みなさん、先日のメイの記事に、たくさんの優しいコメントをありがとうございました。
コメントを読みながら、みなさんの気持ちが痛いくらいに伝わって来て・・・
猫飼いさんなら、私もそうだけど、よそのブログで見かけた子はもうウチの子同然で
そのブログに行っては、会ったことも無いのに成長を喜び、怪我や病気を心配し
ワクチン接種だと言われれば、1日安静にして何事も無いように・・・と思うし
去勢手術だ、避妊手術だと聞けば、無事終わりますように・・・と祈る。
だから、そんなふうに見守っていた子が亡くなってしまった記事を読むと
悲しくて、やるせなくて、パパやママの気持ちを思うと、PCの前で涙が流れてしまう。
メイの事を書くと、ここに来てくださっているみなさんに、そんなふうな気持ちにさせてしまうんだなぁ・・・と
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それに、メイは5匹兄弟で生まれていて、妹のくうちゃんや、弟の紫苑くんのママは、ウチのブログによく来てくださってるし・・・
でも、やっぱりメイは最後まで素敵な猫だったんだよ・・・って、みなさんに聞いてもらいたいと思うので
もしよろしければ、この先のお話にお付き合いください。
メイが亡くなったのは、先月の今日・・・2月19日午後8時1分でした。
その日も、大阪は今日のようにいいお天気で、日曜日でした。
朝は、部活に行く次男が、朝ご飯を食べている様子を、キッチンカウンターに横になって座って見守る
いつもと同じ風景でした。
ちょうどその場所は、いつもメイがお水を飲む場所です。
窓から差し込む光が気持ちよくて、その日もメイは目を細めて気持ち良さそうに日向ぼっこをしていました。
でも、もうその時メイは1週間もオシッコが出ていなかったんです。
メイが急変したのは、2月14日の朝でした。
いつも早起きのパパが、『メイがリビングでいっぱい吐いてる。それにブルブル震えてる』と、私を起こしに来ました。
あわててリビングに行くと、消化したフードの塊や、胃液があちこちに吐いてあります。
メイは、ダイニングテーブルの下で、パパが言ったように震えてうずくまっていました。
抱き上げると、『ふぅ・・・』とため息をついたのが分かりました。
前日まで、いつもと変わらずご飯を食べて水を飲み、一緒に遊んで、ウンチもオシッコもちゃんと出ていたのに。
あまりの急変に、何が起きたのか理解できませんでした。
病院が開くのを待って、連れて行き、血液検査をすると、各項目の数値がとんでもない事になっていました。
病院の先生に、『慢性腎不全の子は、急変すると本当に突然症状が重くなって危険になる』と言われましたが
昨日まで本当にいつも通り普通にしていたので、にわかには信じられませんでした。
でも、数値は今まで見た事が無いほどでした。
そうはいっても、その時はまだなんとか回復してくれるはずだと思っていました。
何回も危険だ、危険だと言われて、その度に持ち直してくれたメイの事だから、絶対大丈夫と思っていました。
その日は250ccの皮下輸液を入れてもらって、帰宅。
家で様子を見ていると、どうもトイレに行こうとしないのです。
あんなに点滴で皮膚がタプタプなのに。
いつもなら、たっぷりオシッコするはずなのに。
次の日、病院に連れて行くと、あまり改善されていない症状に、先生も打つ手は静脈点滴の対処療法で
薬を使って腎臓を刺激してオシッコが出るようにする方法しかないと、説明を受けました。
今は末期の状態で、この乏尿が改善できれば持ち直す可能性もあると。
ただ、入院が必要になるし、夜間は無人になるのでもしかしたら誰もいないまま亡くなってしまう可能性もあると言われました。
もう、何とも言えない気持ちでした。
ダメだと言われているのも分かるのに、目の前に蜘蛛の糸を垂らされて、ほら、登ってくるか?と言われているような気持ちでした。
ただ、その時強く思ったのは、メイが一番普通で、いつも通り、普段通りのまま一緒に過ごそうと言う事でした。
ただ、もう、残された時間は本当に少ししかないんだ・・・と痛いくらいわかったし、それなら美味しいものをたっぷり食べて、メイのしたいようにさせてあげるのが一番だと思いました。
病院で、一人ぽっちでなんて考えられないし、入院なんて有り得ませんと先生に言うと
でも、治療してみる価値はあるし、もしかしたら改善されるかもしれないとも言われました。
入院がイヤなら、朝一で病院に入ってもらって、夕方までかけてモニタリングしますから。とも言われました。
帰ってパパにその事を話すと、やってもらおうと言います。
エコーを撮るのに、メイのお腹の毛刈らなくてはいけないのに・・・そう思いましたが
パパが納得するなら、それも仕方ないと、病院に連絡を入れて、静脈点滴の治療をお願いしました。
17日の朝、一番に病院に入り、一日の治療の流れや方法を聞き、レントゲンやエコーを撮ってもらい
左腕に点滴の針を入れて、治療室に入りました。
午前中のモニタリングの結果、乏尿は改善されず、尿毒物質が血液中に大量に溜まってきているために
不整脈も起き始めていると告げられました。
治療中の檻の中のメイを撫でながら、もう、帰ろうか?と話しかけました。
