keiの観劇日記!

なんだか、忙しいんだよな〜〜〜・・・

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「誰も見たことのない場所」
 
ワンツーワークス#2
9月5日(日)14:00〜 座・高円寺2
 
脚本・演出:古城十忍
 
出演:
奥村洋治、水戸部千希己、藤村忠生、関谷美香子、重藤良紹、越智哲也、
瀬山英里子、増田和、日暮一成、安田惣一、山口ゆかり、濱原よしこ、木村実可
 
 
「自殺はなぜ起こるのか?」
「自殺へと向かう人の心は何を見つめているのか?」
人は、なぜ自ら命を絶ってしまうのか?
「自殺」を語ることは、なぜ今なおタブー視されるのか?
年間3万人超の自殺者が11年も続く日本。
自殺を試みた経験を持つ「サバイバー」、身近な人を失った「遺された者」、自殺に「振り回される者」、そして、自殺対策に乗り出す「立ち上がる者」・・・
人が自殺に追い込まれていく、その背景には何があるのか?
45人にも及ぶインタビューで得た証言をもとに、「自殺」を真正面から赤裸々に見据えた演劇。
 
 
舞台上には様々な「人物」が出てきます。みな、「自殺」にまつわる話を客席に向けて語りかけてきます・・
 
この劇団の代表・古城十忍はじめ、役者陣1人1人が、実際に「自殺」に様々な形で関わった人たちにインタビューをし、その証言をもとにキャラクターを構築し、演じていく舞台。
 
冨士の樹海を彷徨い、死に場所を探す人。その樹海に転がる死体を回収する警察官。父親を自殺で亡くし、それを肯定する息子と否定する母親。
多重債務で返済不能に陥り、自殺を模索する人、その多重債務者を助ける民間のNPO法人の人々。
線路に立ち尽くす女性を轢いた経験を持つ電車の運転手。
ネット上で自殺サイトを立ち上げている人。
「鬱」を患い、虚無感から抜け出せなくなった人。
リストカットを繰り返す女性・・・・・・
 
実際のインタビューをを基にしているので、舞台上で繰りひろげられる「自殺」にまつわる「証言」はすごく生々しい。。
 
どうして人間は自ら死を選ぼうとするのか?「自殺」なんてするのはおそらく人間だけでしょう。
 
止められない「死」の衝動・・
 
 
僕の親友は、部屋に目張りをして混ぜ合わせた薬品によって亡くなりました。
叔父は入院先の部屋の窓から身を投げました。
一昨年、昨年と連続で起きた出来事です。
 
「自殺」はいとも簡単に出来てしまう。しかし、そこまで追い詰められていく「過程」は他人には想像出来ません。
 
本当に苦しんでいる人もいれば、突発的に死を選択する人もいるし。。
 
友人が亡くなった当初、僕は「自殺」というものを否定していました。
あまりに身勝手で、迷惑なことだと思ったからです。
 
けれど、友人の母親に会ったときに、その母親の開放感に溢れた表情を見て、少し心境に変化がありました。
そして、叔父の死。
「苦しむこと」「家族に迷惑をかけること」・・・
それを解決するには「自殺」という選択は、、もしかしたら否定は出来ないのかもしれない、と最近思いはじめています。
これは、あくまでも「自殺」を美化したり推奨したりするつもりは全くありませんので誤解はしないでください。
けれども、そのようにして亡くなった人に対して、「なんでだよ?」とか「自殺は愚かな行為だ」とか思い続けるよりも、「それでよかったんだよ」・・・と思うようにしていったほうが、救われる気がして・・・
 
もちろん、原因によりけりですが。例えば「いじめ」で追い詰められてしまった人に対して、「それでよかったんだ」とは到底思えませんし。。
 
この舞台のために「自殺」についてインタビューされた人たちは、大半が堰を切ったように話を始めるそうです。
みな、溜まっていたものを吐き出すかのように、自身の経験を語るそうです。
誰かに聞いて欲しかった「胸の内」。
 
今回、この舞台を観て、様々な「死のうとする人」への対応もわかりました。
僕が友人にしていた「励まし」、これは一番やってはいけないこと・・・
お酒を酌み交わすとか、仕事を語るとか・・・してはいけないと・・・
ただ近くに、傍にいてあげればいいんだと。話を聞いてあげるだけでいいんだと。・・・なにも出来なかったな。。。
 
 
お芝居の話に戻りますが、この「ワンツーワークス」という劇団は、もとは「一跡二跳」という劇団でして、以前から社会派の骨太なお芝居を見せてくれます。
役者1人1人の技量も確かで、とても素晴らしい劇団です。
 
