『佐武と市捕物控』
|
ファンには絶賛された石ノ森章太郎原作コミック。
'罪は憎いが 憎まぬ人を
'斬るも縛るも 人のため '闇を切り裂く 男意気 'おぼろ月夜の 佐武と市
七五調の語りから始まる時代劇アニメ。
『佐武と市捕物控』
これはビッグコミックに連載された同名コミックのアニメ化だった。
21:00からのアニメ放映ということで完全に大人向け。 いや、子供が観ても面白くは無かったろう。 私は勿論原作から知っているが、時代劇を描いたコミックはそれまでにも何度もあったが 江戸の下町に住む、下っぴきの佐武、相棒の盲目の按摩師市、彼らの生活の描写から 事細かく描かれたコミックは初めてだった。 雨が降れば長屋は雨漏りし、家の中にすらナメクジがわいてしまう・・こんな描写を それまでのTVでも映画でもコミックでもしたろうか・・・ ない。 四季折々、江戸の下町長屋の生活感を浮き彫りにしつつ、下っぴきの苦労と 時折痛快なアクションで捕物を描いていく・・・まぁ、そういったコミックだった。
キャラクタは、ご覧の通り、サイボーグ009と004・・か(笑)
いや、ここはもっと通っぽく、「ミュータント・サブ」と004と言うべきか。 今でもたまにアニマックスなどで再放映されているが、この作品も今観ても全然違和感が無い。
本作は、墨絵や墨流し、静止画を多用したりで、アニメというよりも
声付きの動く紙芝居風な構成にしてあった。 「いくぜ、市やん!」 「あいよ、佐武やん」
たぶん、このアニメは一生忘れないと思う。
|
