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本日、名古屋都市再開発促進協議会、名古屋都市再開発研究会、社団法人愛知県不動産鑑定士協会主催の上記セミナーが開催され、行って参りました。
1.名古屋の地価動向
トヨタが本社機能移転し、オフィス需要が見込まれる名古屋駅付近を中心に2006年地価公示において、全国年間上昇率ベスト10の中に、名古屋市内の地点が8地点もランクインし、名古屋の元気さが全国的にも有名となった。
2006年地価調査においてもトップは名古屋市中村区名駅3丁目の地点で、変動率35.2%であった。
2.名古屋におけるREITの現状
しかし、名古屋におけるREITの現状は、まだまだの感が強い。
J-REITは、2007年1月1日現在、 40銘柄で、資産規模6.4兆円、物件数1319件。
そのうち名古屋物件は、1790億円、物件数58件であり、件数シェアは4.4%、資産シェアはわずか2.8%に留まる。
物件数は東京が822物件で圧倒的なシェア、大阪が94件、神奈川が85件、ついで千葉、愛知、福岡となっている。(2006年10月末)
名古屋物件の内訳は、オフィスが17,共同住宅が33,倉庫が1,店舗が7,合計58であり、圧倒的に共同住宅型のリートが多いことがわかる。
その共同住宅型の物件をどの程度の利回りで購入されているのか。
Jリートの目論見書から判明してデータを元に、取得時のネット利回りを算出すると、2004年頃は6.5%〜7%だったのが、現在では5%〜5.5%が主流であり、もっとも低いものはジャパン・シングルレジデンス投資法人が購入したセントラルパークレジデンス5.1%であった。(取得時期:2006年10月31日)
ネット利回り(キャップレート)は、低下傾向にあり、3.5年で約1.5%程度の低下がみられる。
これは、購入にあたってファンド間の競合が激しくなり、価格がつり上がっていることを示す者である。
たとえば簡単に、年間の純収益が650万円として、利回り6.5%の場合の不動産価格は、
650万円÷6.5%=1億円
となるが、利回り5%となった場合の不動産価格は
650万円÷5% =1億3千万円
となり、単純に30%程度、物件価格が値上がりしていることがわかる。
因みにオフィス系は2001年4月頃は7%程度が標準的であったが、現在では5.5%程度と5.5年間で約1.5%程度の低下傾向である。もっとも低い利回りは日本コマーシャル投資法人による、名古屋錦第一生命ビルの4.8%である。(取得時期:2006年9月26日)
ショッピングセンターなどのリテール系では、2002年12月頃では7.5%弱のキャップレートであったが、2006年10月段階では、6%弱位の水準へと約4年間で約1.5%程度の低下がみられる。もっとも低い利回りは、日本コマーシャル投資法人による、イトーヨーカドー尾張旭店で、5.1%であった。(取得時点:2006年9月27日)
(つづく)
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