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【小説カフェ】・・TOHJIROと朝岡実嶺のR指定映画をもう一度・

(暑い しかし気持ちいい朝だ 静か 電話が一本S・A)


 AVにも、一生懸命演技し、本気で演出している俳優や監督はいるのた。
 
 昨日、この映画(愛しの女教師)の記事を掲載したのは、午後11時50分ごろだった。
 その記事を再掲し、少し付け加えよう。 

 朝岡実嶺という女優が出演している、「愛しの女教師」という映画だが、僕は、立派なものだと思った。
 
 不登校の生徒をなんとか立ち直れさせたいと、ついつい、男子生徒の、性的無理難題に、言うことを聞いていくのだが、そういうストーリーの展開はなかなかいいものだったが、今ここでは、触れない。

 この展開の中で、座敷のテーブルに置かれたコップに、水差から、水を注いでいく、ただそれだけのシーンがある。それもその男子生徒の頼み・・命令なのだ。水がいっぱいになっても、なお、水を注ぎ続けさせられる。

 水がコップを満たし、それが溢れ出る。それだけなのだが、画面いっぱいに映し出される、コップにいっぱいになり、表面張力で盛り上がり、耐え切れずに、溢れていく、その場面に強烈な緊張感と、エロテイックなものを感じさせる。

 それは、射精感覚に、似ているかも知れない。

 もう一つの場面は、女教師が、これも命令で、うどんを食べさせられるのだが、唇の間に長いうどんが吸い込まれていく、これもただそれだけなのだが、その大写しのシーンを見ていると、なんともエロティックなものである。

 この映画の優秀場面は、数々あるが、この何でもない、コップから水が溢れ出す、うどんが唇の間に吸い込まれていく、というだけの場面を、こんなにもエロティックに撮る、監督、もちろんカメラさんにも、映像を扱う才能を感じた。
 
 世の中には、誰もまともに取り上げてくれないのに、一生懸命に仕事をしている人が、いるのである。

 朝岡実嶺という女優も、なかなかの演技で、こんいう種類のものだけでなく、まともに語られる映画の主要登場人物を演じられる人だと思った。



 昨日までやっていた、ミラン・クンデラ「冗談」の掲載は、中断することになりますが、しばらくのご猶予を下さいませ。

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