暗渠No.4【南の池川】
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明治神宮内の 「南の池」 を源流にして流れ出し、原宿を通って表参道の北で渋谷川に注ぐのが、南の池川です。 短い流れですが、今回はこの南の池川を渋谷川から逆にたどってみたいと思います。 表参道はいつも常に混んでいますね。。 明治神宮はお正月のみならず一年を通して参拝者が多いけれど、その参拝者とは関係ない人たちがこれほど溢れる “参道” っていうのも面白い。 ま、“OMOTESANDO” ってのは、ファッション化された記号だから、記号にイチャモンつけても仕方ない。 ここはその記号と仲良く遊ぶ方が楽しい(笑)。 さて、その表参道から一本北側に入ります。 普通、賑やかな通りから内側へ入ると、静かになっていくもんだけど、ここはますます賑やかになっていく(笑)。 どこから集まってくるのか分からないけれど、溢れる10代を 得意のフェイントで交わしながら川の痕跡を探す。 なんだかごちゃごちゃといていてどこに川が流れていたのか見つけるのは困難です。 きっとこの辺だろうとあきらめずに探すと・・・、一本の柳の木を発見。 あった。ここに違いない。 柳の前の小道を人の流れに逆らうように歩く。 明治通りを渡って、川の上と思しき若者に人気のファッションビルの間を進んでいくと、さらにさらに溢れ出す人人人・・・。 うぬぬ・・・、人の流れにもまれながら、その流れをクロールのように掻き分け掻き分け懸命に上流を目指す僕。 暗渠になった川を歩きながら、まさかこんな人の流れを遡らなくてはならないとは。。 やがて流れの切れ目が見えて、その先には見慣れた電車が停車中。 原宿駅。 そしてこの流れは、竹下通りでした。 神宮の、南の池から発した流れは原宿駅の下に潜ったときに、その静かで清らかな流れをエネルギーに満ちた若い人の流れに変えていたのでした。 □ □ □ 折角なので明治神宮に入ってみました。 神宮橋を渡って南参道の鳥居を潜ると、やはりここは別世界。 参詣の人は多いけれど凛とした神宮の森が迎えてくれます。 参道を横切って原宿駅そして竹下通りへ流れ出している南の池川に掛かる橋の上で立ち止まりました。 南の池から落ちてきた流れは、森の中で清らかさを保っているようでした。 □ □ □ |

