闇の中のヨゼフ・ジェンマ氏
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ブログ「カトリックの擁護」の金田さんが、「護教の盾」ヨゼフ・ジェンマ氏の迷走ぶりを紹介されている。 かなり昔にトンデモ系雑誌で取り上げられた「パウロ6世 偽者説」を本気にしている様子や、それをたしなめてくれる人に対して訳のわからない返答をしている様子。 ますます闇に迷い込んでいるようだ。 残念ながらカトリック内には、ヨゼフ・ジェンマ氏のように、少数ながらおかしな陰謀説を信じ込んでいる人々がいる。 本来、カトリック信者は教皇を使徒ペトロの継承者と認め、教皇を中心とした司教団の教導を仰ぐものだが、ジェンマ氏とそのお仲間は、教皇も司教団の言うことも間違っていると主張し、自分たちだけが正しくカトリックの信仰を守っていると信じている。 そんなあり得ない話をどうしてジェンマ氏は信じてしまえるのか? その理由は「私的啓示」というウルトラCだ。 聖母やイエズスから直接メッセージが与えられたとなれば、教皇の言うことを飛び越え、公会議の決定を飛び越え、絶対正しい真理が与えられたと信じこむことができる。 私的啓示が正しいとなれば、バチカンの職員の大多数がフリーメーソンにとって変わられたり、その人々によって教皇がニセモノにすり替えられたり、ありとあらゆる陰謀説が立てられ、教皇を信じなくて良い理由が作り上げられていく。 信仰の中心は私的啓示の主張のみになっていく。 荒唐無稽な内容であっても、 「今は最後の時なのだ。 終末の時には天地がひっくり返るようなトンデモない出来事さえ起こりえる。 自分はとんでもない時代に生まれてきたのだ。 教皇すり替えだって、やつらはそのぐらいするだろう。」 と平気で信じてしまう。 自分がカトリックの基本的な教会論さえ理解していないことにも気づけない。 イエスは最後の時まで教会とともにあるとおっしゃった(マタイ28:20)ことも気づけない。 ご自分の代理として12使徒たちを立てられ、すべての人を教会によって救いに導こうと計画されたことも気づけない。 ペトロに3回も「私の羊を飼いなさい」と託されたことも気づけない。 正しいのは使徒たちの後継者ではなく自分たち少数のグループだと信じ込んでしまう。 マタイ16:18で陰府の門も岩の上に立てた教会には勝てないとおっしゃっているじゃないの。 ペトロがすり替えられたなら、陰府の門が教会に勝ってしまったのではないの? その時点で聖書は嘘つきになってしまうのに。 ヨゼフ・ジェンマ氏に必要なのは、カトリックの終末論を一から学び直すことだと思う。 おそらく彼は今が「最後の時」で、劇的なことが今すぐにでも起こりこの世が終わると信じているのだろう。 彼の頭のなかにある おどろおどろしい終末論が彼から冷静さを奪っている ように思う。 むろん時の終わりはいつ来るかわからないものだ。 でも イエズスが語られたマタイ24章の「私はすぐ来る」という小黙示は、西暦70年にエルサレムの陥落によって成就しているのだ。 雲に乗って来るというのは、神の権威を持って国や人々に審判を下すということだ。 だからイエスを処刑したエルサレムはローマ軍の侵攻によってことごとくやられてしまったのだ。 おそらく様々な私的啓示にすっかり心を奪われているヨゼフ・ジェンマ氏は、自分の霊的感性を過大評価し、私的啓示を信じられる自分こそが他のカトリック信者に勝る恵みを与えられている証拠なのだ、と信じているのだろう。 その幻想の闇から抜けるのは、きっと今の彼には信じられないことだろうが、基礎的なカトリックの神学を学んだり、聖書学や教父学を学んだり、私的啓示以外の分野の地道な勉強で脇を固めることだ。
ま、聞きゃしないだろうけど。 |






はじめまして、
宜しければ、これからブログお友達になってくれませんか?
2008/4/14(月) 午後 9:25 [ ★絢香★ ]
ブログお友達ってなんですか? そちらのブログには全然記事がないようですが。
お友達の内容によってはお断りします。
2008/4/14(月) 午後 9:28 [ angelic feline ]