今朝は親元から自宅に戻り、出勤しました。
携帯だと記事が打ちにくいので、遅れましたがパイレートクィーンの観劇レポートです。
舞台と全体の感想
さて、舞台は船をうまく表しています。
個人的には四季の異国の丘の船よりこっちの方が好きです。
でも、東宝ってグルグルまわって歩かせるのがよくあるよね…。
グルグルよく歩いていました…(汗)。
全体的には好きなストーリーです。
ビンガム卿の言葉を借りるならば、
「ライオンとトラ」、2人の女傑がまみえた歴史を表しています。
※トラよりオオカミの方が面白いかも。
保坂さん演じるグレイス=オマリーという、すごいアイルランドの海賊の女族長。
涼風さん演じる名君中の名君、エリザベス1世という、すごい女王。
保坂さんがトラで、涼風さんがライオンということになりますが、
グレイスの人生と、場面場面に登場し対比されるまったく違う人生の女王。
それが意気投合したら、最強だな〜。
舞台中、気に入ったセリフは、
ビンガム卿に「反逆者の言うことを信じるのですか?」みたいに言われて、
エリザベスが「反逆者の気持ちがよく分かるのじゃ。私も反逆者だったから。」
というセリフ。(多少違っていると思いますが、ごめんなさい)
うっひゃ〜、歴史屋にはたまらない!!
だって、カトリックを奉じ、スペインの王子と結婚した姉のメアリー1世に、
エリザベスは反逆者として捕らえられたけれど、
助かって、姉の死後に即位したから。
さらに言うと、日陰の日々を過ごし、耐えて耐えて生きてきたエリザベスが、
どれほどいい君主であろうとしたか、
混乱を避け、できるだけ中道的にしたか、
それを考えるとエリザベスの変貌も面白いのですが、ちょっと扱いが軽くて残念でした。
保坂さんのグレイス=オマリー
保坂さんによく合った役だと思います。
元気でお転婆で、芯がしっかりしていて、勇敢で、
女だけど、男前なグレイス=オマリーでした。
保坂さんがこうして舞台で活躍している姿を見るととてもうれしいです。
やめていった四季の役者さんたちにも舞台に立って欲しいです。
山口さんのティアナン
山口さんのティアナンは最初若々しく演じているせいか…
何か見ているこちらが恥ずかしくなるようなティアナンでした。
さらに、山口さんの舞台は、ジャンバルジャンかドラキュラ(伯爵?)などのイメージが強く、
歌っている声を聴いて、
「あぁ、ジャンバルジャンだ〜(T▽T)。」
でも、芝居が進み、グレイスを見守る頃になると、逆にどっしりと構えていい感じでした。
が、
「左舷に敵〜!!」(右舷かも・汗)と言いながら下手から走って出てくる走り方が…(汗)。
ある方に走り方を聞いていましたが、
「これか〜(・▽・)!!」
と、つい微笑んじゃいました。
う〜んと、ダダダダッって感じではなく、
チョチョチョチョという感じです(笑)。
分かりにくいかもしれませんが、とてもかわいい走り方でした(^▽^ゞ。
最後の髪長くてヒゲのあり、囚人服の姿を見て、
山口さんのジーザスの舞台は観たことがありませんが、
その風貌が…ジーザスみたい…と思いました。
石川さんのビンガム卿
石川さんのビンガム卿の、「あっちゃ〜」って感じの失敗感がよかったです。
グレイスをののしると、
それがちょうどエリザベスへの悪口と同じようになってしまい、
「やってしまった〜」感にウケました。
でももっと悪人か、もっと調子がいいか、そんな感じにした方がいいかもしれません。
濃い個性の中で、少し埋没気味でした。
宮川さんのドーナル
嫌われる男。
器が小さいくせによくほえる、すぐ前に出たがり、敵が来れば降伏しろと叫んでいる最低な男。
自分の元妻への復讐のため、敵にひざまづき、自分の子さえ危険にさらす。
そんな最低男を演じるというのも大変だろうな〜って思いました。
でももっと嫌われてもいいかもしれません。
器の小さい男を演じるのも大変だと思いますが、
ビクビクした男と空威張りの男、そのギャップが出ればもっと面白くなるように感じました。
涼風さんのエリザベス1世
かわいいエリザベス1世でした。
よけいなキャラクターはいらないから仕方ないですが、
ウィリアム=セシルとかウォルシンガムのような有能な部下も欲しかったな〜。
ただびっくりしたのはエリザベスの髪型です。
大学で英国史の先生の授業が面白く、ちょうどエリザベス朝の授業だったのでよく聞いていました。
また、エリザベスを調べる機会もあって、
パーマのハート型とか、髪に真珠飾りがたくさんついていたりとか、いろいろな肖像画も見てきました。
が、
…真っ赤のドレスの時の、頭が2つに割れたような…
髪を真ん中から二つに割って、弧を描いたV字の髪飾りをそこにつけて、
まるで中央に髪がないような髪型には驚きました。
…こわいって…。
観劇雑記
アイリッシュダンスが素晴らしいです。
足裁き、ステップ、ジャンプ。
とても早く、リズミカルで、本当にすごかった!!
終演後、舞台よりもアイリッシュダンスが印象に残りました。
これは一見の価値あり。
帝劇は土曜日ということもあったでしょうが、かなりのお客さんの入りでした。
こういう歴史物を四季にやって欲しいな〜。
四季の歴史物で私が見ているって…
昭和三部作、オペラ座の怪人、アイーダくらいだし…。
アイーダだって、ヒッタイト王国があった時を考えると、
あの衣装やら設定やらにいろいろムリもあるし…。
こういう実話を元にした、世界の歴史物をやって欲しいな〜。って思いました。
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