磯沼陽子さん逝く
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舞台美術家の磯沼陽子(本名・川本陽子)さんが、9月20日、多臓器不全で亡くなった。
享年42。
イギリス留学の後、多くの舞台美術を手がけ、97年にデビュー。
98年にtptで上演された「令嬢ジュリー」の大胆かつ繊細な舞台美術は強烈なインパクトを与えるものだった(読売演劇賞入賞・伊藤喜作賞受賞)。
その後も、新国立劇場の「INTO THE WOODS」(04年)など数多くの舞台で注目を集め、今年5月には新国立劇場小劇場の「ゴドーを待ちながら」を手がけたばかりだ。
文字通り女流舞台美術家として、いや日本の舞台美術の最前線を行く才気溢れる存在だった。
惜しい人を失った。
合掌
花の上にしばしうつろう夕づく日入るともなしに影消えにけり(永福門院)
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