“六寒一温”…第三波迫る
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【全般気象情報を追記】 “今シーズンの第三波”に大別される強い寒波が西から接近してます。西日本では今日6日 から次第に寒気の南下が始まります。一方、寒波の影響は北日本ほど長引き、北日本では 週の後半(8日)から凡そ1週間に渉って寒気が居座り、このうち前半は東北の日本海側 を中心に大雪の恐れがあります。寒気が緩んだ昨(5)日は、屋根からの転落や落雪に埋 まるなど“除雪作業中の事故”により山形県内だけで26人が負傷しています。記録的な大雪 に見舞われいてる北陸から北日本の日本海側では、6〜7日にかけて最高気温が平年を 大きく上回る予想で、屋根からの落雪や傾斜地の雪崩にはこれまで以上に警戒が必要 です。 □本編に関連の深い過去ログ□ ◆気温の上昇に注意(フェーンの恐れも) (当ブログで引用している気象庁提供諸画像への加筆・加工については同庁へ届け出済みです) 特に歩行者は滑りやすい足元にばかり気を取られ、自身が屋根から迫り出した雪庇や氷柱( つらら)の射程圏内を歩いていることに気付かない場合が多いものです。特に今日明日、外出の 際は頭上にもご留意下さい。 ■迫り来る“第三波”と上空トラフの動態下図は北半球500hPaの高層天気図(5日21時)です。バイカル湖の南にトラフ(A)があって北緯40度付近を東に進んでいます。図には同トラフの2月1日〜4日の位置も描いています。 トラフは発達しながら(=深まりながら)日本に接近しています。5日21時の日本付近は「緩い リッジ場」に入っていました。日本海西部に小さなサーマルトラフがあります(例:東経130度 の-33℃線)。上空トラフの前面(=正の渦度移流場)では地上低気圧が発生しやすく、地上 低気圧の前面は暖気移流場ですが後面は大陸の寒気を引き摺り下ろすので等温線は 図のように「小さいトラフ」を描きます。この直下では落雷や突風を伴った大荒れの天気に なります。 (当ブログで引用している気象庁提供諸画像への加筆・加工については同庁へ届け出済みです) 襲来する第三波について…図の上空トラフ:Aに対応する「サーマルトラフ(-36℃線で 可視化)は高度場トラフ後面の奥まで連なる鍋底型」を呈しています。この部分は高度場 としては「緩いリッジ場」に対応するので、冬型に象徴される荒れた天気は前半3〜4日程で 回復すると思われます。 以上より第三波(=8日から凡そ1週間)の留意事項として…前半は冬型の気圧配置に対応 した日本海側(特に東北日本海側や新潟・北陸)の大雪、後半は放射冷却の顕在化に伴う 低温の顕在化という局面に移行しそうです。 ◇追記◇大雪に関する全般気象情報『大雪に関する全般気象情報 第5号』
平成24年2月9日16時00分 気象庁予報部発表 日本付近の強い冬型の気圧配置は10日にかけて次第に緩み、広い範囲での大雪の恐れは小さくなるでしょう。積雪の多い所では引き続き雪崩に注意して下さい。 [気圧配置の現況と予想] 日本付近は強い冬型の気圧配置となっていますが10日にかけて次第に緩む見込みです。 [防災事項] <大雪> 東北地方や北陸地方では9日15時現在の24時間の降雪量が40センチを超えている所がありますが、次第に強い降雪の範囲は狭くなっています。10日にかけて広い範囲での大雪の恐れは小さくなりますが、北日本の日本海側や北陸地方では局地的に降雪の強まる所がある見込みです。10日18時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で… ・北陸地方 60センチ ・北海道地方/東北地方 50センチ …の見込みです。 大雪による交通障害に注意して下さい。また、ここ数日の大雪で雪崩の起こりやすい状態となっていますので、積雪の多い所では引き続き雪崩に注意が必要です。 [補足事項] 地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。これで、「大雪に関する全般気象情報」は終了します。 ≪Copyright (C) 2006-2012 Twister. All rights reserved.≫
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第三波ですか。等圧線の込み具合が恨めしいですね。
雨のエリアが豪雪地域に掛からぬことを願っています。
2012/2/6(月) 午後 0:31 [ jav*_*ep*rtmen* ]
毎度おしょうしなです。
いやあトンでもない豪雪になりましたね。米沢は120センチですが小国は200センチを超えてるらしく、この数日は米坂線が動いてません。何ぼ何でもラニーニャだけではこうはならないでしょう。私の記憶では今世紀は毎冬大雪です。どこを基準に決めた温暖化や暖冬なのか教えて貰いたいです。暖冬が続いた90年代と最近の寒い冬との違いを太陽活動で説明する学者もいるようですが、どうなんでしょう。
管理人さんも雪下ろし中の怪我には気をつけて下さい。
2012/2/6(月) 午後 2:55 [ 天地・仁 ]
「六寒一温」とは憂鬱な‥苦笑。
こちらのブログを参考にしながら
「今年の冬も寒いぞぉー」と覚悟はしてました。
でも実際は寒さのグレードが‥
あまり使いたくないけど想定外。
Twisterさんはここまで厳しい冬を
予想してましたか?
