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猫や杓子はおろか腐るほどいる死にぞこないも見たがるような景観は二の次って事で、

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如月弥生の歌

久しぶりのブログアップ^^
貧乏暇無しでネタも無くご無沙汰してました、、
忘れられない為にも
日記代わりに短歌投稿サイトに公開していた
冬、春の歌を何首かコピーしておきます^^
あくまで冬春花鳥風月に拘った粗末な歌ですが
よろしければごらんください<m(__)m>


春を待ち ただひたすらに 春を待ち 天を見上げる 桜の冬芽

セシウムの 数値を示す 灯りのみ 雪にチラチラ 睦月飯舘

透き通る 氷の中に もみじたち 青女の呪縛 冷たく優し

如月や 小雪に煙る 風の先 旅の支度の 白鳥の声

雪明り 照らす楽譜は レクイエム 廻る冬毎 枯れる夢への

喀血を 日の丸と模し 悲を刻む 太宰を想い 踏みし水雪

雲間より ヤコブの梯子 降ろされて 枯れ野のラピュタ 少しはにかむ

クスクスと 笑みの眩しき 福寿草 古寺の陽だまり 弥陀の手の上

雨風と 低きオリオン乱舞して 春生む神が 吐瀉する嵐

観音堂 雨の数珠玉 梅に落つ 散れよ散らぬの 音を観るかな

風見鶏 時に迷いて カタカタ回る セシウム降る夜 君は狂いし

粉雪が 狂乱ロンドの アスファルト 滴る北斗に 風が酔い痴れ

山茶花の 笑も井に映す 白水寺(しらつじ)を 
                       偲ぶが如く カモシカの鳴く

褪せてなお 散る事知らぬ 紫陽花を 黄金に透かす 浅春の朝

『逢いたい』が 星へ昇華し 君へ降る そんな夢見た 遠き春の夜

陽射すほど 影の寂しき 女郎塚 風が供えし 椿のかんざし

川岸の 白鷺にじむ 細絹(ささめきぬ) 音も静かに 春が雨織る

淡光に 少し揺らめく 吊るし雛 迷い憂いを 笑みに代え

水鏡 笑みを作れば 椿落つ 小波の後に 写る惜涙

蒼き夢 『大人になったらまた会おう』 智恵子の杜の 錆びた落書き

六つ弥生 心の紐を 解かぬまま 還る還らず 迷う人有り

白濁する 春の吹雪に 梅一厘 轍に落ちて 春を終う

百舌鳥の音が やたら煩き みぞれ日は 窓を締め切り 中也と過ごす

一面に 種漬花の 咲く野辺で 雲雀見あげる 孤春日の午後

恐れたは 人の心の 魑魅魍魎 火の神堕ちた 福島の春

爪を噛み 簪抜けば 夜鏡に 結いの解れを 撫でる春月


なお、その他の歌は↓からどうぞ、、、
http://www.utayom.in/users/3999





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