先生に、点滴を抜いてください。家に連れて帰ります。と言いに行くと
分かりました。じゃあ、待合室で待っていてください。用意をしますからと言われました。
待合室で待つのは辛かったので、車で待っているので言いに来てくださいと言って、外に出ました。
車でメイを待っている間、家に帰ったら、まずささみを湯がこう。それに、ケーキも、生クリームも、メイが好きなものいっぱい用意しよう。
そんな事ばかり考えていました。
家に帰って、まずささみを湯がいてあげると、にゃぁにゃぁ喜んで食べてくれました。
生クリームたっぷりのイチゴショートも、美味しそうにかぶりつきます。
今まで好きだったのに食べられなかったもの、思いつくままにあげようと思うのに
メイは10ヶ月で腎不全の宣告を受けたので、嗜好のバリエーションがないんです・・・。
18・19日の土日は、メイとべったり過ごしました。
メイも、いつもはクールなのにしんどさも手伝ってか、凄く甘えて来ます。
可愛くて可愛くて・・・このまま時間が止まればいいのになぁと本気で思いました。
手の中の、こんなに柔らかくて、幸せなぬくもりが、あと数日で確実に無くなるんだと思うと
涙が後から後から流れて来ます。
メイの背中に涙がかからないように、一生懸命袖で拭いました。
メイは、本当に、最後までメイでした。
オシッコが出なくて、しんどいはずなのに、カウンターの上にいつものように飛び乗ろうとするし
行動は普段どおりでした。
あの時、私が思った通り、いつも通り時間が流れて行きました。
ただ、メイもお別れが近づいているのが分かっているのか、
赤にゃんの時、この家にやって来た時、初めての家を探検した時のように
ひとつ、ひとつの場所に行っては、そこでじっと座ったり、寝転んだり・・・
自分がいた場所を確かめているようでした。
19日、日曜の夜
次の日は私もパパも仕事があるし、子供たちも学校や、プロジェクトで家を空けるから
どうしようか・・・とパパと話していました。
一番融通がきくのは長男なので、長男にメイの事頼む事にしました。
そんな中、7時を過ぎたぐらいから、メイの息がだんだん荒くなってきたような気がしました。
背中を撫でると、ゆっくりと目をこちらに動かします。
堪らなくなって、そっとメイを抱き上げると、口を空けて5回、ニャーン・ニャーン・ニャーン・ニャーン・ニャーンと鳴きました。
実際は、声にならなくて、口をニャーンの形に開けただけだったんですが、メイの鳴き声がはっきり聞こえたような気がしました。
その後、ぐにゃりと力が抜けて、メイは、私の腕の中で息を引き取りました。
力の抜ける瞬間は、本当に魂が抜けてしまった・・・という感じでした。
いつも使っていたピンクのベッドに、ピンクのバスタオルをひいて、メイを寝かせてあげました。
本当に、綺麗で毛並みも艶々で、ただ眠っているような感じです。
でも、触ると冷たいし、硬くなってきます。
子供たちが塾やバイトからそれぞれ帰ってきて、家のお線香の匂いにメイが亡くなった事を悟って
だまって、メイを撫でに行ってました。
動物病院に電話をして、動物霊園のお話を聞いて
その後の事を相談しました。
お葬式は、2月22日に決まりました。
寒い時期だったので、メイはそれまでお家にいる事が出来ました。
ずっと、私たちの寝室で、旅立ちの日まで一緒に過ごしました。
お別れの朝、最後の日向ぼっこ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
思いつくまま、話し込んでしまいました。
火葬のあと、お骨を拾いました。
白くて細くて、とても綺麗な骨でした。
ここが喉仏ですと、説明をされても、あまりピンときませんでした。
でも、一緒にお骨を拾っていた長男が、『これ、メイの鼻じゃない?』と、骨の一部を拾い上げました。
まさしく、それは、メイのマルっとした鼻の骨でした。
その骨を見た途端、メイが『ママ』って言ったみたいで、涙が流れました。
今、メイはお気に入りの場所・・・家のキッチンのバックカウンターに座っています。
毎週日曜日に、ご飯のお皿にシーバを7粒入れて、毎日一粒ずつ私が取ります。
仕事から帰って来たパパがそれを見て、『おぉ、今日もちゃんとごはん食べたか?』と言いながら、ロウソクとお線香に火をつけます。
メイが亡くなった日、山梨のお父さんに電話をしました。
その時、メイを生んでくれたジジちゃんの、ブルーの男の子の話を聞きました。
少し落ち着いて考えて、パパと話し合って、その子を我が家に迎えようと決心しました。
その子を海と名付けたのは、その子のコートがブルーだった事もありますが
【海はすべての生命の源】
という気持ちを込めてです。
授かった命、預かった命を、メイの分も大切に育てて、愛したいと思っています。
2012/3/19 mimi♪
私、こちらに遊びに来てくださってる【禅くんとなっちゃん日記】のブログの中の言葉で
『かわいいなっちゃん、わたしのなっちゃん』って言葉、本当に大好きです。
すべての猫飼いさんの気持ちが、この言葉に集約されてるなぁって・・・思って。
ぽちさんに無断でこの場所に書いてしまいましたが、メイに免じてお許しください。