2012/2/6(月) 午後 3:21 [ てる坊 ]
java_department さん>…
その雨ですが北陸や長野および岐阜で降り始めています。長野・岐阜・宮城・福島の各県内には融雪注意報が発表されている地域があります。
2012/2/6(月) 午後 6:54
天地・仁 さん>…
JR米坂線は一部で折り返し運転、残りの区間はバスによる代行輸送と聞き及んでいます。小国町にはよく立ち寄りますが、最初の訪問で「ここは積もるだろうなあ」と直感したものです。標高も地形も豪雪の条件が揃っています。
屋久杉の年輪に含まれるCarbon14から太陽活動を推定する研究のこと…でしょうか?。であれば東大の宮原女史のグループですね。
2012/2/6(月) 午後 6:59
てる坊 さん>…
記事で示すと1月24日の“大寒波の全貌”には記録的豪雪を確信した…というか「諦めに近い心境」になりました。高層天気図を加工しながら『こりゃ駄目だ』って呟いてました(苦笑)。その高層天気図ではアゾレス・リッジとバレンツ高気圧が同時に立ち上がり、寒気の循環場が極東付近に偏らざるを得ない状況でした。その結果、真っ先に豪雪に見舞われるのは「ココ(山形)」ですから、他の予報士より「ショックは大きかった」と思います。
2012/2/6(月) 午後 10:05
こちら(大分)は春を感じさせる雨になっています。
夕方、蛙が出てきておりました。いつも先を急いで出てきた蛙がそのあとの寒波で凍死しているのを見ます。思わず、あの亀を思い出して、この後に寒波を生き抜け、と応援したくなりました。
いくら大雪、寒冬の年といっても2月になればこれくらいの暖気が入ってくるのが常。豪雪地帯ではまず、記事のようなことは警戒しなければいけませんね。どうやら、中旬、下旬も近年の2月恒例の強烈暖波はなさそうなので、今冬は平成最寒の冬の可能性が高くなってきました。
2012/2/7(火) 午前 0:09 [ 台風九號 ]
台風九號 さん>…
大分はもう「啓蟄」ですか。こちらはスノーシュー(カンジキ)を履いて積雪1m超の雪原を歩いているというのに…この分だと今年は春分まで雪が消えないでしょう。
こちらは3日連続で真冬日を免れましたが、いずれもTxは2℃程度。ひとたび大雪に覆われた道路は圧雪でカチカチに固まったまま、陽射しの力だけでは融けません。効果覿面は他でもなく「暖かい雨」です。雨が降ると圧雪路面は『轍』に変わり、圧雪以上に最悪のコンディションになります。
2012/2/7(火) 午前 0:37
今日の気温でだいぶ屋根の雪も落ちました。
落ちたら落ちたで隣の家に落ちるところがあり、心配です。
家はガラス1枚割れました。お向かいさんのカーポートは重みで壊れました。宅急便は路面が悪く、集荷に来ないとのこと。いやはや、、
このとけた状態で再度寒くなると、路面の氷が心配です(==)
2012/2/7(火) 午後 5:59
T@KEY@N さん>…
よく判ります。大雪の降った2月2日は山形市内のバスが全休しました。道幅が狭くバスが通ると擦れ違えなくなるのです。
今日はこちらも雨で、市内の道路は圧雪が緩み「砂丘」のような状態でした。除雪車はそれらの雪を路肩に寄せるだけなので、各家の門前には「堆い雪の壁」が拵えられます。除雪車が去るや、今度は向こう三軒両隣が手分けして、その雪を運び出します。一方、向こう三軒両隣どうしが不仲な区画は雪を巡って冷戦になります(笑)。
2012/2/7(火) 午後 11:33
tak*shi*s*i さん>…取り急ぎ、御礼まで
アメダス巡礼など拙ブログの取り組みへのコメント、ありがとうございます。
2012/2/9(木) 午後 10:15