旅するように.

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2010年3月19日

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ラ ジュードゥ ラシェット ランチ、コストは大丈夫? 

今日も新レストラン打ち合わせで東京出張。

こんな時は出来るだけ、気になるレストランへ出かけ、吸収、吸収。

先日出かけた「ア ニュ」の下野シェフが以前、活躍されていた代官山(恵比寿)の

「ラ ジュードゥ ラシェット」が、新しいシェフを迎え、さらにパワーアップしたと

噂を聞き、早速ランチに出かけて見た。

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いい感じで自然光が入る店内、代官山から恵比寿に抜けるレストラン激戦区のビルの2階

店内は、この後直ぐに満席(22席くらい)、例によって男性客は僕一人、男は美味いもの

食べているのだろうか?それとも、お小遣い節約でワンコイン弁当?


シンプルなテーブルセッティング、そして、ランチセットとは思えない凝ったアミューズ。
隣の女性グループは、驚愕の声を上げていました。「素晴らしい!!」と。
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この後、商談が控えていたため、3900円のコースをチョイス。それでも、全部で4皿。
因に6000円のコースは、得意料理のフォアグラ、デザートが2皿ついて、全部で6皿。

前菜は、本日のお薦めの「ブーダン ノワール」をチョイス。タルトの上にブーダンのワール、リンゴのソルベに青リンゴのソース、サラダにもフレッシュなリンゴが。バランスの取れたフレンチらしい良いお皿。
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お魚は萩から直送のスズキ。キュイソン(火入れ加減)に拘っているらしく、うっすら透明感を残したプクプクでジューシーな肉感。確か、菜の花のソース(隠し味にアンチョビ)、カブにユリネに、えーと。
アワアワは、アサリやはハマグリのエキスが使われています。

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メインは岩手のパンタード(ほろほろ鶏)、これ、シンプルそうですが凝っています。

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胸肉は、60度でゆっくり一時間かけて加熱。皮目にはパン(クルトン)を被せて黒トリュフが挟んであります。ソースはジュドパンタードに内蔵がタップリ溶かしてあり、手羽先も添えています。アスパラガスは春の味。こりこりで美味しい。

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驚きは、付け合わせのもう一品。もも肉は春キャベツで巻いてあります。シャンピニオンのカプチーノスープと共に。このメイン、いいでしょう。芽キャベツだってついています。春の味です。

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ノックアウトされたのはデザート。ランチは全部で3品の中からチョイス。悩んだ末、塩キャラメルをとことん味わうデセール。

クランブルで作ったダックワーズがそのままエクレール+ミルフィーユに。タップリと塩キャラメル風味のパティシエールが挟んでおり、テンパリングショコラやリンゴのスライスがミルフィーユ状態。勿論、塩キャラメルのグラスが鎮座し、ソースもキャラメルソース。ヘーゼルナッツは完璧な相棒です。

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これ、ちゃんと、持ち帰り出来ないレストランのアシェットとして纏まっていました。
美味いんですよ。

通りから見た外観は、こんな感じ。前は、別のフレンチが入っていましたね。

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どうですか、結構いいでしょう。これで3900円。

魚のスズキはぼくにはひと味足りず淡白に感じた。もう一塩踏み込んでいない感じ。僕は東北出身で

濃い味が好きだからかな。

でも、3900で、本当にコストは大丈夫でしょうか?って思うぐらい、お得に感じるランチでした。

実際、景気は厳しく、多くの業態はデフレ気味。

生き残る為に、様々な努力が必要な時代。

このお店、女性に人気な理由、よくわかります。パフォーマンスは高い。


シェフの哲学や拘りを感じなくても、これくらいの価格を食事に払う事も珍しくない。

最近、やっとたどり着いた結論は、シェフの経験や思い、拘りも原価のうち。いいシェフのお店に行き

思いのこもった一皿を食べる方が、よっぽどお得。そこには、失敗も成功も苦労も喜びも入っていますから

ね。哲学を頂く、これが一番お得な食べ方。




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