涙と痛みは東の岸へ置いていこう

「頸髄損傷」と「中枢痛」を背負う妻との生き方を中心に、日々感じたことなどを綴っていきたいと思います。

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スウェーデンでの痛みの評価

【スウェーデンでの痛みの評価】
 
「窓から飛び降りたいほどの痛みを10とすると、どの位の​痛みですか?」とスウェーデンの病院では痛みの評価をす​るそうです。 

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ブラックベリーの花(我家の庭にて)
 
【痛みの尺度】
 0痛みの無い状態
 1少し痛い
 2鈍い痛みが続く
 3意識しないでいることはできる痛み
 4常に意識してしまうが、何かに熱中していれば忘れる程度の痛み
 5かなり痛いがなんとかがまんできる
 6かなり痛くて長い時間はがまんできない
 7がまんできない痛み
 8いてもたってもいられない痛み
 9声をあげずにはいられないほどの痛み
 10これ以上の痛みはない
 
 先日、患者会として上の痛みの尺度を設定したとお知らせしました。
 すると、友人のGさんから、スウェーデンで暮す日本人のお医者さんのブログに痛みの評価について載っているとメールが来ました。「窓から飛び降りたいほどの痛みを10とすると、どの位の​痛みですか?」とスウェーデンの病院では痛みの評価をす​るそうです。
 http://drpion.se/alltidleende/?p=3368

 わが国の痛みに対する医療は大変遅れています。スウェーデンでは、1992年から、慢性痛の国家的取り組みが始められたと聞いています。わが国では、19年遅れて、ようやく昨年度から、厚労省による慢性の痛み対策研究事業がはじまったばかりです。
 

痛み医療に対する国家的取り組みを

 
 

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車いすトレーニング・キャンプ for キッズのお知らせ

【車いすトレーニング・キャンプ for キッズのお知らせ】
 私も理事として関わらせていただいている日本車いす協会主催の「車いすトレーニング・キャンプ for キッズ」を6月9日(土)〜10日(日)、BumB 東京スポーツ文化館で開催します。
 日本車いす協会は、スウェーデンのNPO「レクリテーリングスグルッペン(直訳:勧誘グループ)」の理念を元に、車いす操作技術の習得を推進し、車いす利用者の方々の生活の質(QOL)の向上を目指し活動している団体です。
 当日は、私も参加します。詳細とお申し込みは、pdf文書をご覧ください。↓
 http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/jawa/campforkidsinfo.pdf

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痛みの診断もできる機械=トリコーダーと痛みの尺度

【痛みの診断もできる機械=トリコーダー】
 スタートレックのトリコーダーでは 、痛みの診断もできるようである。最近非侵襲的な脳の画像診断などは発達してきたが 、ほとんどは主観的な評価で、客観的評価法は確立されていない。(以上 「痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief 評価法」 よ
り引用させていただきました。http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/method-humans.html
 
イメージ 1
 
 脊髄損傷後疼痛など原因不明の痛みをもった患者さんの多くは、痛みの大きさや深刻度がお医者さんや家族などに伝わらず、もどかしい経験をしています。スタートレックのトリコーダーのように痛みが正しく診断できる機械があればいいのですが・・・。
 そこで、私たちの患者会では、痛みの大きさを理解するために【痛みの尺度】を設定することにしました。
 
【痛みの尺度】
 0痛みの無い状態
 1少し痛い
 2鈍い痛みが続く
 3意識しないでいることはできる痛み
 4常に意識してしまうが、何かに熱中していれば忘れる程度の痛み
 5かなり痛いがなんとかがまんできる
 6かなり痛くて長い時間はがまんできない
 7がまんできない痛み
 8いてもたってもいられない痛み
 9声をあげずにはいられないほどの痛み
 10これ以上の痛みはない

 この【痛みの尺度】は、もともと医療関係者に私の妻の痛みを理解してもらうために、当時(平成16年)Webなどで、いろいろ調べてまねしたり、自分なりにわかりやすいように変えたりして作ったものです。
   http://www006.upp.so-net.ne.jp/wakasama/jiritu/itami.htm 
 一般的に、痛みの大きさを表すためにVASという尺度が使われますが、それよりわかりやすいかもしれません。
 「痛みの尺度」を使って、自己紹介を書くことにしました​。
 
【患者の自己紹介・症状,治療法など】
 
 痛みの大きさは、これでかなり共通理解できると感じています。 しかし、痛みの深刻度は、これに時間が関係します。 一日のうちで、痛い時間が短かければ、深刻度は低くなり、ずっと痛ければ深刻度は増します。その辺の工夫も必要だと思います。
 

 ・・・写真は、ブルーベリーのつぼみです。 — 場所: 我家の庭


 
 
 

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厚労省 「からだの痛み相談・支援事業」について

【厚労省 「からだの痛み相談・支援事業」について】
 
厚生労働省「全国健康関係主管課長会議資料(2月3日)」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2012/02/dl/120214-01_09.pdf
 15ページの 「慢性疼痛対策について」で
 「からだの痛み相談・支援事業」が新設されることが記されていま​す。
 事業内容として
 ①痛みに関する電話相談
 ②痛みに関する普及啓発活動
 ③医療従事者への研修事業
 を挙げています。
 
脊髄損傷後疼痛など、難治性の痛みをもった患者さんの状況について正しく理​解され、適切な治療を受けることができる社会となるよう、皆さん​のご協力をお願いします。


こちらもご覧ください。

痛み医療に対する国家的取り組みを 

 
 

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心因性疼痛単独は存在しない


 
 「心因性疼痛単独は存在しない」と、このブログ主である戸田克広先生は主張されています。私は、素人ですのでそれが正しいかどうかについては述べません。
 しかし、「痛み」を心の問題とすることは、多くの場合患者の不利益になると思っています。なぜなら、家内が痛みを訴え始めた当初、「心の問題」とよく言われ、そのことが本人を余計に苦しめました。痛みを「体の病気」としてとらえ、治療してくださるお医者様にめぐり合えて、ようやく「痛み」と折り合いをつけ日常生活を取り戻すことができたからです。

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