【本】 『「また、必ず会おう」と誰もが言った』 喜多川泰さん著・サンマーク出版
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【本】 『「また、必ず会おう」と誰もが言った』 喜多川泰さん著・サンマーク出版
本書は単純に小説としても楽しめますし、また現代の若者の思考の一端を知るという読み方もできますし、さらにこれからの人生の参考書としても読むことができると思います。
本書のストーリーは、主人公の高校生、秋月和也君が、自分の付いたウソのために、自宅のある九州から東京ディズニーランドに行くことになり、その帰りはトラブルが発生。飛行機で帰ることができなくなり、自転車やらヒッチハイクなどして、実家に戻るまでに、彼を助けてくれる多くの人に出会い、そうした人から多くのことを学び、成長していく姿を描いています。
私が一番印象に残ったのは、この小説の最後の方で出会う老人との会話です。老人は言います。
「私は長くて数年でこの世を去ることになる。しかし今日の記憶はおまえさんの中でずっと生き続ける。そしておまえさんの考え方の一部となり、次の世代に伝えられる。私の限りある命は、今この瞬間おまえさんのおかげで悠久なものに変わった。人と人とが出会うというのは、それほど大きな意味を持つ行為なのじゃよ」
人の命は限りあるものですが、こうした人と人との出会いによって悠久なものに置きかえられることができる、それほど人と人との出会いは大切だし、またこれと似たようなことは、本との出会い、音楽との出合い、などにも言えることだと思います。
人は、こうした過程で、使命を意識するのかもしれません。
そう考えると、やはり多くの人や本などと出会うことは大切なことだと思います。そしてそうした出会いは、決して偶然ではなく必然かもしれません。つまり喜多川さんが言うよう、あることに気づかされます。それは、「今」という場所から過去を振り返り、一つひとつの出会いを見つめると、どれも自分を創る上で欠くことができない必要な要素になっていることに。
【目次】
一日目 それはウソから始まった
二日目 偶然もしくは必然?
三日目 冒険
四日目 四国へ
五日目 一期一会
その後・・・・・・・・。
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