【日記】 言葉
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【日記】 言葉
東大病院で心臓の冠動脈バイパス手術を受けられた天皇陛下は順調に回復に向かっていることはとても喜ばしいことです。ただ78歳というご年齢を考えると、あまり無理せず、3月11日の東日本大震災の1周年の時に元気な姿を見せて欲しいです。
天皇陛下と皇后美智子さまは、東日本大震災後に被災地を何度も訪れ、優しいお言葉をかけれら、被災された方々を励ましていらっしゃるご様子を拝見すると、とても嬉しくなります。
また、美智子皇后さまが、昨年の8月に、品川プリンスシネマで、映画「ロック、わんこの島」をご覧になった時のエピソードが、私が所属していた大学の会報誌に載っていましたのでご紹介したいと思います(会報誌に寄稿された先輩、少しだけ引用をお許しください)。
「ロック、わんこの島」: http://rock-wanko.com/index.html
この映画は、2000年8月に起きた三宅島噴火を背景に、全島民が離島避難する中で、飼い主からはぐれてしまった「ロック」という名の犬が奇跡的に生き抜いたという実話をもとに、その犬を育てていた「芯」という少年と犬との交流を描いた物語です。
この映画を鑑賞された後、出演者一人ひとりに声をかけられ、少年役とロック役(もちろん犬です)のところに皇后さまが来られ、この少年に「ロックも一緒に(映画を)観るのですか」とお声をかけられたそうです。このお言葉は、少年役の緊張を解くお言葉であっただけでなく、ロックにも話しかけています。そしてこの意表を突いたお言葉は、周囲の大人たちの微笑みを誘い、それまで張りつめていたその場の空気が一気に和らいだそうです。
こうした言葉は、とても力を持っていると思います。私自身も、過去の人たちが発した言葉を大切にしたいと思っています。
最近出合った言葉としては、John Ruskinというイギリスの人(1819-1900)の言葉。
The highest reward for a person’s toil is not what they get for it, but what they become by it.
(人の苦労に対する最高の褒賞は、その報酬として得るものではなく、それによって変化した自分自身である)
ただ、残念だったのは、この言葉をある人に教えたら、そうした言葉は低所得者の人には響かないし、飢餓もなくならない、というようなことを言われました。
確かに、人は生きていくためにある程度のお金は必要ですが、果たして本当にそれだけなのでしょうか。また、この言葉自体は、生きるか死ぬか、苦しんでいる人には響かないかもしれませんが、必ずしもそうした人々を無視しているわけではなく、むしろそうした状況に幸いいない、恵まれた人たちに対する一般的なメッセージ、言葉を発した人の人生の道理と考えてよいと思います。
話が上手くまとまりませんが、言葉と言うのはとても大切なもの。こうした言葉は、人を変える力を持っています。人間という存在は寿命のある有限の存在ですが、言葉は、未来の世代へ引き継いでいくことができる、つまり「ある人」を無限の存在に変えていくことができるものだと思います。
積極的に人と交流し、また読書などを通じて、自分自身を高め、そして少しでも世の中に「恩返し」をしていきたいと思っています。
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