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【速報!】 抗がん剤新薬の要望書 5月30日(月)提出!



みなさんからのたくさんのご署名、ありがとうございました

 抗がん剤新薬 「エルロチニブ(商標 タルセバ)」  
早期承認への要望書 
5月30日(月)提出!



承認目前でストップしていた、膵臓がん 分子標的薬の 「エルロチニブ (タルセバ)」 の早期承認
に向けて、NPO法人パンキャンジャパンでは、3月より、要望書のご協力を募り、署名活動を行ってまいりました。

毎日、多くの方よりたくさんの署名を頂戴いたしました。
北は北海道から、南は九州。 
全国より、多くのみなさんのご協力をいただき、5月29日段階で、1万2000を超える署名 が集まり
ました。



署名をお送りいただく封書には、さまざまなお手紙も入っていました。

「今、闘病中です。 一日も早い承認を、家族をはじめ、親族全体に声をかけて、署名させ
ていただき
ました」

「父が、昨年膵臓がんでなくなりました。 
そのとき、1つでも多く抗がん剤があればと、そのときのこと
を思いだします。 
これから、病気と闘う方のために、何か力になれればと思い、署名をお送りいたします」


署名をお送りいただいたのは、患者・ご家族だけではありませんでした。
全国の薬局、病院、公的機関のみなさんが、忙しい合間に、署名を集めてくださっていました。

「遅くなりました。 間に合うか心配ですが、どうかがんばってください」

「患者さんのために、ぜひ前進してください」


こうした言葉の1つ1つに、膵臓がんに立ち向かう患者さんを 支援してくださる多くのみなさんの力を
感じ、事務局も大きな驚きと、感動をいただきました。

みなさまからいただいた 1万2000のご署名。
明日、2011年 5月30日に厚労省に提出させていただきます。

多くの皆様の 前進に向けた純粋な志を、そのまま厚労省へお届けしたいと思います。
たくさんのご署名、本当に ありがとうございました。


*           *             *           *


次の記事は、
2006年当時、「自由診療でがん難民問題と闘っていた」 ある医師が書いたもの
です。


昨年10月ごろから時々、「37歳のすい臓がんの男性」がメディアに登場する。
最初は、混合診療の解禁をめぐる「規制改革・民間開放推進会議対厚生労働省」の審議の場での
出来事だ。傍聴席から突然、1人の男が声を出した。
会場から追い出されてもよいのに、弛緩(しかん)した会議室の雰囲気が緊張した沈黙に変わった
と新聞記事は伝えた。彼は当然のことを言っただけなのだ。
「もっと真剣に議論して欲しい」 
私は、すぐにAさんだとわかった。
昨年9月11日、私がAさんから受けた衝撃を、きっとその場の人々も同じように感じたのだ。
昨年9月10日、某大学病院の医者が「4期のすい臓がんで余命は3か月。治療はできない」と
Aさんに告げた。
よくある話だ。
でも、ここからが違う。
翌日、Aさんは私の前に立っていた。彼の言葉を正確には覚えていない。
でも「先生なら私を治療できるはず」と丁寧な言葉の中に、強い力が込められていた。
いきなり余命3か月と告げられて大病院から見捨てられた人が、たった1日で立ち上がり、情報を
集め、ここまで行動できるのか。Aさんの勢いに負けて、私は治療を引き受けた。
私の患者には共通点がある。
〈1〉大学病院やがんセンターで「治療法はない」と告げられた
〈2〉研究熱心
〈3〉諦(あきら)めない
〈4〉懸命に生きる。

「医学は患者から学ぶ」という格言があるが、私は別の意味で患者に学ぶ。
安易に患者に同情しても、本当に哀れなのは自分かもしれない。
〈4〉に接して、自分は如何(いか)に生きるべきかを考えない日はない。

世の中の抗がん剤治療は「効かない・副作用が強い」と散々なイメージである。私は長年、
一部の例外を除き「つらい抗がん剤治療は失敗した治療」と断言してきた。医者の中には
「つらい副作用は、薬が効いているからだ」と苦しい説明をする者もいるが、私には未熟な技術
の言い訳に聞こえる。
大腸がんの新薬アービタックス(日本では未発売)は副作用と効果に相関があるが、これは
数少ない例外である。
週1回のシスプラチン+ジェムザール+TS―1の治療で、Aさんのすい臓がんは4か月で半分
に縮小し、元気に年を越した。副作用を抑えて効果を上げるためには、患者と医者の議論に基づく
頻繁な軌道修正が欠かせない。
1月末、私は「患者と医者の議論」の土台となる『チャートでわかる がん治療マニュアル』
(講談社)を出した。〈4〉に学ぶ今の私の渾身(こんしん)の答えである。

そして同じ1月末、Aさんは家族のために長野・斑尾へスキーに行った。   


実は、この記事は、2006年当時、パンキャンの理事の眞島が、膵臓がんの治療を進めていた実妹
へ送った応援のメールでした。  (2006年4月に永眠)

この記事の 「私」は 「自由診療でがん難民問題と闘っていた」 平岩先生です。 
この当時、先生は、「Gem(ジェムザール)+TS-1(ティーエスワン)+シスプラチン併用療法」 を使い、すでに患者さんを治療していました。

あれから7年たちますが、残念ながら この療法は、いまだ標準治療になっていません。


まだ、膵臓がんの治療は前進の余地があり、「治るがん」 「助かるがん」 への道は、まだ途中である
ことを感じます。


要望書提出につきましては、また続報をお知らせしたいと思います。


パンキャンジャパン   


http://pds.exblog.jp/pds/1/200908/18/88/d0066488_2153964.jpg
http://chiro1117.exblog.jp/tags/%E4%B8%80%E6%9C%AC%E9%81%93/


まだ、道半ば


PanCAN
 Japan



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