 
 
 
こころが悲鳴をあげたら、誰かに話してみてください
その人は、きっとあなたのこころを受け止めてくれます
 
誰かのこころの叫びが聞こえたら
そのときはあなたが、しっかり受け止めてあげてください
 
私たちには、こころとこころをつなぐ言葉があります
話すこと、聞いてもらうことで、こころは元気になります
 
こころが元気になれば
忘れていた一番大切なものを、思い出すことができるのです

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閉じる コメント(8)

「そばにいて、話を聞くだけでいい。何も求めてないし、何も与えようとしなくていい。」
鬱の友達がいます。
度々潰れて、ヘルプ信号送ってきます。メールだったり、手紙だったり。
どう接したらいいかわからなくなったときに、学校の保健室で働いてる友達に相談したら、そう教えてくれました。
彼女は、気持ちが上がったり下がったりしながら、なんとか生きてます。
すごい自分勝手で迷惑な思い込みやけど、自分が関わった人には、やっぱり生きててほしいです。
本人には絶対言えないけど。

2010/9/12(日) 午前 0:12 とりい 返信する

自殺をするだけの力があれば生きてゆけますが
他人の言葉が耳に入るときだけだと思います
本当に自殺をすると言うことは私はその人が精神が異常に
なってるんだと思いますよ そんな時に何を言っても
聞いていませんからただ黙ってそばを離れずに
いてあげればもしかして思いとどまるかも知れませんね
頑張れの言葉が一番傷つけますよ
だまってきいてあげることですね。そうすれば肩の荷が下りるかもね

2010/9/12(日) 午前 0:46 TOTSU 返信する

自殺者の数が年々増えていて、深刻な社会問題になっていますが、
日本はこういう問題はボランティア任せで国があまり対応していないような気がしますね。

私の個人的な感覚では、自分が死ぬほど思いつめているときに、
考え方を強制的に改めさせようとしてお説教を言ってくる人がいたら、
「この辛さがなにもわかっていないのになぜ私ばかりを責めるのか」と感じて、更に死にたくなります。
「本人の辛さ」に焦点をあてて話を聴くことをしないと、余計に追い詰めてしまうでしょう。
辛さを理解しないで責めるばかりでは自殺の後押しをしてしまうようなものなので、死にたい人の話を聴くときにはそこを注意しないといけないですよね。
あと、自分が誰かに何かを相談するときには、「誰でもいいから聴いてくれ」という考え方ではなく、本当に信頼できる人を選んで話さないといけないかもしれません。

2010/9/12(日) 午前 10:35 はいね 返信する

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自殺者は年々多くなってるようですね、
周りにも何人かおります・・
残された家族は堪りません。。

2010/9/12(日) 午前 11:11 孫姉 返信する

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とりいさん、ヘルプ信号を送ってきているときには、なるべくそばにいてあげてください。
僕らは、放置しました。
そのうちに、ヘルプ信号は途絶えました。その時点で、僕は焦りだしました。
しかし、信号が送られなくなったときにはもう手遅れな感じでした。
もう、話も出来ず、目はうつろ。
それから傍にいようとしても、確実に遅かったです。
気にかけてくれる「存在」というのは、人間にとってもの凄い重要なようです。

2010/9/13(月) 午後 10:04 keikei 返信する

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とつさん、その通りですね。
「死ぬ勇気があるなら生きられるだろ!」とよく言いますが、自殺は「勇気」とは全く違うものだし、自殺を試みる人はもうその時点で、死ぬということが、最終的な「目標」に変わってしまって、誰が何を言おうと無駄になってしまいます。
ほんとに、ただ、そばにいることというのが重要なんだと気づきました。

2010/9/13(月) 午後 10:08 keikei 返信する

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はいねさん、年間の自殺者が3万人超、交通事故死が5000人超・・・異常ですよね。
僕も説教をかなりしました。
「うん、うん、」と聞くので、調子に乗って説教をしました。なので、結果的には僕は彼の死を後押ししたことになります。
彼は僕を信頼していたのでしょうか?解りません。
ただ、「信頼できる友人」に僕はなれなかったということです。

2010/9/13(月) 午後 10:21 keikei 返信する

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孫姉さん、今、「命」の重みが解らなくなってきている時代なんですかね。
僕も見てきましたが、亡くなった方の「家族」は、その後に会うと、意外にもすっきりとした感情を持たれていたようです。
生きていくのは自分。
楽しく、前向きに、迷惑をかけずに・・・・生きていけたらいいですが。。

2010/9/13(月) 午後 10:25 keikei 返信する

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