気胸!?
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今朝方、出動した症例です。 午前6時すぎ、 「30歳代の男性、胸部・背部の痛み及び呼吸苦」 という指令で出動。 現場に到着すると、男性が椅子に腰掛けて苦しそうにしています。 意識状態は良好だったので、どこが一番苦しいかだけ簡単に聞いた後、呼吸と循環状態を確認します。 呼吸は苦しいとは言うものの、浅くも早くもなく、循環状態も、橈骨動脈でしっかりと触れ、左右差も特にありません。 呼吸音を聴診すると、 あれ!? 右側が聞こえにくいぞ!? うそっ!! ボクの聴診が下手なの? マジ!? と、平然を装いながら、内心かなり葛藤しています。 テキスト的には呼吸音の左右差をきちんと観察しなさいと言いますが、 左右差のある呼吸音って、救急の現場で、そんなに聴けるものではありません。 過去に、交通事故やその他の病気で、気胸や肺挫傷の人の呼吸音減弱を聴診したことはありますが、そんなに頻繁ではなく、「これは呼吸音が減弱してる!」って自分の聴診に自信を持てるほどの力はありません。 経験値不足なんでしょうね"^_^" さて、 胸痛・背部痛・呼吸苦 この症状から予測できる病気はいろいろあります。 ■ 心臓発作 ■ 胸部大動脈瘤 ■ 肺塞栓 ■ 気胸 ボクの浅い知識でも、これだけの病態はすぐに思い浮かびます。 これらは、どれも生命にかかわる状態ですよね。 ストレッチャーの準備ができるまで、症状の悪化に注意しながら、発症について聞くと、 就寝中、なんとなく呼吸が苦しくなって起きたそうです。 それが午前5時30分ころ。 そして、苦しいので窓を開け、外の空気を吸ったらちょっとは楽になったような気がしたそうですが、やっぱり根本的には改善しません。 起きて10分ほどすると、今度は胸部正中・胸骨右縁付近とその反対側、背部に痛みを感じるようになったそうです。 そうこうしているうちに、1回咳き込んだ瞬間から、胸部の痛みが憎悪し、継続するようになったので、救急要請したということでした。 病態が悪化する前に迅速に搬送した方がいいなと思い、ストレッチャーの準備ができた時点で、すぐに男性をストレッチャー上に座位で収容し、観察を中断して救急車へ。。。 救急車に収容後、すぐにバイタルサインを測定。 血圧測定の間に、呼吸状態を再度聴診器で観察すると ん〜〜〜! やっぱり右の呼吸音が聴こえにくい! 気胸の可能性が高そー 血圧は年齢に対して標準的なもので、またSPO2が96%とそこそこ保たれていましたが、呼吸苦の主訴もあったので酸素を投与 これは、とにかく救命救急センターへの搬送が必要だと判断しました。 救命センターへ連絡し、患者さんの主訴である「胸部・背部痛と呼吸苦」、バイタルサイン、そして右呼吸音の減弱 これだけ報告すれば、さすがに救命センターも受け入れOKでした。 病院でX線撮影の画像を見ると、やっぱり! 右の肺がちっちゃく萎んでいました。 縦隔が左にシフトするほどではありませんが、もうちょっと通報や病院での処置が遅れたら、やっぱり生命にかかわったでしょうね。
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気胸でしたか、呼吸音って悩みますよね^^;気胸といえば思い出します…。以前気胸の患者さんを搬送した際に、先生が「ニューモソラックスだね」と一言。え?気胸じゃないんですか?と聞きますと、「気胸のことを言うんだよ」とのこと。恥ずかしかったですね、顔真っ赤(〃_ 〃)。でも心の中では、日本人なら、日本語で喋れ〜!!てな感じでした。
2006/10/4(水) 午前 10:01
うさたろうさん、コメントありがとうございます。>日本人なら、日本語で喋れ〜!!。。。ほんとそうですよね"^_^"。そのくらい勉強しとけっていわれればそのとおりだけど、日本語でさえ自信の無いボクには、やっぱり無理ですね。 今後ともよろしくお願いします。
2006/10/4(水) 午前 11:56
初めて拝見いたしました。現場着から収容、そして医師の診断までリアルでとても面白かったです!!登録しておきますのでいろんな症例を宜しくお願いいたします。(こっちは小さな離島ですので症例がないです・・・)楽しみにしてます。
2006/11/14(火) 午後 8:24 [ 久保 ]
私は 今年 晴れて 奇跡的に救命士合格しましたが、救急隊でないので 臨床で頑張ってます!
学び 経験が大切ですよね!
2007/6/28(木) 午後 10:35 [ hwr*s26* ]
hwrns262さん★ と、お呼びしてよいでしょうか。はじめまして、こんにちは! 救命士の資格をお持ちですか。学ぶことは大切です。いつまでもこの学ぼうとする気持ちを忘れたくないですね。お互いにがんばりましょう\(~o~)/
2007/6/29(金) 午前 11:11