yours 第8話
| その瞬間、晴の手に握られたカッターが 私の後ろの壁にぶつかり、 折れた刃が私の頬をかすっていった。 これも予想通りなのだろうか? 私の頬の傷を見て、晴が言う。 「よかったね…これぐらいで済んで もしあと3cm左だったら…」 私に刺さってた。 理科は晴が勝ってるよね? そんな言い訳は一応用意していた。 でも、晴が私に言い訳を言う隙なんか 与えてくれる訳がなかった。 まぁ、晴は言い訳なんかで 納得してくれるような人じゃないって、 それも分かってる。けど… 私はどうしたらいいんでしょうか? 親に殺されるか、晴に殺されるか、 …自分で死ぬか…ですか?? |
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