針鼠の雑感記

思いついたことをたら〜っと書いております

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空也の最中

僕は割と暑いのには強いと思っていたのですが、今年の暑さは、流石に堪える・・・。体もそうですが頭がおかしくなりそうです。あんまり暑いので、短めライトな記事を。
 
僕はお酒を飲まない。その故か、甘いものが好きである。和菓子洋菓子に拘らず好きである。僕の住む金沢市は茶道が盛んで、お茶菓子にルーツを得た和菓子文化が見事に花開いているのだが、辻口博啓に代表される洋菓子のレベルもそこそこに高いものがある。
 
とは言いながら、平均的に見て美味しいお菓子屋さんがあるのは東京、大阪、神戸、京都といった大都市部だろう。過去の記事でもお察しの通り僕は東京に遊びに行くことが多いのだが、東京で美味しいお菓子屋さんを探すのはなかなかに楽しい。そんな中で、お気に入りの和菓子屋さんがある。
 
『空也』
 
・・・インディゴの夜ではない(東海テレビはDVD化する意向があるんでしょうか?)。銀座にある和菓子屋さんである。どのお菓子ももちろん美味しいし、場所柄歌舞伎俳優や芸能人、財界人や粋筋の御贔屓が多いとも聞いているが、このお店の名物はなんと言っても「最中」。最中自体はどこのお菓子屋さんに行ってもある。取り立てて珍しいものでもない。しかしここの最中は、そんじょそこらの最中とは全く違う。皮のさくさく、中の餡の固くも柔らかくもない「ふんわり」した練り具合、しつこくないさっぱりした甘さ、そして餡の香りがとても良い!いくつでも食べられる、後を引く美味しさ。たかが最中、されど最中。空也の最中は限定生産で、予約をしていないとまず手に入らない。お店が開くと同時に「本日分の最中は売り切れました」という看板が立つくらいの人気商品、大げさに言えば「幻の一品」だ。ごく稀に予約で完売にならずに店頭に出ていることがあるが、これにめぐり合えた方はかなりの幸運である。気の張った先への御挨拶にこれをもっていけば、一目置かれること間違いない。
 
美味しいお菓子は相手を選ばない。ケーキだって渋い緑茶(渋い緑茶を冷やしたのがお気に入り)で食べるとコーヒーや紅茶で頂くのとはまた違った美味しさがある。空也の最中も、濃く入れたコーヒーや紅茶に意外とよく合う。もちろんほうじ茶や緑茶でも全く問題ない。もう少し涼しくなった秋のお散歩がてら、街で美味しいお菓子屋さんを探してみるのも、楽しいんじゃないですか。
 
〜本日の一曲〜
WANDS『時の扉』
僕が初めて自分のお金で買ったCD。そういう意味で思い入れのある曲でもある。飛ぶ鳥を落とすビーイング全盛時代だった。ヴォーカルの上杉昇が「自分が落ち込んだときに前向きになれる曲と思って作った」という話があるとおり、グチャグチャの現在にサヨナラして前向いていこうというメッセージを結構強く感じる。その割にはそれほど明るいメロディーでもなければそれほど明るい歌詞でもないのだが、WANDSといえば・・・という代表曲になった。メディア露出がある時期を境になくなった事や、メンバーの入れ替わりが激しかったこともあり、オリジナルの曲を街中で聴くこともあまりないが、忘れられずにいて欲しい曲である。
 
 

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