|
将監峠からは地図に登山道の表示の無い稜線を歩きます。
ただ、人が時々入っているらしく、踏み跡があります。
曇天といってもガスっていないので、容易に地図に
ある1883m のピークに到着です。
ここは岩交じりの箇所で、南方面の展望がひらけています。
ゆっくり写真を撮ろうと思いきや、かなりの強風です。
ここから稜線上は北東の風が吹き荒れて初冬の雰囲気です。
平坦な岩の上で何枚か写真を撮ったのですが、かなりブレて
いました。はるか向うに富士山が雲から頭だけを出して
いますが、まだ目立った冠雪状態ではありません。
1883mを過ぎて、一旦下がり次のピークを目指します。熊笹の
道を歩きますが、踏み跡もあるので問題ありません。次の
ピークが竜喰山かと思いました。ただ、他の方のブログでは
山名と標高が書かれた表示板があるとのことだったので、
もう少し先に進んでみます。
平坦な稜線を歩くとその先にピークがあります。目をこらすと
その表示板や枝に赤テープが見えました。本当にネット社会に
感謝です。ネットの情報が無ければ、手前のピークを竜喰と
間違っていたかもしれません。1/25,000 の地図があれば、
問題無いのですが、行き慣れていない山に行く毎に買うわけには
いきません。
GPSが便利なんでしょうね。これも円高の恩恵を受けられない
アメリカ製品のようです。ネット通販で英語表示でもいいのですが、
不具合が生じたことを考えると正規代理店経由が安心です。まぁ、
財政状態から山の道具の購入優先順位とすればかなり低いので、
貧乏人がBMWを論じるようなものです。
竜喰山のピークは樹林帯で展望はありません。2011を除くとよほどの
奥秩父主脈縦走路マニアでなければ訪れる人も少ないのかもしれ
ません。来年だけでも皆さん訪れてみたら如何でしょうか。
さてさて、竜喰山を後に帰途につきます。竜喰山の斜面を下り
ましたが、このままピストンもおもしろくないと思い、稜線から
南に直角に登山道に向けて下りることにしました。
手持ちの1/40,000 の地図では竜喰山の南側直下には壁岩があります。
ここを外せば、沢も無いし、等高線もそうきつくありません。熊笹の
下り勾配です。倒木と所々にあるかもしれない岩に注意して下りることに
しました。
熊笹は約80cmですからプチ薮こぎです。ガスっていないので、そう
不安はありません。こういう箇所での 25,000/1の地図は非常に有効
です。しばらくすると何か標識が見えます。この標識を目標に下りて
いくと、営林署の50林班のものでした。
ようやく登山道ですが、上の稜線上の踏跡とあまり変わらない状態でした。
これを将監峠方面に歩きます。途中で将監小屋に行く道がありましたが、
あの峠付近の光景をもう一度見たくて、将監峠方面を進みます。
将監峠でしばらく、晩秋というか冬枯れ直前の山々の風景を楽しみます。
この夜は雨のようですが、寂しく冷たい雨の夜になるのでしょうか。
将監小屋を経由して、往路の林道を下ります。約5時間の行程で会った
人は三人だけでした。駐車場に戻り、民宿のオバサンに挨拶したところ
お茶でもと、言われたのですが、渋滞が気になるので固辞して山を下りる
ことになりました。
結構熊が多いらしく、木の幹に登った形跡見なかったかと聞かれたのですが、
そういうものに対する観察力が無いので、気付きませんでした。この三の瀬
まではバスが無くて、タクシーで塩山から約10,000円だそうです。ここで
暮らす人はいろいろ不便なのでしょう。なかなか都市部に住んでいると
地方の生活の不便さの理解はなかなかできないのですが、いろいろ難しいところ
です。そういうことで、機会があれば訪れて頂ければとお勧めする次第です。
将監峠 - 竜喰山 49分
竜喰山 - 50林班標識 - 将監峠 - 将監小屋 - 三ノ瀬登山口 1時間59分
私のおすすめ:
スノーシュー【ドッペルギャンガーアウトドア】SW-8M
|