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生きることは、とにかくただ生きることである。
それには目的というものがない。
だが、人は他人を自らの手段とするために、
お互いに有用性の衝動を押し付け合う。
それは未来へと目を向けさせる、
つまり、「いまここ」から目を背けさせる。
だから生きるということ、特に、よく生きるということは、
有用性の衝動に反抗し、他人にとっては「不毛」に見える生き方をすること、
あくまで「いまここ」に佇み、刻一刻と自身を表出することだ。
人生に意味はない、あるとすれば、わたし自身がそれを問われているのだ。
わたしはただの観客ではないし、脚本を渡された役者というわけでもない。
わたしは、自分自身と舞台にとっての観客であり役者である。
しかも、即興で演じることを求められているのだ。
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