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文庫本の備忘録
第131回
ローマ人の物語36 最後の努力(中)
塩野七生 著
新潮文庫
305年、第二次「四頭政」開始。東方正帝ガレリウス、副帝マクシミヌス・ダイア、
西方正帝コンスタンティウス・クロルス、副帝セヴェルス。
306年、7月、西方正帝コンスタンティウス・クロルス、病死。
コンスタンティウス・クロルスの軍勢、コンスタンティヌスを正帝に擁立。
ガレリウス、西方正帝にセヴェルスを、副帝にコンスタンティヌスを据えることで
事態の収拾を図る。
10月、マクシミアヌスの子マクセンティウス、ローマで皇帝即位を宣言。
307年、2月、西方正帝セヴェルス、マクセンティウス征伐のためローマへ進軍中、
前正帝マクシミアヌスの軍に捕らえられ自死。
308年、東方正帝ガレリウス、ディオクレティアヌスとマクシミアヌスと会談、
西方正帝にリキニウスを据え、第三次「四頭政」始まる。
309年、マクシミアヌス、コンスタンティヌスを倒すクーデターを企てる。
310年、コンスタンティヌス反撃、マクシミアヌス自殺。
311年、ガレリウス死去。東方正帝をリキニウスが継ぎ、西方正帝は空席に。
312年、コンスタンティヌス、マクセンティウスとのミルヴィウス橋の戦いで勝利、
マクセンティウス戦死。
元老院、コンスタンティヌスの正帝昇格を決定。
コンスタンティヌス、近衛軍団解散。
313年、マクシミヌス・ダイア、リキニウスの管轄の小アジアへ軍を率いて侵入。
リキニウス軍、マクシミヌス・ダイア軍を破り、マクシミヌス・ダイア逃亡、その後死去。
「ミラノ勅令」公布。
315年、コンスタンティヌス、リキニウスと対戦し勝利。
リキニウスの勢力範囲は小アジア以東に制限される。
316年、コンスタンティヌス、北方蛮族の撃退戦を開始。
322年、コンスタンティヌス、帝国北方の安全確保に成功。
324年、コンスタンティヌス軍、リキニウスの軍と戦い勝利。
リキニウス、降伏し、コンスタンティヌス、ただ一人の正帝となる。
325年、リキニウス、反乱を企てた疑いで処刑される。
ディオクレティアヌスが考案し実行した「四頭政」は、そのディオクレティアヌスの引退後は
群雄割拠の状況を作り出し、日本の戦国時代を彷彿とさせて読んでてとてもおもしろく感じました。
そして、ローマは再び一人の皇帝、コンスタンティアヌスによって統治されるところまでが
描かれています。
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どこぞの政治家にも読ませたいですね(苦笑)。
内輪で争ってる場合ではないと、思うのですが(笑)。
2010/8/4(水) 午後 7:28
ニュートーンさん、ご指摘の通り、このシリーズの後半に入ってからはローマが内戦で国力を落としていく様子が何度も出てきました。
どこぞの国ももっともっと建設的な論戦をし、将来を見据えた政策を行ってほしいです。
2010/8/4(水) 午後 11:27
おはようございます。私も四頭政の部分はとても面白く読みましたね。傑作!ただ時間が大分かかってしまいました。四人の統治者でうまく帝国を統治できたのはディオクレティアヌスの友人を統治者に選んだことと彼のリーダーシップによるものなのでしょうね。普通ではなかなか難しいと思います。TBさせていただきます。
2011/7/24(日) 午前 7:26 [ mog*m*1338 ]
moguma1338さん、お返事が遅くなって申し訳ありません。
四頭政はおもしろいアイデアではあると思いますが、現実の国家で行うにはリスクが高そうですね。4人の理念が一致し、協調できなければ、コンスタンティヌスのような野望の大きな人物にその制度を破壊されてしまいそうですね、、。
2011/8/1(月) 午後 7:48