フランス王フランソワ1世は「Nutrico et extinguo(我は育み、我は滅ぼす)」という銘と共にサラマンダーを己の紋章としました。
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 両生綱 Amphibia
目 : 有尾目 Caudata
亜目 : イモリ亜目 Salamandroidea
科 : イモリ科 Salamandridae
属 : サラマンドラ属 Salamandra
種 : サラマンダー salamandra
本日は、小熊小の通うプレスクールのField trip(遠足)がございました。
糟糠の妻が付き添いまして、たくさんの興味をそそられる写真を撮ってまいりました。
記事アップの予定は全く無かったのでございますが、珍しい写真があれば書きたくなるもの。
『Nature Centerのサラマンダー』という記事を。
またまた長い記事でございます。
【Croydon Creek Nature Center】
852 Avery Road (off Baltimore Road), Rockville, MD 20852
サラマンダー(Salamander)
脊椎動物の両生類のうち、有尾類(有尾目)に属する動物の英名。
ラテン語で「山椒魚」を意味するサラマンデル、サラマンドラとも呼ばれることがあります。
日本語に訳すときには、そのため『サンショウウオ』とされる場合が多いのですが、サラマンダーは、イモリ亜目とサンショウウオ亜目を区別せずに呼ぶ言葉であるため、日本のサンショウウオの仲間で無い場合がほとんどであります。
主に陸棲傾向の強い有尾類を、サラマンダーと呼び、水棲傾向の強い有尾類を日本語のイモリに相当するニュート「〜newt」と呼びます。
この『サラマンダー』
16世紀の錬金術師パラケルススが、著書「妖精の書」で言及した精霊であります。
特に『ファイヤー・サラマンダー:有翼の火トカゲ「ピュラリス」』を、四大元素(地水火風)のうちの『火』を司る精霊、四精霊のうちの一つに数え挙げたのです。
それまでは人間型、特に女性の姿の火精という観念もあったようですが、これ以降は火の精はトカゲあるいはサンショウウオの形という考えが一般的になりました。
ただしパラケルスス自身は四精霊は人間に近い形と考えていたようです。
『火』を司る精霊は、手に乗る位の小さなトカゲのような姿をしており、燃える炎の中や溶岩の中に住み、炎の中で自在に動くことができる反面、この炎から離れて生きることはできません。
なぜ『火』を司る精霊なのか・・?
『ファイアサラマンダー』は、身体が粘液でヌラヌラと常に濡れていることから、体温があまりに冷たいため火を寄せ付けず、あるいは時に火を消し去るとも言われております。
さらには反対に「火を燃え上がらせる霊能」を持つとも言われております。
事実、ゾロアスター教徒は聖火を高く燃え上がらせるためにサラマンダーをくべました。
薪の隙間に入り込んでいたファイアサラマンダーが、その住居ごと火にくべられ、体液が多いためすぐには焼け死なずに逃げ出す様からそう信じられたらしいのです。
アリストテレスやプリニウスのような古代の権威もそのように記述したため、長らくそれは確かなことであると考え続けられました。
転じて象徴としてのサラマンダーは、【苦難に負けずに貫き通される信仰】や【熱情にとらわれない貞節】【善なる火を燃え上がらせ悪なる火を消し去る正義】を表すとされております。
この動物は、また錬金術に欠かせぬ「火」を司ることから、『錬金術』そのものの象徴とも見なされました。ゆえに、錬金術師たちはこの「火トカゲ」を崇め、奉り、その存在を信じてきたのです。
実在を疑わぬ人も多くいました。
実在が信じられた根拠の一つは、「サラマンダーの皮」と称するものがヨーロッパじゅうに広く出回ったことによるものだそうです。
実際のところ、その正体は精霊の皮でも何でもなく石綿(アスベスト)の布に過ぎないわけですが、人々は『火を食べて熱に強くなったトカゲの皮』と信じたのです。
松井正文著『両生類の進化』(東京大学出版会)
Wikipediaなどを参考とさせていただきました。
糟糠の妻いわく、小熊小・・
またまたかぶりつきで、大いに楽しんだそうでございます。
「家で飼いたい。」
いつものことですが、案の定帰ってからつぶやき続けたそうです。
【苦難に負けずに貫き通される信仰】や【熱情にとらわれない貞節】【善なる火を燃え上がらせ悪なる火を消し去る正義】を表す『ファイヤサラマンダー』
小熊小もなかなか良い趣味をいたしております。
他にも、いくつか爬虫類の写真がございました。
それは、また違うお話で。
では ごきげんよう!
