2人で3人のレシーバーをカバーできるのか?
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パスカバーの続きですが、
カバー2の弱点はどこか、一言でいえばディープゾーンです。
なんせ2人しかいませんから、
ここへ3人レシーバーが走りこんできたら
カバーする人が1人足りません。
だからといってディープゾーンに3人走りこんでくることを
想定していないわけではありません。
ディープゾーンへのパスというのはロングパスなので
基本的に滞空時間の長いパスになります。
パスの距離が長いほどボールも山なりになる上、
ボールは一旦投げられたら途中でギュイーンと方向を変えることはありません。
そしてセーフティーというのは俊足の選手が務めているので、
守備範囲も広く、ボールの落下地点に素早く駆けつけることができます。
だから問題なし!
なんてことはありません。
やっぱり2人でいつも3人のレシーバーはカバーしきれません。
ではどうすればいいのでしょうか?
カバー2の守り方をもう一度。
攻撃方向↓
○
○○○□○○ ○
CB | OLB | MLB | OLB | CB
________________________________________________________________________________
SS | FS
ここで大事なのは両CB(コーナーバック)です。
この2人は両サイドに広がっているレシーバーがプレー開始とともに走り出したら、
5ヤード以内でバンプします。
バンプというのはガツンと一発かますということです。
レシーバーにすんなりディープゾーンへ行かせないようにして、
クォーターバックとのパスのタイミングを狂わせると同時に、
ディープゾーンを守るセーフティー2人の負担を軽減させます。
ただしこのバンプ、
レシーバーが5ヤード以上進んでからやってしまったり、
パスが投げられた後にやってしまうと
反則を取られるので、走り始めた早い段階でやらなくてはいけません。
あと、レシーバーの方もフェイントかけたりして
バンプされずにスーッと抜いていこうとするので
結構難しいです。
あと、NFLで「タンパ2」などと呼ばれているカバー2のやり方では、
たとえばタイトエンドがディープソーンの真ん中へ走りこんできた場合は、
MLB(ミドルラインバッカー)がカバーする、という方法をとっています。
これも何気に言うは易し、行うは難しですけどね。
要するにいろんなことを想定して対策を立てているわけで、
誰もが自分のゾーンだけ見てあとは任せっぱなしではないのです。
次はパスカバーとブリッツの関係について見ていこうと思います。 |

