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邦文堂だより No.356 RICOH 交響楽団第61回演奏会

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RICOH 交響楽団第61回演奏会  
 2月5日(日) 川崎シンフォニーホールにて、“リコーフィルハーモニーオーケストラ第61回演奏会”が開催されました。リコーフィルハーモニーオーケストラは、今年で創設31周年を迎える歴史のあるオーケストラです。  指揮の井崎正浩氏は、第8回ブタベスト国際指揮者コンクールで優勝後ハンガリーを拠点に活躍なさっているそうです。演奏曲は、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」ブルックナーの「交響曲第9番ニ短調」が演奏されました。 ブルックナー(1824-1896)はオーストリア出身の作曲家です。当時ベートーベン、シューベルトなどの作曲家が活躍する首都ウイーンの喧騒から離れ、豊かな自然に囲まれた農村で幼児期を過ごし、敬虔なカトリック教徒だったそうです。子供の頃から教会などのオルガン奏者として活躍しました。故郷の生活で培われたオルガン的、土着的な音楽感性が活かされ、他の作曲家にはない独特の作風を形成してます。「交響曲第9番ニ短調」はブルックナーが残した最後の交響曲です。この曲を作曲し始めた時、68歳と高齢で心臓を患っていました。18年間住んだ4階建ての建物での生活が不可能になり、皇帝よりベルウェデーレ宮殿の住居が提供され病気と闘いながら4年の歳月をかけ作曲を続けましたがついに第4楽章を完成させることなく72歳でなくなりました。最後の交響曲となることを悟っていたのか楽譜には「愛する神に捧ぐ」の献辞が残されていました。 この川崎シンフォニーホールは世界を代表する指揮者マリス・ヤンソンス氏からは「最愛のホール」と、世界的指揮者、サー・サイモン・ラトル氏には「世界最高のホールのひとつ」「世界屈指の音響を誇る名ホール」と絶賛されています。「このような素晴らしい会場を持つあなた方は大変幸せです。」褒められています。19997席を擁する音楽ホールは客席空間が、中央にステージがあり、360度取り囲む客席は1997席あり、葡萄畑のように(段々畑のように)ブロックに分割されていて、ヴェンヤード型と呼ばれています。ドイツではベルリン・フィルハーモニー・ライブッヒ・ゲヴァントハウスをはじめ新たなコンサートホールはこのタイプ多くなっているそうです。東京のサントリーホールも同じヴェンヤード型タイプです。客席には車椅子用のスペースが10席備えられ、パイプオルガンは壁の中央にあり、荘厳さとすばらしい空間を創造していました。
 
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