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John Escreetというピアニストのリーダー作となります。このリリースの直後に、criss crossでもアルバムリリースが決まっているので、最近の注目株ということになるのでしょう。
2008年に初リーダー作をリリースした後、2010年の"Don't Fight The Inevitable"は、メンツ見て買おうと思っていた時期もあったように記憶していますが、結局は買わずじまい。
David Binneyの"Aliso"(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/59342843.html)で聴いていることになっていますがここの文章では、良いも悪いも一言も言及していない(笑)
と言うことでこの盤もメンツ買い。リーダーの人だけでは全然食指は動かなかったでしょう..
そのメンツですが、下記の通り。個人的にはWayne Krantz買いと言うことになります。
John Escreet(P,Kb)、David Binney(As)、Wayne Krantz(G)、Marcus Gilmore(Ds)
さらにゲストが参加していまして
Tim Lefebvre(B:4,6)、 Brad Mason(Tp)、Max Seigel(Tb)
前掲の"Aliso"もそうでしたが、David Binney関連の人脈で作られるアルバムに、いろいろ勢いがあるんだろうなとも感じています。
ちなみに、食指が動いていた"Don't Fight The Inevitable"のメンツは、David Binney,Ambrose Akinmusire,Matt Brewer,Nasheet Waitsでした。
この盤の収録曲は、John Escreet作が7曲。他もメンバー(共作が多い)の曲を集めての全12曲となっていて、オリジナルだけで構成されています。
1 Intro
2 The Domino Effect
3 Half Baked
4 The Age We Live In
5 Kickback
6 A Day In Music
7 Interlude
8 Hidden Beauty
9 As The Moon Disappears
10 Stand Clear
11 Another Life
12 Outro
全体にタイトなドラムとベチベチ言うベース(音を出しているギター!!)を基調にしていること、ちょっと大仰なイントロの曲が多い、というあたりからフュージョン臭を感じる演奏となっています。
が、テーマの後、タイトなリズムの上で繰り広げられる演奏は、なかなかにジャズしておりまして2曲目のJohn Escreetのソロとか、3曲目のDavid Binneyのソロなんか、フリーの要素も感じられるかなり熱い演奏を繰り広げています。
John Escreetは生ピ以外にエレピの使用頻度が高く、さすがにリーダーだけあって露出度は高いですが、常に前面で出しゃばるようなことはなく、裏で伴奏に徹してみたり効果音的起用もこなしたりと良い意味でリーダー職をまっとうしていると言えるんじゃないでしょうか?
Wayne Krantzはベーシストがいないからなのか低い音域での演奏が多い印象。2曲目後半のソロが良いっすね。
David Binneyは露出度は低めなれど要所をしっかり締めるような位置づけで、一番おいしいところを持っててるかなぁ(笑)
他の曲でも熱いソロが繰り広げられていている部分では思わず耳をそばだててしまうことが多々ありますが、フロントがP,G,Asと3人が、すべての曲で均等に前面に出るような構成ではなく、曲によって主役が入れ替わるような感じですかねぇ。
さらに、間に30秒程度のつなぎ(1.Intro,7.Interlude,12.Outro)を組み込んでいること、2分台の小品を2つ(5.Kickback,8.Hidden Beauty)入れていることで、曲単位での表現というよりはアルバム全体としてなにかを表現したいという指向を持った作品になると思います。
と言う意味では、このアルバムで最長の4曲目の大仰さが笑えるくらい楽しいかも知れないです。
が、個人的には2曲目が好きです(笑)
John Escreet "The Age We Live In" (http://www.hmv.co.jp/product/detail/4098897)
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