に話せる場所を作りたいと考え
ボランティア団体『NPO Earth Angel』を立ち上げ活動中です。


茂籐優司さん

北陸石川県出身。
2年ほど前から『花に願いを』の除染ボランティアに参加頂いています。
カメラで有名なニコンで、画像処理プログラムのシステムエンジニアとしてお勤めでしたが
ボランティアに参加しているうち被災地の医師になろうと決意され、30歳を目前に退社。
医学部進学のために受験勉強に打ち込み・・・
とうとう、今月7日東邦大学医学部や山形大学医学部に合格されました。




この7名でお送りしま〜す。

もちろん、USTREAM生中継デス!

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甲状腺の検査結果が福島の子を持つ親にとっては、やはり心配です。
 
放射性ヨウ素によって、どのぐらい被ばくしたのかが解らないからです。
 
当時の推定被ばく積算を放医研などが出していますが、どんなデータを下にしているかが不明瞭です。
 
当時の放射性ヨウ素の貴重なデータが経済産業省のHPにあります。
なかなか辿り着けない所にあるので、ほとんどの人が知りません。
 
イメージ 1
 
これは、福島市の南東に位置する県立医大近辺で3月15日(爆発から三日後)に採取された葉菜の検査記録です。
 
県が測定し手書きで残したその資料には、ヨウ素だけで1㎏あたり119万ベクレルが検出されたことが示されています。
 
(黄色で染められたものだけが公表され、それ以外は6月になってから知らされました。)
 
イメージ 2
 
当時医大で医師・看護士などに「安定ヨウ素剤」を配ったのも頷けるデータです。しかし、当時私たちにはそうしたデータが公表されることはありませんでした。
 
今年の1月、法務省主催の人権フォーラム:「震災と人権」で児玉龍彦氏とともにパネリストを務め、こうした事実を伝えました。
 
ところが、後日主催者から報告文書中のこの発言内容について
削除したい旨の電話が入りました。
 
医大関係者から
「それは医療従事者の既得権益で、なんら問題がない」
という意見が寄せられたためです。
 
私は
「百歩譲ってそれを認めたとしても、地震により当時ライフラインの復旧のために、何週間もの間文字通り寝食を忘れ、大量の放射性物質が降り注ぐ中復旧工事に従事していた人には何故配られなかったのか。」
 
「彼らには既得権益はないのか。」
 
と一蹴すると
1時間足らずで「削除せず、そのまま記録する」との返答がありました。
 
明らかな職業差別であったからです。
 
どれほどの汚染状況であったのか、今ではそれを知る確かな術はありません。
 
あるとするなら、ヨウ素131ではなくヨウ素129の存在を調べることですが、国の協力がないとハードルは高く、大阪大学のグループが手がけようとしましたが断念しました。
 
 

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三月の半ばのことでした。
 
福島市立福島第三小の通学路を、福島復興プロジェクト”花に願いを”が除染した時のことです。(当時のボランティアの様子は、NHKスペシャルや「はまなか会津」で放送されました)
ボランティアチームのスタッフ薄井さんが、何とはなしに学校の敷地内を計ったところ、
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3

と、次々と不穏な数字が計測されました。
 
そこで、もう少し詳しく測定しようということになり
学校の正面玄関わきの溜まりそうな場所に計測器を置いたところ
イメージ 4
イメージ 5
 
57マイクロシーベルト/時が表示されました。
 
いくらなんでも高すぎるということになり
彼は、たまたま校庭に居た先生にそのことを告げました。
「これはひど過ぎます。学校で対処してください」
 
そして、私は彼からの報告を受け
市の担当部署である政策推進部危機管理室の除染推進課に赴き
荒井課長と草野危機管理専門官にこうした事実を告げ
市内の学校の再点検・再除染をするように言いました。
 
もちろん、震災・原発事故から2年も経って、学校の除染は終わったと言っておきながら何故このような数値が出るのか、手抜き除染だったのか、また時間とともに溜まったのか、因果関係を調べることが大事だということもお願いしました。
 
荒井課長は、市の教育部の斎藤総務課長(現在は教育次長に昇進)に連絡し対処することを約束しました。
 
 
おそらくこの学校だけじゃない…
 
そう思った私は、県民にこうした事実を伝え子供達の教育環境から少しでもこうしたホットスポットをなくしたい想いから、
ラジオ福島毎週水曜日放送の「つるりん和尚のああ言えばこうゆう録」で、
 
イメージ 6
 
「福島市内中心部のとある学校で50マイクロを超えるホットスポットがある。皆さんも注意してもう一度測定し、学校・行政に除染をするように働きかけよう」と放送しました。
 
次の日、その放送を聴いた小学生の子供を持つ母親が学校教育課に連絡し、それがどこかを聞いたのですが、情報を共有しないお役所仕事らしく、電話対応した職員は解らなかったということで、彼女はわざわざお寺を訪ねてきました。(なんとその職員は私の所に電話をよこし、市民が不安に思っているなどと言い放ちました。)
 
私は彼女に、市が「しっかり対応する」と言っている旨を話すと安心されて帰られました。
 
しかし、当然行政がやると信じていた私が甘かった…
 
こんなことがあって、桜の季節が過ぎ、新緑の時、そして”東北六魂祭”(この学校のすぐ側で開催された)で25万人もの人で賑わった福島市。
 
久しぶりに、緊急対応したであろうその地点を計測してみました。
「ラドアイ」という計測器は、アメリカの国防省でも使用しているドイツ製の極めて優秀なものですから数字に間違いはありません。
 
なんと
イメージ 8
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90マイクロシーベルト/毎時!!!
 
