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先日知人がエジプト旅行から帰りました。
その体験記を転載しました。
旅の参考になれば幸いです。
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エジプトで、エジプトポンド(紙幣)の次ぎにわれわれ日本人にとってDangerousなものは、ナイル川の水。 これは本当の話! もっとも諸外国でも、例えば中国の揚子江、タイのメコン川、インドのガンジス川などと同じように現地の人は、生まれた時の産湯から、日常の洗顔・沐浴・食事の水から生活排水まですべて一緒で、しかも何ら支障を来さないが、われわれ日本人には、まったく手に負えない! その上それらの川の水を水源としている現地の水道水も、日本のすこぶる上質な水道水に比べると品質が劣り、まずわれわれには飲料に適さないから、当然飲料には、いわゆる”ミネラルウォーター”のご厄介が常識となるが、エジプトのナイル川の水はもっとわれわれには、恐ろしい! その理由は、かって古代文明のいろいろな巨大石像やオベリスク・神殿を造ってきた、石の文明のその石が原因。 ナイル川の上流には古代からそれらの石を切り出してきた、砂岩、石灰岩、花崗岩などの石の産地が、アスワン、アブ・シンベルなどにあり、そこから流れ出ている水は、われわれの想像以上に、多量のカルシュウムを含んでいて、われわれ日本人の上品な胃腸には手に負えない! だから、ナイル川で泳ぐことはもちろん、ナイル川を水源としているカイロ・ギザ・アレキサンドリア・ルクソール・アスワンその他どの都市の水道水も飲料はもちろん、口や鼻から入るだけでも下痢を起こすおそれがあるので、歯磨き、洗顔、洗髪、シャワーなどすべてアウト! これには、まったく大弱り! 生まれて初めて8日間ほど、まったく洗顔はおろか洗髪やシャワーも浴びらず(かろうじてバスタブに湯を入れて肩まで浸かる程度)! まったく不潔な話。 われわれ男性が大いに困っていたのだから、同行の女性方は、果たしてどうしていたのやら? 一度聞こうと思ったが、結局最後まで聞きそびれてしまったが!
その時気付いたのが、歯磨きするだけでも、口をすすぐだけでなく、歯ブラシのハケや柄などもコップに入れた”ミネラルウォーター”できれいに洗うとなると、少なくとも300mlの水が必要だとわかった次第! つくづく水は大切なもの!
このくらい水に気をつけても、同行者の中には、ときどき下痢をして、”正露丸”のご厄介になっている人がいた。 その原因をただしてみると、どうやら食事の時についているサラダやスライスされたフルーツをうっかり食べてしまったとか、小片のキュウリやレタスに口を付けてしまったとか、中にはうっかり顔を洗ってしまったとか。 いやはや何とも云えない怖い話。 生ものは、水道水で洗っているからアウトと云うこと、もちろん氷や氷を入れたフレッシュジュースなども。
食事はすべて、火を通した温野菜や肉、魚、ソーセージ、牛乳、チーズなどの乳製品と皮のついているフルーツ(バナナやオレンジなど)。 これにはまったく不便極まりない話!』
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