トップページ
05*ないものねだり 特権放棄
ふつうに、ショック。
それ以外に言う言葉がない。
いや、だって。パパも郁さんも、戦闘員だよ?
ただの図書館員でしょ、私の仕事は。
関係ないじゃん。パパはともかく、ママは図書館業務は
まるで駄目だったんでしょ、なら、コネとか意味わかんないじゃん。
とか、
わかってんだけど、ホントは。
『内部を初めから知ってるやつのほうが使いやすい。』って、前言ってたし。
図書館員の子供は、特に私たちは、検閲にも何度も立ち会っている。
良化隊に賛同してる、何とか会とかの事件にも、あったことがある。
もちろんそれは、一般客としてだけれど、当然図書館にいる比率は
かなり高い。
家で留守番させる代わりに、『図書館にいて』など、よく言われたものだ。
特に私と密閑は、両親とも図書館勤務、しかもただの図書館員じ
すべて表示
その他の最新記事
03*戦争の予感と、願い
2008/6/18(水) 午後 7:12
「正直、椿と手塚の息子は、タスクフォースにしようと思ってる。」
玄田隊長が、突然堂上に言った。
「え、隊長、図書特殊部隊って…」
図書特殊部隊は、良化隊との抗争が鎮火するにしたがって、
逆に良化隊を刺激する、とされて規模が縮小してきていた。
そして、6年前、完全に無くなったのだ。
しかし、手塚慧が3年前、イギリスにいったことから、
...
すべて表示
気まぐれ*柴崎さん
2008/6/8(日) 午前 4:10
正直になれない自分が悔しくて。
素直になりたい自分が悔しくて。
私が必死に作ってきた壁を、思わず取り払ってやろうかと
そんなことを思ってしまう、自分が情けなくなる。
「う〜ん…」
頬杖をつきながら、手塚を眺める。
顔良し、経歴良し、性格は結構難アリだけど…将来有望だし、
よくよく考えてみたら、かなり好条件なやつだ。
「何
...
すべて表示
02*堂上班+α 2世もどき
2008/6/8(日) 午前 2:33
「おお、あれが手塚の息子だな?」
はい。とだけ堂上は呟いた。
柴崎の心を見事、恐ろしいほどの遠回りの末捕まえた手塚は、
堂上たちの娘と同い年の子供ができた。それが密閑である。
見た目は二人のいい部分をちょうど取っていて、かなり良い。
しかし性格が、残念ながら手塚寄りだった。
柴崎は、そんな二人を面白がってみていたが、あんなのが二人もい
...
すべて表示