 
三ヶ月間、何もしていなかった…
 
そしてさらに溜まりに溜まっていたのです。
 
とりあえず、ここまで高い所は何らかの遮蔽物を置いて立ち入り禁止にするなどの緊急処置が当然されなければなりません。
 
しかし、三ヶ月近くもこのまま放置してきたのは、子供や保護者のことなど何も考えていないということです。
 
これが、
瀬戸市長の言う「安全・安心」の真実です!
 
 
あまりにも情けなく、自分達のしていることが無意味な気がして本当に放心状態になってしまった私ですが
 
再び、荒井課長へ極力怒りを抑えながら、訴えました。
 
今度は、緊急対策から再除染までを今週中に行うことを約束しましたが
 
私が一番問題だと感じるのは
 
無策で三ヶ月間も放置したことです。
 
除染の担当部署もそうですが
今回の場合、教育部をはじめ学校の校長・教頭、関係者がまったくこうしたことを無視していたのは何故なのか。
 
いじめの隠蔽などと変わらない悪質さを感じるのです。
 
子供の安心・安全を謳いながら、それは名ばかり。
リスクコミュニケーション・放射線教育などと都合のいいことばかりを押し付けて、ごまかそうとしないで
 
「事実に向き合って対処する」ということが
真実の復興の基本中の基本であることを再認識することなのだろう。
 
 
 
 
 

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除染は愛情と経験

 
行政が主導する除染がなかなか進まない。
 
降雪の時期は当然思うようにいかないことは、昨年18日に県外ボランティアを募り除染を始めた私には容易に理解できる。
 
しかし、一番の原因は仮置き場の問題であることは論を待たない。
そして、次にマンパワーの不足だ。
 
マンパワーと言うと、数だけを連想する人がいるがそれだけではない。
ひとりひとりの質の向上、それには愛情と経験が欠かせない。
除染に取り組む作業員が、現場で自身の仕事に誇りと責任感を持てるように上手に教育することだ。
 
復興政策の加速を目指し縦割り行政を一元化する“福島再生総局”なるものが本格始動させたと新聞は報じるが、実態は具体的で確かなビジョンもなく、「走りながら考える」と言う。
 
私はそれでもいいと思う。
 
見切り発車でもいい。
まずは走り出すことだ。
 
数ある取材の中で、「福島の復興に必要なものは?」と問われ、「官僚制の逆機能といかに向き合うかだ」と私は常々言ってきた。
 
復興局が、その真の意味をどれだけ理解するかにかかっていると思う。
 

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また大地震が来る!

 
福島人なら誰もが考えること。
 
そのひとつに“また大地震が来る”という不安がある。
 
それは、遠い将来ではなく今起きてもおかしくないということ。
 
もし今あれと同様の、いやあれ以上の地震が起きたらどうなるのだろう。
4号機のプールがひっくり返ることはないのだろうか。
そうしたことを想定して、通報・避難指示・緊急対策はどう計画されているのか、その不安に対して国は、県は、市町村はどう議論を重ねているのだろう
 
まったく見えないというのが正しい。
 
川内村・遠藤雄幸町長が出した“帰村宣言”。
 
中央行政は絶大な支持をした。
国の政策に直接牙をむくようなことを発言することは私にしても勇気がいるのだが、これは明らかにおかしいと思う。
 
改めて、遠藤氏に問いたい。その後の危機管理はどう確立されたのか。
 
確かに私の住む福島市よりもむしろ川内村の方が汚染度合は低いかもしれないが、万一また事故が起こった場合、風向きによっては今回以上の深刻な現実を生むことも否定はできまい。
 
そこから逃げてはいけないのだ。
今度こそ同じ過ちを繰り返してはいけないのだ。
 
私にはむしろ帰村を30年後に設定しようとした双葉・井戸川氏の言い分の方が正直に思えるのだ。
 
今日の地方紙の一面はその井戸川氏の辞職を大きく取り上げ、暗に井戸川批判をしている。
 
情けない!の一言に尽きる。
 
最終処分場問題を棚上げし、中間貯蔵施設設置を優先しようとしている国政の姿勢を問題にしないのは明らかにおかしい。
中間貯蔵施設の必要性は、原発事故後三ヶ月という段階で仮置き場を設けた私だからこそ他の誰よりも感じていると言い切れる。
 
最終処分場に向けての取り組みが、せめて議論と言う形で見えてこなければ中間貯蔵の問題も難航するに決まっているではないか。
 
 
“最終処分場は、分散型で都市部にも設置すべきだ”というのが私の主張だ。
田舎にだけまたぞろそれを押し付けるのは人権侵害も甚だしい。
 
当然、これからあらゆる知見を集約し放射性廃棄物・汚染土壌の減容化を図ることが急務だが、その後は国内に分散し保管すべきだ。
 
「安全に保管」と謳いながら、地方にだけ押し付けるのはどう考えても矛盾している。
 
金をやるから言うことを聞け!それがどれほど地方人を侮辱したことなのか。
元を辿ればほとんどが地方出身の都市部の人達にはそれを真摯に受け止めてほしいと思う。
 
 

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