ピーターソン、ヘリテージのサーキットデビュー!
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「ほお、なかなかいいサーキットネ。」 目の前に広がるコースを眺めながらつぶやくピーターソン。 そこに、 「ヘイ、ユーはマシンを持って来てないのか?」 声をかける者がいる。 このサーキットを取仕切るヘリテージのボス、OKB氏だ。 「ホッホッホ。ミーもスロットカーレーサーの端くれ。サーキットに手ぶらで来てはいないネ。」 取り出したのは赤いボディにピンクのラインとホイール。 変てこりんなテカテカのカラーリングのランチア・ストラトス、ゆきりん号だ! 「ホッホッホ。ちょほいと握らせてもらうヨ。」 「お手並み拝見と行こうか。コントローラーはコースのを使っていい。」 コースに備え付けの45オームのコントローラーを握る! ギュルン、ギュルンンッ! 動き出す赤いストラトス! カレラのコースはグリップがあまり効かないのだが、チースロのタイヤは比較的食いつきがよいはず、とピーターソンが思ったとおり、そこそこ食いつき、走る。 コースは飛びぬけて長い直線があるわけでもない屈曲した変形オーバルコース。 高低差もないフラットなコースだが、そのせいもあってか走りやすい印象だ。 「ホッホッホ。なかなかいいコースじゃないカ。」 電圧は低いが、その分握ることもでき、なかなか快適な走りが楽しめる。 「ピー!」 最速のラップタイムを更新したことを知らせるアラーム音が鳴る! 10秒台だ! ピーターソン、そこそこのタイムだろうと勝手に思いつつ尋ねる。 「ユーたちはどのくらいのタイムで周回するんダ?」 「そうだな、そのへんのスケレのトランザムのマシンで8秒台というところか。」
「!ホッホ…、そそそそれほどたいしたタイムぢゃな、ないナ。」 さすがのレベルの差にビビるピーターソンだった…。 |

