沖縄・辺野古海上基地の問題を中心に maxi's_page

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2007年5月27日

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アセス法違反・彼我の主張

昨、5月26日に名護市で開かれた、今回の調査がアセス法違反である
ことを指摘した自然保護団体の集会を報じる琉球新報の小さな記事です。

イメージ 1

5月21日に沖縄県、那覇防衛施設局・佐藤勉局長と
交渉を持ちました。その席で、「環境現況調査」とアセス法との関係に
ついて沖縄県・基地対策室長と、那覇防衛施設局・局長が述べた見解など
を書きます。

沖縄県も那覇防衛施設局も「本来ならば、」という枕詞を述べていますよ。

沖縄県・基地対策室長が述べた見解です。知事公室長が、沖縄県の
公式見解として認めています。(テープ起こしは沖縄平和市民連絡会)
○住民側 
これ環境アセス法の流れ図です。アセス法ができるまでは、閣議アセスというやつで、すぐ調査から入ったんですよ。これではいかんということで、その前に「方法書」という段階を入れることになったわけです。

その方法書の議論をして、サンゴの調査をどうやるのか、バッシブソナーをどう入れるのか、ビデオをどう入れるのか、そういう議論をして現場に入るんですよ。

いいですか。これをさせないまま、あなた方が認めているのはおかしいんだ。

これはアセス法国会の全議事録です。平成10年4月11日、国はこう説明しているわけ・・・この中に「事前」のいう言葉が2回出ます。現場に入る前に「事前手続き」として方法書を入れた、これが2度にわたってきます。

だから、今やっている調査は中止命令出さなければいけない。

環境アセスメントというのは最終的に環境大臣の管轄になりますけれども、その前段として県知事の責任があるわけよ、沖縄県の責任が。沖縄県が環境アセスを最初に審査するんですよ。何であんた方こんな手ぬるい行政やっているんですか。

○沖縄県
ですから、本来ですと、環境アセスの手続きということで、方法書を出していただいてやるのが本来ですけれども、今回のものは事業者の責任でやるということで手戻りをしてもいいという、前提で。

○住民側
それをさせないためにアセス法をつくっているんです。(中略)アセス法をつくったのは今まさにいった手戻りを防ぐために(も)つくっているんですよ。

それから環境アセスの方は調査によっても環境を壊す、工事によっても環境を壊す、その後の運用によっても環境に影響を与える。だから調査段階から、環境への配慮が必要だとして、この方向書が入れられているんですよ。議事録にちゃんと残っているんですよ。そういう趣旨だということが・・・そんないい加減なことするな。
沖縄県も、「本来ですと環境アセスの手続きということで、
方法書を出していただいてやるのが本来ですけれども」と
見解で二度も「本来です」と言っている。

では那覇防衛施設局・佐藤勉局長は、どう言っているか。
佐藤局長と記者団との会見でのやり取りを記録した文書を
佐藤局長は読み上げた。以下がその全文です。
○施設局長

ちょっと待ってください。読みますから。

質問がですね、調査の準備なんですけれども、着手できたことについてコメントをお願いします。

私の答え、

まず、普天間代替施設の移設返還につきましては、普天間飛行場の危険性の除去という観点からも早急に進めなければならない事業だと思っております。

本来ならば、環境影響評価法に則った手続きで粛々と進めたいが、まだ、沖縄県あるいは名護市との間で現在の政府案の形状はともかく、位置については十分合意に達してないところでございます。

しかしながら、2014年までに代替施設を完成させるという目的で、私どもはできる範囲で、私どもの所掌事務の範囲の中で移設先周辺の環境にかかる様々なデータを収集することが、今後の作業を円滑順調に進める上で必要なことと認識しております。

そういう意味において、公共用財産使用協議書を提出している中において、沖縄県と調整した結果、事前の潜水による海底の地盤等に手をつけないものについては調整が付き、協議が整う前に潜水調査はやらせていただきました。

同時に、県からすみやかなる協議書に同意をいただいたことについては感謝しているところでございます。先程申しましたように、今後は環境アセス手続きに入れるよう、今後とも沖縄県と調整を続けていきたいと思っています。

というのが全文です。
施設局長も答えは
1・(辺野古は)早急に進めたいの第二段落で、
2・本来ならば、環境影響評価法に則った手続きで粛々と進めたいが
3・所掌事務の範囲で環境にかかる様々なデータを収集することが作業を円滑に・
4・海底の地盤等に手をつけないものについては、協議が整う前に潜水調査
5・環境アセス手続に入れるよう、今後とも沖縄県と調整を

となりますね。

「本来ならば、環境影響評価法に則った手続きで粛々と進めたいが」
2014年までに完成させるために、アセス法違反を確信犯的に承知しつつ、
所掌事務の範囲で・・と逃げ口上を述べている。

それで、住民はさらに追及した。
○住民側

だから今読み上げた内容の中で、本来ならばアセス法の手続きに基づいてですよ、アセスが県の了解が得られれば進められるべきものですが、それができてないから皆さんは今の所掌事務の範囲内でということで、この調査はしているんだと。そういう説明なんですが、今言ったことは。

しかしながら、実際にやっている内容は、本来アセス法の手続きに基づいてやるべきものを、それが通ってないから、了解を得てないから、その事前調査という脱法行為を皆さん勝手に、環境に対してですよ。
○施設局長

私はそれを直ちに、環境アセス法によるところの環境現況調査に当てはめようという気持ちはございません。
と意味不明の発言をしています。

時間切れだ、と話し合いを打ち切ろうという
那覇防衛施設局の発言の直後、サンゴを破壊した
写真、ジュゴンの通り道になるサンゴ礁の切れ目
の中央にトウセンボをするように設置されたビデオ
カメラの写真がテーブルの上に広げられた。

那覇防衛施設局は、これらの実態を確認すること
を約束して、話し合いは終わった。

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