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4月15日、琉球新報、沖縄タイムスとも、今年9月からオスプレーを
イラクに派遣するとの米海兵隊の発表を報じました。いずれも共同配信。
【ワシントン13日共同】の記事は、下記です。
http://www.47news.jp/CN/200704/CN2007041401000121.html
紙面写真の上は一面、紙面下は七面です。
時事通信も報じています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2007041400126
【クアンティコ(米バージニア州)13日時事】
米海兵隊は13日、垂直離着陸が可能な次期主力機MV22オスプレーを9月にイラクへ投入すると発表した。海兵隊はこれに合わせ、バージニア州クアンティコの基地で、同機の実演飛行を報道陣に公開した。 オスプレーは主翼の左右両端に3枚ずつあるローター(回転翼)を上向きにしてヘリコプターのように浮上し、上空でローターを前向きに倒して巡航する。最高時速は476キロでヘリの約2倍。ロータ
ーの向きは12秒で変えられる。イラクでは武装勢力による米軍ヘリ撃墜が相次いでいるため、海兵隊はオスプレーの特殊な運動性能を生かしたい考えだ。オスプレーは現行主力ヘリCH46、CH53の後継機として開発された。在沖縄海兵隊の同型ヘリも将来はオスプレーに更新される見通し。普天間飛行場の移設先となるキャンプ・シュワブ沿岸部の新施設に配備される公算が大きい。2007/04/14-10:04
共同、時事通信共に、イラク派遣を報じているだけですが、14日のニューヨークタイムスは、
V-22 オスプレイが危険で、コストが高い、未完成であることなどをビデオで論じています。
(貴重な情報をSさん、ありがとう)
http://video.on.nytimes.com/index.jsp?fr_chl=df7f460a54c22314984179cd845c5946677e9492
okinawa_maxiが、今日アクセスしたら、別のビデオに代わっていましたが、
ビデオ画面の右側にVIDEO SEARCH の窓があり、mv-22 osprey で検索し、
画面を下にずらすと、下記のビデオが出ました。これです!
V-22 Osprey's Troubled Launch
Hibrid Aircraft Going to Iraq
友人のOさんが、このビデオを聞きいて、荒訳を作ってくれました。
一読してから、ビデオを見るとよいかも知れません。ビデオには
1991年のバランスを失って滑走路でもんどりうつ事故のシーン
もあります。皆様にお知らせ下さい。
タイトル:V-22 オスプレイの問題だらけの実戦配備計画
V-22 オスプレイは戦闘用ヘリとして完成しているのか?
サブタイトル:V-22 オスプレイは9月にもイラクへ派遣される予定だが、その未解決の問題ゆえに攻撃されやすい弱点を持つ事が指摘されている。
記者Matthew Orrマシュー オール、 Leslie Wayneレスリー ウェイン 2007年4月
ビデオの発言者は次の3名が繰り返し出てくるので、三者をa.b.c.と略しました。
a.米海兵隊 航空副司令官 General John G. Castellas ジョン・G・キャトロー中将
(共同配信の記事から中将のお名前の発音を引用した)
b.女性記者 Leslie Wayneレスリー ウェイン
c.元 共和党上院議員の安全保障アドバイザーで現在 防衛情報センター
(Center for Defence information)に居るWinslow Wheeler ウィンスロー・ウィーラー
a.海兵隊にとって海兵隊員を戦地に運ぶ為のベストな航空機だ
b.オスプレイ開発は海兵隊の第一優先課題であったが、25年懸かっていて、これまでに180億ドル、
最終的にはペンタゴンの予想では500億ドルの開発費用が懸かる。CH46-Cに代わって行くことに
なっている。
a.( CH46-Cと比較して)2倍のスピード、3倍の積載能力、5倍の航行距離、6倍のサバイバル能力
b.1.あまりに信頼性がない
2.敵の攻撃をあまりに受けやすい。
防衛情報センターの出版で、
“V-22 Osprey:wonder weapon or widow maker?”
「V-22 オスプレイは脅威の兵器か恐怖の未亡人製造機か」
特に垂直航行時にこれまでのヘリと比べて能力が低い。
敵の攻撃地点からの脱出時の垂直航行は時速9マイルととても遅く、
格好の攻撃の的になるだろう。
c.テスト飛行までに30人の生命が失われている。2000年には一度に19人の兵員が事故で亡くなった。
プロペラの起こす乱気流の中での浮上と下降の安定性が大きな問題
1.根本的に設計思想上の避けがたい問題から、技術的に高度の難題を内包している
2.高いコスト
下向きの風圧が凄くて、水面や埃の多い場所や砂漠上などでは巻き上げる水、埃、砂の影響で
操縦士は下向きの視界が地面が見えないほどになる
a.下向きの風圧の問題が指摘されてきたが、実際の運用上は訓練でも問題が無かった
b.一番問題が大きく取り上げられたのは副大統領のディック チェイニーが国防相だった
第一次ブッシュ政権のとき。4回に渡って開発計画の中止を模索したが、強力なロビー活動、
たくさんの議員の中止反対で継続されてきた。
オスプレイの製造工程は40の州、200の選挙区で雇用を生んでいるので民主党議員も
共和党議員も一緒になって計画実現にむけて働きかけ続けて今に至る。
c.開発コストが膨大なので、製造段階でのコストは、一機当たりゆうに1億ドルを越え、
これは通常のヘリなどの航空機(新型の高コストのへり)と比べても2倍から3倍になる
a.能力に見合ったコスト
b.海兵隊は360機、空軍が50機、海軍が48機 導入の計画
c.信頼性の問題が解決できたとしても、乱気流ダイナミックスの問題の克服は残された課題で、
それは解析と制御のソフトウェアの開発でしか解決できない問題だ。