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邦文堂だより No.355 沼津市の深海魚水族館

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沼津市の深海魚水族館
「シーラカンス」の展示で有名な沼津港深海水族館に行ってきました。 沼津港の南に広がる駿河湾は、最深部が2500mもある深海を有し、多彩な生物が生息しているところです。館内は壁に埋め込まれた小さな水槽があちこちにあり、まるで絵画のように海の生物が展示されています。クリーム色のイソギンチャクが優雅に繊毛運動をしていて、口を尖らしたようなカラフルな魚がその上を泳いでいる。砂の上を大きな殻をかぶった貝がのんびりと動いています。また、黒いカーテンに仕切られている大きな水槽に「ヒカリキンメダイ」が展示されていていました。真っ暗な空間に青みを帯びた黄色の1cmもない細かな光が、無数に一定方向に泳いでいる様はとてもきれいでした。目の下にある特殊な器官に共生する発光バクテリアが強く発光しているのだそうです。そして、2面から見物できる大きな水槽には、世界最大のタカアシカニがいました。このカニは、2mにもなるのだそうです。足を折り曲げ立っているように見えますが、動く様子は無く、眠っているかのようでした。 通路の途中に広場があり、実験教室をしていました。深海にすむ「ヌタウナギ」で、刺激を与えると粘液を出すそうです。まず、壁にかかった画面にこの魚が水中でたくさんの粘液を吐いて、他の生物の口やエラをふさぎ窒息させるのを見ました。 次にテーブルにウナギを載せ、目の無いことを説明し、長いわき腹に一列に並ぶ穴を見せてくれました。画面で、その穴の内側に白い粘液の塊が並んでいるのがうつり、その構造が分かりました。次に、このアナゴに刺激を与えると、その穴から透明な粘液が出てきて、それを上手にすくい上げて水槽に入れると、その粘液がみるみる膨張し水槽の半分が粘液となりました。講義を聞いていた方々から一斉に拍手が沸きあがりました。熱心にメモを取っていた魚好きの小学生が目を輝かしていました。 2階には、シーラカンスの標本や、冷凍したものが5体、360度どこからでも見ることができる展示でした。3億5000年前から姿を変えることなく生き続けている「生きた化石」と呼ばれています。獰猛な顔つきで、とても大きな魚で、背骨がなく、脊柱(空っぽの骨)という不思議な構造だそうです。1938年アフリカのコモロ諸島で発見されたそうです。
 

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