OPTC土木工学科〜建設環境

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今後の地下水利用のあり方に関する懇談会とりまとめについて

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今後の地下水利用のあり方に関する懇談会とりまとめについて

 地下水を取り巻く環境の変化を踏まえ、重要な水資源として地下水を適正に保全・利用していくための総合的な地下水政策のあり方を検討する必要性から、学識経験者による懇談会を設置し、幅広く議論を進めてまいりました。
 このたび、健全な地下水の保全・利用に向けた方法論として「地下水資源マネジメント」を提案し、その必要性と推進に向けた環境整備や運用方策、重要留意事項を本懇談会の提言としてとりまとめましたのでお知らせいたします。

〈懇談会提言のポイント〉
○地下水資源マネジメントの推進
・地下水障害を未然に防止し、地下水収支バランスが保たれる範囲内で、持続的な地下水資源の適正利用のあり方とそ のその実現方策を検討し、地下水保全・利用に関する計画を策定・運用する必要がある。

・計画に基づく施策の実施にあたっては、数値シミュレーションモデルの活用により、地下水収支を定量化し、実態把握、  計画策定、観測・モニタリング、評価・見直しというプロセスを反復しながら継続的に取り組み、地域の諸条件に即した最 適なマネジメントを実現することが重要である。

○地下水資源マネジメントの運用方策
・マネジメントにあたっては、目標とすべき地下水位を定め、地下水位を常時観測していくことが実用的である。

・マネジメントの推進に必要なデータを収集するため、観測井戸、計測機器、テレメーターシステム等の整備が必要である。


○地下水資源マネジメントの実施に際しての重要留意事項
・水資源の視点からの地下水の水質確保・保全
・地下水資源マネジメントの社会的合意形成への取り組み

はじめに

 近年、地下水を取り巻く環境は大きく変化してきている。かつて高度経済成長期に深刻であった地下水の過剰採取による地盤沈下は、一部現在も引き続き対策が必要な地域もあるが、地下水採取規制、代替水源の確保等により、沈静化しつつある。一方で、かつては地盤沈下が深刻であった大都市地域で地下水採取規制等により地下水位が回復・上昇し、地下構造物や地下水環境への新たな悪影響・弊害を引き起こしている事例もある。また、地下水質の面で環境基準を超える浅層地下水汚染が顕在化している。

 地下水は地球水循環系を構成する重要な要素であり、地下水の保全及び利用が水循環系全体に与える影響を把握していくことが重要である。

 本懇談会は、平成10年に国土庁水資源部に設置され、“地下水の利用と制度のあり方”について、専門の立場より幅広く検討を進めてきた。平成12年3月には、地下水をめぐる現状、今後の地下水利用のあり方について中間報告としてとりまとめた。つづいて平成15年3月に日本で開催された第3回世界水フォーラムにおいて「今後の地下水利用のあり方」をテーマに分科会を主催し国際的視野に立った議論を行った。

 今般、地下水をめぐる最近の動向と保全・利用に向けた課題、地下水利用のあるべき基本的な考え方を整理し、今後の地下水利用のあり方に関する提言を報告書にまとめた。

 本報告は、その前半では「地下水をめぐる現況、最近の国内外の動向、及び保全・利用に係る課題」を論点とし、後半で「今後の地下水利用に向けた基本的な考え方と方法」に言及し、最後に、当初目指した「今後の地下水利用のあり方」を提言している。

 その新しい視点は、地下水資源に軸足を置いてマネジメントする必要性に向けられている。これまでの永い地下水利用の歴史を踏まえて、地下水資源マネジメントの指針と方法をより実践的にまとめたものであり、今後、本提言が国や各地域での取り組みに反映されることを期待するものである。
      
     平成19年3月
        今後の地下水利用のあり方に関する懇談会座長
          埼玉大学名誉教授佐藤邦明

目 次

第1章 地下水をめぐる現状

1.1 地下水の特性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1.2 地下水利用の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
1.3 地下水障害・地下水水質・汚染の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
1.4 地下水に関する法制度の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

第2章 地下水をめぐる最近の動向と地下水の保全・利用に係る課題

2.1 わが国の水需給に関する動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
2.2 新たな地下水障害と地下水源開発の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
2.3 地震災害等、緊急水資源需要への対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
2.4 水に関する世界情勢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
2.5 地下水の保全・利用に向けた課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51

第3章 今後の地下水利用に向けた基本的な考え方と方法

3.1 健全な水循環系の構築における今後の地下水利用の基本的な考え方・・・・・・・・ 55
3.2 地下水資源マネジメントの考え方と手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62

第4章 今後の地下水利用のあり方に関する提言

4.1 地下水資源マネジメントの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
4.2 地下水資源マネジメントの運用方策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77
4.3 地下水資源マネジメントの実施に際しての重要留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・ 79

転載元 転載元: おおさかATCグリーンエコプラザ 水・土壌汚染ラーニング

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高専で水理を教えてくれた佐藤邦明先生が座長です。

先生ありがとうございました。

2008/9/15(月) 午後 5:26 [ 建設環境・社会資本整備 ]

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大阪平野の水問題を考える -大阪周辺の水環境とその有効利用-

= 大阪平野の水資源を考える = −大阪周辺の水環境とその有効利用−  大阪平野は優良な地下水腑存地帯です。しかし,被圧地下水の取水量増加に伴う減水圧の伝播による地盤沈下再発の可能性が指摘される一方で,利用が進んでいない不圧地下水では,過去の汚染が残留している上に,水圧上昇による地震時の液状化などの地盤災害が懸念されています。  今回発表いたします研究では,大阪平野の地下水盆全体を包括する地下水流動モデルを作成し,地下水による災害を予防するために,地下水の適正利用量を見積もりました。

2009/11/29(日) 午後 7:55 [ おおさかATCグリーンエコおいしい酒ときれいな地下水ラーニング ]

大阪の地下水マップやで

地下水マップ  全国地下水資料台帳のデータを基に、地下水・地表水の適正な利用のため、地下水分布状況、地質状況、地盤沈下等の地下構造を分析し地下水マップとしてまとめたものです。 http://tochi.mlit.go.jp/tockok/inspect/landclassification/water/basis/map/F8_exp.html 説明書 http://tochi.mlit.go.jp/tockok/tochimizu/F8/MAP/810099_1.pdf 上記

2010/1/5(火) 午後 9:41 [ おおさかATCグリーンエコ酒造りときれいな地下水ラーニング ]

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