1996年SACOと2006年ロードマップ
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SACO合意(1996年12月2日)と、 再編実施のための日米のロードマップ(2006年5月1日) を混同してコメントを書く人を時々、見かけます。 混同の一例を挙げると、 SACO合意で、辺野古の海上基地ができないと、 嘉手納以南の米軍基地の返還が進まない・・という誤解 次に、国立国会図書館・外交防衛課・福田毅さんの下記論文を紹介します。 SACO合意で返還を約束された11施設の2003年10月時点の 進捗状況を丁寧に、客観的に文献を元に書いています。 同じ福田毅さんが、2005年5月13日付け「情報と調査」に 下記の論文を書いています。この時点では、嘉手納以南の返還が 検討され始めた・・という程度ですね。 2006年5月1日、日米両国の外交、防衛担当大臣(いわゆる2+2)が 再編実施のための日米のロードマップにサインをしています。↓ http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html この中の 1.沖縄における再編・・・の (c)土地の返還及び施設の共同利用 で、初めて嘉手納以南の基地の返還が示されるのです。
米軍にとって都合の良い条件が付けられていることや、 自衛隊と米軍の共同訓練(キャンプ・ハンセンなので 海兵隊との)が盛りこまれていることにご注目を!。 関連部分を書き写し(コピペ)ましょう。 (c)土地の返還及び施設の共同使用 ・普天間飛行場代替施設への移転、普天間飛行場の返還及びグアムへの第3海兵機動展開部隊要員の移転に続いて、沖縄に残る施設・区域が統合され、嘉手納飛行場以南の相当規模の土地の返還が可能となる。 ・双方は、2007年3月までに、統合のための詳細な計画を作成する。この計画においては、以下の6つの候補施設について、全面的又は部分的な返還が検討される。 ○キャンプ桑江:全面返還。 ○キャンプ瑞慶覧:部分返還及び残りの施設とインフラの可能な限りの統合。 ○普天間飛行場:全面返還(上記の普天間飛行場代替施設の項を参照)。 ○牧港補給地区:全面返還。 ○那覇港湾施設:全面返還(浦添に建設される新たな施設(追加的な集積場を含む。)に移設)。 ○陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム:全面返還。 ・返還対象となる施設に所在する機能及び能力で、沖縄に残る部隊が必要とするすべてのものは、沖縄の中で移設される。これらの移設は、対象施設の返還前に実施される。 ・SACO最終報告の着実な実施の重要性を強調しつつ、SACOによる移設・返還計画については、再評価が必要となる可能性がある。 ・キャンプ・ハンセンは、陸上自衛隊の訓練に使用される。施設整備を必要としない共同使用は、2006年から可能となる。 ・航空自衛隊は、地元への騒音の影響を考慮しつつ、米軍との共同訓練のために嘉手納飛行場を使用する。 |
