野球少年のひとりごと

本や野球や映画や音楽、そして絵画のことをつぶやき続けます。なお、画像は父「洋画家・仲村一男」に因んだものばかりです。

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田辺聖子「残花亭日暦」(角川文庫・476円+税)、田中澄江「夫の始末」(講談社文庫・467円+税)

会社の帰り難波のジュンク堂書店で、田辺聖子「残花亭日暦」(角川文庫・476円+税)、田中澄江「夫の始末」(講談社文庫・467円+税)買う。田辺聖子「残花亭日暦」は、いつものように帯によれば「ある日、夫に新たな病が発覚。別れの時を予感しながら、看護と介護と作家仕事を切り盛りしていく。毎日の食卓、原稿執筆、夫の憎まれ口、お葬式、納骨‥。作家のありふれた一日から主婦の一大事まで、日々の思いを敏感に、ユーモラスに書き留めた人生日記。発表時、感動の声が続々と届いた話題の書。」とある。田辺聖子はいままでに3冊しか読んでいないが、これは感動的な読書になりそうである。一方、田中澄江「夫の始末」であるが、こちらは今日読了の阿川弘之・阿川佐和子「蛙の子は蛙の子(父と娘の往復書簡)」(筑摩書房・1545円+税)に、父親である阿川弘之さんが推薦していて購入する気になったもの。同様に帯による『女にとって夫という男が何ものなのか。「物事の始末が悪い」と言われ続けた著者が、この世の名残に散らかし放題に「始末」をつける。劇作家同士、雑巾を縫う夫と山を歩く妻、見事に違う、個性鮮やかな夫婦の六十余年を、意気のいい話法で戯画化した何ともおかしい自伝的連作集。女流文学賞・紫式部文学賞受賞。』とある。田中澄江の著作は初めてであるが、こちらもどうも面白そうである。それにしても、ふたりの作家による「夫」をテーマにした作品を読む気になったのはなぜだろうか、と自問してみる。最近、長男が家を出て(独身です)アルツハイマーが段々酷くなる母と女房の3人だけの暮らしになった。父が亡くなった日から一家でこの家に戻ってきて、母を入れて6人での暮らしが始まったのが25年前。この家で3人の子供が義務教育を経て高校大学と過ごし、次男が先ず結婚で家を出、ついで娘が同じく富山に嫁ぐことになって家を出た。そしてこの秋に、長男が勤務先の近くのマンションに入るべく家を出た。物事の殆どが分からなくなってきた母のことは一先ず置くとして、女房とふたりでのそう結婚当時のもとの単位に戻ったといえる。ある種の感慨はある。永年にわたり長男の部屋として使わせてきたもとの父のアトリエを復元したり、娘の部屋を女房専用のクローゼット代わりにしたりしながら、この家を巣立っていった3人の子供のことを考えてみたりする。そのようなことが伏線にあってのこの読書かもしれない。最後は女房とふたりってわけである。

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おもしろそうな2冊ですね。田辺聖子さんは好きで、以前よく読みました。私も読んでみようかなぁ〜★

2006/11/11(土) 午後 3:19 KAORIN

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KORINさま、いつもありがとうございます。対照的な二冊ですがどちらも夫のことがテーマとなっています。ぜひ書店で手に取ってご覧ください。

2006/11/11(土) 午後 7:48 [ old**all_*oy ]

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