ロスト・シネマ通信 (=^・^=)大盛招き猫堂

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2012年2月11日

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「ドラゴン・タトゥーの女」、期待以上のおもしろさ!

 「ソーシャル・ネットワーク」「セブン」のデイヴィッド・フィンチャーは、私の最も好きな監督のひとり。
 
 新作「ドラゴン・タトゥーの女」は、人気ミステリーの映画化であり、ヨーロッパ映画のリメイク。
 
 今日、初日だったので、かけつけました。
 
 オリジナル版の「ミレニアム」は、女優が本当に強烈だったので、あれを超えるヒロインは無理だと思ったけど、フィンチャー版のドラゴン・タトゥーの女は、強烈さよりも、聡明さとセンスの良さで勝負です。
 
 中性的な雰囲気のヒロインの女優(ルーニー・マーラ)がよかったです。着る物やメイクで、ガラリと雰囲気が変わるので、今後、化け系の女優になるかも。
 
 ダニエル・クレイグも、渋くて、かっこいい。
 
 部屋やファッションなども、どこか洗練されていて、そこが「ミレニアム」との1番に違いかもしれない。
 
 音楽ファンとしては、レッド・ツェッペリンとエンヤの曲の使い方のうまさに拍手です。
 
 おっそろしい話なので、オリジナル版を見ていない方は、ぎょっとするかもしれないけど、ハリウッド映画ゆえ、まだ、おとなしい描写になっていた(お子様は見ちゃあかんよ)。
 
 フィンチャー作品としては「セブン」「ファイトクラブ」に通じるところもあった。
 
 ディテールが複雑なので、2度見た方が分かりやすいかもしれない。
 
 脇役もスティーブン・バーコフ、ステラン・ステラスゲルド、ジョエリー・リチャードソン、クリストファー・プラマーと曲者揃い。
 
 フィンチャーは、俳優選びも、本当にうまい。
 
 ジョエリー・リチャードソンは、ヴァネッサ・レッドグレイヴの娘で、実は、以前、NYで取材したことがあるんですよ。
 
 年を重ねて、母に似てきたな、と思いました。いい雰囲気の中年になっていて、英国人の品の良さがステキに見えた。
 
 この映画、できれば、夜、見ることをおすすめします。
 
 朝から見るには、ちょいと、やばいです。
 
 でも、スケールもあるし、エッジもあるし、それでいて、職人芸。
 
 フィンチャー、快調ですね。
 
 次の新作にも期待!

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