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☆第4章☆
「あなたの漫画に個性はありますか」
無事 ジャンルは決まりましたでしょうか?
熱くなれるモノが見つかったことに期待して 次に行きましょう
「ジャンル」の次は「テーマ」です
あえてまったく違う言葉にすると「個性」です
今 特に少年誌において「野球漫画」はどれくらいの数なんでしょうね?
この前のWBCの影響で もっと増えるかもしれません
個々色々な作家の方が「野球漫画」を描いていて
それぞれ全部 「作風」が違うでしょ?
これはそれぞれの作家さんに「テーマ」があるからです
ある程度「テーマ」さえしっかりしていれば
おのずと登場人物、時代設定、環境設定、方向性が決まってきます
「テーマ」とは「作者が描きたいこと」 もしくは「信念」です
どんなダメ人間でも変わることができる
命の大切さを伝えたい
一旦折れたココロを僕ならこう修復する
とんでもなく巨大で凶悪な敵に挑みたい
好きで好きでたまらない気持ちをストレートに描いてみたい
嫌いな奴をぶったおす とっても爽快な話な話がいい
とことん萌えを追求する
とことんエロで攻めてみる
そして常にその「テーマ」の究極を目指しましょう
巨大な敵なら もう例えば「地球と同じ大きさ」とか
ストレートな気持ちなら 「気が狂ってる」レベルに
描き続けていくうちに それは「個性」に変わります
「テーマ」は 描き手のものです
「野球漫画」をジャンルにして
「命の尊厳」をテーマにするのと「とことん萌え」をテーマにするのとでは
ほら、話が変わるのが分かるでしょ?
ここに作者の「作風」が生まれます
ジャンルについては
最初の一歩は 絶対得意な方向で描いて欲しかったから
「熱くなれるモノ」という表現を前回しましたが
2本目、3本目…10本目、20本目になっていくと そうも言ってられなくなります
(そんなにいっぱい熱くなれるモノもないでしょうし…)
前回いただいたコメントにもありましたが
編集者の意向 雑誌の特性もあるでしょう
あまりこのブログではそういったことには触れたくなかったのですが
(話がきな臭くなるから)
雑誌が商品であり 出版社が営利を目的とした会社であることは変えようがない事実です
そのため「自分の気持ち」とは違うジャンルを描く事になる場合もあるでしょう
マーケティング戦略は 儲けるためには欠かすことのできないものですから
だからこそ 自分にしかない「作風」「テーマ」「信念」を
見つけてほしいんです
例え
「イカ釣りに週末の全てを捧げる中年サラリーマン」を描いて欲しいと言われても(言われないけど…)
それに対して 自分らしさを失わずに描けるくらいの「信念」
これは「ある」か「ないか」ではなく
「見つけて」「育てる」ものだと思います
そしてそれを見つけた作家は 作家として「長生き」しますね
「たけやまたけを」はどうかなぁ…
結構「信念」持ってやってるつもりなんだけど
「売れたい」って雑念が入ると 簡単に濁りますね
でも僕の場合 濁ると大概 ちゃんとボツになるから
やっぱ「編集さんってスゴイなぁ」って思うんですよ
それだけ「たけやまたけを」に「作風がある」って事なのかなって
前向きに考えています
まだまだ修行中ですわ☆
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