野球少年のひとりごと

本や野球や映画や音楽、そして絵画のことをつぶやき続けます。なお、画像は父「洋画家・仲村一男」に因んだものばかりです。

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2012年2月9日

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豊田正義「消された一家」(新潮文庫・514円+税)、須田慎一郎「ブラックマネー」(新潮文庫・476円+税)、門田隆将「なぜ君は絶望と闘えたのか」(新潮文庫・514円+税)

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このところずっと法然関連のものを読んでいますが、ときどきふと小説とかその他のものを読んでみたくなるときがあります。何も学習や研究をしている気はないのですが、手軽に読めるもがそろそろ欲しくはなって来ました。今日、アマゾンから届いた三冊などもそのような気分を反映したものです。それぞれに重い部分を充分に抱えているにしろです。先ず、豊田正義「消された一家」(新潮文庫・514円+税)です。いわゆる北九州・連続監禁殺人事件に取材したものです。その様はまさに鬼畜といってよいほどのことらしく、人間の業の深さを感じさせますがその実際はどのようなものだったのでしょうか。次が、須田慎一郎「ブラックマネー」(新潮文庫・476円+税)です。須田慎一郎は、やしきたかじんの「何でも言って委員会」の準レギュラーといってよい存在ですが、闇世界がテーマのときにその本当のところを質問されたり、彼の風貌からくるのでしょう闇世界の主人公のように揶揄されることもあったりして、少しだけ気になっていたひとです。副題が「『20兆円闇経済』が日本を蝕む」となっていますが、さてどこまで切り込んでいるのでしょう。最後の、門田隆将「なぜ君は絶望と闘えたのか」(新潮文庫・514円+税)は、1999年に山口県光市で起こった主婦と乳児の惨殺事件の被害者である夫・本村 洋が、その犯人が少年であることから少年法に守られることで、なかなか事件の核心に入ってゆくことが出来ず、結果として妻子の名誉すら危うくなるという、司法の壁に挑む3300日に取材しています。「甲子園への遺言」や「神宮の奇跡」をものした門田隆将が、木村 洋の絶望の闘いをどのように伝えてくれるのか、大変興味があります。
 
豊田正義「消された一家」 七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいた.。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松本 太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
 
須田慎一郎「ブラックマネー」(新潮文庫・476円+税) 総額20兆円-アングラマネーが、この国の暗部で蠢き肥大化をつづけている。「不況」でさえもビジネスチャンスにしてしまう貪婪な「ヤクザ資本主義」の正体とは何か。不動産の地上げから証券市場を舞台にしたインサイダー取引や仕手戦、巧妙に偽装されたフロント企業の「シノギ」、そして彼らは、最先端の金融技術まで手に入れていた!地下経済の深層を抉り出した驚愕のリポート。
 
門田隆将「なぜ君は絶望と闘えたのか」(新潮文庫・514円+税) 1999年、山口県光市で、23歳の主婦と生後11ヵ月の乳児が惨殺された。犯人は少年法に守られた18歳。一人残された夫である本村 洋は、妻子の名誉のため、正義のため、絶望の淵から立ち上がって司法の壁に挑む。彼の周囲には、孤高の闘いを支える人々がいた。その果てに彼が手にしたものとは何だったのか。9年に及ぶ綿密な取材が明らかにする一人の青年の苦闘の軌跡。
 
 
作品は、「パリ(色鉛筆)」
 
「洋画家 仲村一男」のホームページ
http://www.nakamura-kazuo.jp
 
 
 
 
 
 
 

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