野球少年のひとりごと

本や野球や映画や音楽、そして絵画のことをつぶやき続けます。なお、画像は父「洋画家・仲村一男」に因んだものばかりです。

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雨の休日(田中澄江「夫の始末」と阿川佐和子「あんな作家こんな作家どんな作家」)

一日雨で、しかも女房も出掛けていてひとりでステレオを鳴らしながら読書。いずれも、読み掛けの田中澄江「夫の始末」(講談社文庫・467円+税)と阿川佐和子「あんな作家こんな作家どんな作家」(講談社・1500円+税)読了する。田中澄江「夫の始末」は、女流文学賞と紫式部文学賞W受賞の彼女の代表作であると思うが、それこそどうしてこのように色々の不幸事が次々起るかと思うほどの波瀾に満ちた家族の話を、決して淡々とは言えない筆致で書き進めてゆく。剛い女と言っていいのだろうけれど、フェミニズムなどというものが叫ばれなかった時代を、筆一本で闘ってきた彼女の魅力がわかるような本書である。このようなひとを女房にしたいとは思わないが、それにしても様々の分野で、このように闘いながら地位を高めていった女性たちがいて、その代表的なひとりが彼女であることも間違いのないことであろう。一方、阿川佐和子「あんな作家こんな作家どんな作家」。現在テレビで見る彼女は、1953年生まれとしたらまあ若々しいほうだろうし、その捌け具合も程よく好感が持てるが、この本を出した頃(ちょうど14年前)は40歳目前とは言えまだお嬢さん気分が抜けていない時代である。色んなジャンルの作家を訪ねてのインタビュー集であるが、わたしなど読んだこともない作家も含めて興味を沸き立たせるような、軽いながらも結構要点をついたインタビーが行われていて、一気に読めた。父親阿川弘之との往復書簡の体をとっている「蛙の子は蛙の子」(筑摩書房・1500円+税)も面白かったが、その軽妙さ(素っ頓狂と言ってよいくらいのときもあるが)、そして阿川弘之のお嬢さんであることで随分得をしているとしても、この率直さは誰もが好感を持つと思う。とてもチャーミングなお嬢さんです。そういう意味で田中澄江(尊敬はできるにしろ)とは対照的であると思う。

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両方とも読んだことないので、関係ないのですけど、ステレオで何を聴かれてたのでしょうか?・・・阿川佐和子が、私より一つ下とわかったのです。^_^;

2006/11/11(土) 午後 9:08 低人

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低人さま、いつもありがとうございます。ステレオですが、昨日買った「キース・ジャレット・カーネギーホール・コンサート(2枚組み)」を聴いて、それから同じキースの「バイ・バイ・ブラックバード」「残亡」と聴いていました。雨の中、自転車に乗る気にもなりませんし。

2006/11/11(土) 午後 9:36 [ old**all_*oy ]

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