中森明菜(206)目標にされてきたので、今度はするほう

敬称略で書きます。
明菜はいまは休業してメディアから姿を消しましたが、それでも後輩格のアーティスト達から尊敬されたり、意識されて目標とされてきました。明菜自身が岩崎宏美の歌を勉強し、山口百恵を目指して芸能界入りしたように、すでに80年代半ばころから出てきたアイドルたちの目標になりました。

中山美穂や南野陽子なども明菜に続けとそれぞれの事務所が売り出したアイドルでした。また森高千里もかわいいアイドルでデビューした時は明菜のファンで、歌のうまい歌手を目指しました。

その後、小室哲哉ファミリーで売り出した安室奈美恵は荻野目洋子の事務所でスーパーモンキーズと一緒に荻野目のバックダンサーとして出たりしていましたが、その後ソロデビューして明菜的な魅せる歌を目指しました。

浜崎あゆみも初めはかわいいアイドルでデビューしますが売れず、その後本格的歌姫の道に舵を切って売れ始めました。彼女もダンスや踊りと歌を体全体で表現する明菜タイプの歌手です。性格的にも経歴でも「明菜派」です。

これ以外の歌手たちの中にも明菜ファンや明菜を目標にしてきた人はたくさんいます。篠原涼子、夏川りみ、AKB48の高橋みなみ、など数え上げればきりがありません。彼女たちは今や押しも押されもしない大スターになりました。

これほど後輩たちに影響を与えている明菜ですが、今度は逆に彼女たちの良いところを見習って、目標にしてほしいです。年齢や実績はひとまず措いて、芸能界での立ち振る舞いや関係者との付き合いなどの点で、学ぶところも多いはずです。

明菜はもともと庶民的で権威主義的なところが大嫌いです。むやみに持ち上げられるのを嫌いますので、原点に返って一から出直すことはいとわないと思います。

中森明菜 ひとつめのさよなら(ラジオ)
http://www.youtube.com/watch?v=-pjtj0ChVhU&feature=results_video&playnext=1&list=PLC19CA047AC04CBFA

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中森明菜(205)AKBと明菜

今の人気アイドルグループAKB48は、もうかなり長い間人気を保っており時代を象徴するアイドルにまでなっています。集団で活動するので、個人はクローズアップされることは少ないですが、それでも最近は特に個人レベルでも有名になっています。前田敦子、大島優子、高橋みなみ、篠田麻里子、板野友美、指原莉乃クラスになると顔と名前が一致するようになりました。

テレビに毎日のように出ていますが、時々昔のアイドルの映像が出され比較をされています。

明菜はデビュー時にアイドルだったので比較対象になっていますが、印象的にはAKB48とはかなりイメージが違います。それでもメンバの中に明菜を好きな子がいます(高橋さん)し、話題にしてくれています。

可愛いアイドルとして一世を風靡しているAKBからは、明菜は見たこともない伝説の人だしビデオで見てもぴんと来ないのではないかと思います。しかし歌唱力の高さ、かっこよさは親の世代から使え聞いていいるので気になる存在だと思います。

AKBメンバの立場からすると、可愛さだけを売りにしているけれど、歌唱力を付けて本物のアーティストになりたい気持ちが強いでしょう。ソロでデビューしてレコード大賞クラスを取りたい野望は誰にでもあるはずです。その意味で明菜は憧れかも知れませんし、明菜が復帰すれば彼女達に勇気を与える立場になるでしょう。

昔と今とでは環境が違いますが、少女達が大人の世界にもまれながら一生懸命にがんばる姿は時代を超えて胸を打ります。

明菜もそろそろ気持ち切り替えて、芸能界に復帰して後輩達を指導するようなことをしてくれると嬉しいのですが、どうでしょうか。

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中森明菜(204)スローモーション

明菜さんがスローモーションでデビューする前にこの曲を歌った映像がYouTubeにアップされていました。80年代中ころの何かの番組です。まだ20代のころですが、それでも16歳でデビューした頃に比べるとすっかり大人に変わっていました。

珍しく明菜さんが楽しそうな顔をしています。貴重な映像です。すぐ消されると思いますが、是非見てください。

スローモーション(デビュー前)
http://www.youtube.com/watch?v=72I7FCrVuDc

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中森明菜(203)正体がつかめない歌手

明菜を知っている人に、彼女のイメージを聞くと様々に分かれる。それは既にアイドル時代からいくつもの顔をもっていたから、視聴者の見た時期と曲のイメージによっていろいろと変化する。「セカンドラブ」のころ、「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE」のころ、「難破船」「LIAR」のころ、80年代でさえ、いくつもの表情を見せていた。

90年代以降のフッ切れた明るい面、運命とか情念を感じさせる面、軽薄でミーハーの面を持つ面、渋くて貫禄のある面、多様性の幅は広まった。それぞれの時期に合う曲を歌った。

こういうマルチタレントの側面をもつため、明菜に固定したイメージを抱くのは無理である。

歌だけではなく、しゃべりや振る舞いにしても、ときどき何を考えているのか分からないことがある。それがファンを不安にすることもあれば、人間的な素直さを見せていると解釈して納得することもある。

明菜の曲が好きな人やファンの人も、ある時期の明菜、特定の曲のイメージの明菜、が好きで、全てを通して好きということはない、という人たちも少なからずいる。それは当然だろう。個性の幅が広いので、局所的に好まれるというのはむしろ自然な感じである。

正体がつかめない点は欠点でもなく、弱みでもない。逆に他の歌手達にはない珍しい特徴であり、長所でもある。良い意味の不安感、緊張感やミステリアス感を抱かせるタレントは今は少ない(いないと言って良い)。

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中森明菜(202)ユニバの作品の再評価を

明菜はどんどん忘れられかけている気がする。たまにテレビで取り上げるときは、過去のアイドルの一人としてだけである。しかも決まって「DESIRE」か「少女A」くらいしか使われない。

しかし、90年代以降をもっと評価されるべき歌手だ。特に、2002年以降のユニバーサルミュージックに移籍してから出した作品群、スタジオアルバム「Resonancia」、「I hope so」、「DESTINATION」、「DIVA」の質の高さ、更にそれを援護するカバーソングアルバム「歌姫3」、「艶華」、「フォークソング−歌姫抒情歌」、「ムード歌謡−歌姫昭和名曲集「、「フォークソング−歌姫哀愁歌」、のレベルの高さには驚きあきれるほどである。

とりわけ、4つのスタジオアルバムは、どれをとっても80年代以降を通してみてもベスト5以内の上位に来るほどの凄さを感じる。それらが期待したほど売れなかったことは、当時代のユーザに響かなかったのかそれとも宣伝不足か、いずれにしても残念であると共にスタッフの努力がたりなかったのではと勘ぐりたくなる。それともレコード業界の事情があるのか。

歌姫シリーズは売れたといわれるが、同様に出している徳永英明のカバーソングに比べれば全く桁違いに売れていない。クオリティはそん色ないのに。

明菜の暗いイメージ、不幸感を抱かせるイメージ戦略のなせる業か。

もうそういった先入観は捨てて、音楽だけを聴いて欲しい。そして再評価の機会を作って欲しい。

YouTubeのlabyrinth127さんのチャンネル
http://www.youtube.com/user/labyrinth127

YouTubeのAkina Nakamoriチャンネル
http://www.youtube.com/artist/akina_nakamori

これらのサイトには明菜の歌がいっぱいアップされている。それらの中で気に入った曲があれば、CDやDVDを買って聞き込んで欲しい。もっといろいろな良さが分かるはずである。

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