サラマンダー
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"サラマンダー”初めてお姿を拝見しました〜
紋章から感じた可愛いらしいイメージと一致しています。
四精霊・地火水風(違ったかな?)のうちの『火』を司る精霊ですか・・
読ませていただいて納得です〜
小熊小くんの好奇心・・輝いていますね〜ピカッ☆
↑もうすでに小熊小くんの中でピカッ(火の精霊が)っと光って見えます♪
『ファイヤサラマンダー』にポチ!
2008/4/11(金) 午後 3:21
四精霊・地火水風は記事で四大元素(地水火風)として紹介されておりました・・すみませ〜ん!
重複でした〜おバカな私です。
2008/4/11(金) 午後 3:26
サラマンダーという言葉は何度か聞いた覚えがありましたが、こういうものだったとは……。可愛らしいというか、ユニークというか、面白い動物ですね。多いのかと思いきや、掌に載せるとこんなに小さいんですね。このからだなら、たしかに火を寄せ付けないように思えます。
2008/4/11(金) 午後 9:44
サラマンダー可愛いんですね!勉強になります。
どうも昆虫とか苦手なんですが(笑)ちょっと興味が出てきました。
サラマンダ〜〜
2008/4/11(金) 午後 10:25
最初に写真を見たときにヤモリ(gekko)かと思ったのですが、ヤモリはもっと平たい感じがしますし、こんなにヌルヌルしてないですよね。
『火』を司る精霊・・・なんて神秘的なんでしょう。素敵な男性に出会ったら『ファイヤサラマンダー』と唱えることにします。
2008/4/11(金) 午後 11:55
サラマンダー、小さくて可愛いんですね(´艸`❀)確かにこのヌルヌルした身体、火を寄せ付けなさそうですね☆小熊小君、好奇心旺盛だな〜♪♪ファイヤサラマンダーを飼いたいとは・・・さすがですっ!
2008/4/12(土) 午前 3:27 [ asamii77 ]
サラマンダー小さいんですね。
小熊小君楽しい遠足だったんですね。
そのうち家中に小動物が増えそうな予感。
2008/4/12(土) 午前 8:55
そんなにちっちゃいんですね〜飼いたくなる小熊小ちゃんの気持ちがわかります〜(*^_^*)
2008/4/12(土) 午後 0:57
歌がありますよね。♪サラマンドラ♪サラマンドラ♪火の中の竜…っていうのが。たしか、尾藤イサオさんが、NHKのみんなの歌で歌っていたような気がします。
その歌からも、もっと大きなトカゲを想像してました。かわいいんですね、本物は^^
2008/4/12(土) 午後 4:46
上のエンブレムでは恐竜の様なイメージですが・・トカゲなんですね。でも文章を拝読させて頂きまして、とてもカッコいいなぁ〜と思いました。名前もカッコいいし!トカゲちゃんをもとにこんなストーリーを考えた昔の人はスゴいですね!
2008/4/12(土) 午後 11:12
サラマンダー、
聞き覚えがあるようなと思っていたら歌でした。
なんとも愛嬌のある姿をしていますね。
イモリですが冬場に掘浚いをすると何匹もでてきます。
2008/4/13(日) 午前 8:32
小熊くんやそのお友達・・・・みんなこうした生き物も慈しんで愛して止まないのですね(^^)
サラマンダー、名前は聞いたことがあるような気がするくらいで、その姿を拝見したのは初めてです(*^-^)
濡れた姿がまるで陶器で造られたように輝いて見えます^^
火を司る精霊のお話し、とてもとても興味深いものでした(*^^*)
小熊小くん、サラマンダーをおうちで飼いたいの?
お母様はちょっと怖がっていらっしゃるでのは(´艸`o)
2008/4/13(日) 午後 0:27
サラマンダー、この言葉の響き自体、神秘的な感じがいたします。
勉強になりました。爬虫類大好きなケインです!
2008/4/16(水) 午前 9:43 [ MaxD ]
なんかロマンあふれるお話ですね。
サラマンダー・・・。
かわいいです。 (^∀^) しの子
2008/4/21(月) 午前 3:56 [ しーちゃん。 ]
サラマンダーは、古い時代から、魅力的な生き物だったんですね!
とても可愛いです。
ゲッコーですが、TBさせて下さい。
宜しくお願いします!
ぽち☆
2010/9/3(金) 午前 8:38 [ ロゼリー ]